怪しい人びと の商品レビュー
借りたもの。東野圭吾短編でも苦手だ。文章が好みじゃないんだと思う。一見すると普通の人が実は...ってパターンなんだけど、あまりタネも仕掛けもない感じで、どう読んでいいのかわからなかった。
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短編集ながら、ひとつひとつが印象深くおもしろかった。 「死んだら働けない」「灯台にて」が後味悪くて好みだった。
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バラエティ豊かで東野圭吾「らしさ」に溢れた短編集だと思いました 「コスタリカの雨は冷たい」が1番お気に入りです
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『天使の耳』の解説で、著者の器用さに言及されていたが、本書を読み終わってそのことが腑に落ちる。7つの短編のいずれもが、ひねりの効いたオチが用意されていた。「もう一度コールしてくれ」での野球の判定にまつわる逆恨みは、種目は違えど審判を行っている自分としては悲しい話だった。「結婚報告...
『天使の耳』の解説で、著者の器用さに言及されていたが、本書を読み終わってそのことが腑に落ちる。7つの短編のいずれもが、ひねりの効いたオチが用意されていた。「もう一度コールしてくれ」での野球の判定にまつわる逆恨みは、種目は違えど審判を行っている自分としては悲しい話だった。「結婚報告」では、友人の消息が気になっての金沢行に、やや強引さを感じたが、なかなかスリリングな展開で良かった。蝶の蒐集という趣味が鍵だったとは……
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だいぶ前に読了。 以下、メモ。 俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも部屋を貸すことになってしまう。3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、見知らぬ女が寝ていて…。(「寝ていた女」)あなたの...
だいぶ前に読了。 以下、メモ。 俺は同僚の片岡のデートのために一晩部屋を貸してあげた。その後、そのことを片岡から聞いた2人の同僚、本田と中山にも部屋を貸すことになってしまう。3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、見知らぬ女が寝ていて…。(「寝ていた女」)あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに―。著者ならではの斬新なトリック満載の傑作推理集。
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短編でサクッと読みやすかった。 個人的には「甘いはずなのに」 「もう一度コールしてくれ」 「灯台にて」が面白かった。
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手軽に読める7つのミステリー短編で、どの作品も意外な展開で面白かったです。 寝ていた女 もう一度コールしてくれ 死んだら働けない 甘いはずなのに 結婚報告 灯台にて コスタリカの雨は冷たい 短いながらも予定調和じゃなく、スパイスの効いた内容でした。 個人的には、「甘いは...
手軽に読める7つのミステリー短編で、どの作品も意外な展開で面白かったです。 寝ていた女 もう一度コールしてくれ 死んだら働けない 甘いはずなのに 結婚報告 灯台にて コスタリカの雨は冷たい 短いながらも予定調和じゃなく、スパイスの効いた内容でした。 個人的には、「甘いはずなのに」と「灯台にて」が衝撃でした。 「甘いはずなのに」では、娘の死の真相が焦点です。 事故として処理された娘の死。しかし、主人公は恋人が殺したのではないかと疑いをかけます。 ストーブに燃料がなかったはずなのに娘が発見された時には、半分入っていました。 愛する恋人が犯人⁉︎という展開のはずが、さらに衝撃な展開に短い話ながらも、とても楽しめました。 「灯台にて」では、東北旅行へ一人旅をしに来た友人2人。お互い、別々の旅をするのですが、主人公はある灯台へ出かけます。そこに住む主人らしき男。徐々に見えてくる男の裏の顔。そして、友人を巻き込んで、衝撃の展開へと誘います。結末が、ゾワリとさせられました。 他にも「寝ていた女」も二転三転していく展開は短いながらも、初めのミステリーでガッと心を掴まされました。 どの作品も次第に「怪しい人」へと変わっていく過程は、ゾワリとさせられました。 短編集なので、重厚感はなく、サラリと読みやすいので、何となく物足りなさもあるように感じました。 息抜きとして、初めて東野さんの作品にふれるにはもってこいかなと思いました。
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「東野圭吾」の『怪しい人びと』を読みました。 『探偵倶楽部』に続き、「東野圭吾」の短篇作品です。 -----story------------- 俺は同僚の「片岡」のデートのために一晩部屋を貸してあげた。 その後、そのことを「片岡」から聞いた2人の同僚、「本田」と「中山」にも部...
「東野圭吾」の『怪しい人びと』を読みました。 『探偵倶楽部』に続き、「東野圭吾」の短篇作品です。 -----story------------- 俺は同僚の「片岡」のデートのために一晩部屋を貸してあげた。 その後、そのことを「片岡」から聞いた2人の同僚、「本田」と「中山」にも部屋を貸すことになってしまう。 3カ月後のある日、いつものように、車から部屋に戻ると、見知らぬ女が寝ていて…。(「寝ていた女」) あなたのそばにいる優しい人が、いつの間にか怪しい人びとに―。 ----------------------- 斬新なトリックが満載、でも身近にありそうな怪しい物語が五篇が収録されています。 ■寝ていた女 ■もう一度コールしてくれ ■死んだら働けない ■甘いはずなのに ■結婚報告 ■灯台にて ■コスタリカの雨は冷たい とても読みやすかったので、あっという間に読み切ってしまいました。 ミステリーって、長篇の方が好みなんですが、、、 たまには短篇もイイなぁ・・・ と感じさせる、そんなレベルの高い作品が並んでいましたね。 「ビリー・ワイルダー」監督作品の大好きな映画『アパートの鍵貸します』をモチーフにした「寝ていた女」、ラストシーンで真実が判明し、罪のない人間を怨んでいたことに気付く「もう一度コールしてくれ」と「甘いはずなのに」の三作品が個人的には好みです。
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個人的に短編集はどうしても記憶に残らない割合が高いのだが、この短編は覚えているものが多かった。タイトルの怪しい人びとよりも、『灯台にて』の佑介や『死んだら働けない』の林田係長のような被害者側の無神経さや強い支配意識が興味深かった。『灯台にて』は怖い感情よりもよくやった、という思...
個人的に短編集はどうしても記憶に残らない割合が高いのだが、この短編は覚えているものが多かった。タイトルの怪しい人びとよりも、『灯台にて』の佑介や『死んだら働けない』の林田係長のような被害者側の無神経さや強い支配意識が興味深かった。『灯台にて』は怖い感情よりもよくやった、という思いの方が強かった。 なかなか面白い短編集なのに人気がないのは、あまり良い読後感ではない作品が多いからなのか。
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#読了 東野圭吾さん作品2作目。 んーー?こんな感じなのかな?イメージと良い意味で違った。こちら短編集なので読みやすかった、というのもあるのかも?? 深い謎にハマることも無く(短編集なので)あっさりと、でも面白い文章が読めた、って感じです
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