怪しい人びと の商品レビュー
#読了 東野圭吾さん作品2作目。 んーー?こんな感じなのかな?イメージと良い意味で違った。こちら短編集なので読みやすかった、というのもあるのかも?? 深い謎にハマることも無く(短編集なので)あっさりと、でも面白い文章が読めた、って感じです
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あ〜おもしろかった!特に「寝ていた女」「死んだら働けない」が良かった。短編は展開が早く何か物足りないがスラスラ読めてしまいます。でもやっぱり東野圭吾さんの小説は長編だと再確認しました。
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短編もいいけど、やっぱ東野圭吾の作品は長編でこそ深みが出るものだと思う。面白いけど物足りなさを感じた。
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案外面白かった。 タイトル通り、怪しい物語の短編集。 個人的には『死んだら働けない』と『甘いはずなのに』が好きだった。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
①寝ていた女(★3) ・会社からの横領を企んだ女が宅配場所として利用 ②もう一度コールしてくれ(★2) ・かつて誤審をした高校野球の審判への逆恨み ③死んだら働けない(★2) ・機械のアームによる事故と偽装 ④甘いはずなのに(★2) ・前妻との娘の死を婚約者のせいと誤解 ・真相は主人公の過失致死を庇っていた ⑤灯台にて(★5) ・昔の新聞記事(守主の殺害) ・親友への悪戯 ⑥結婚報告(★2) ・友人の夫の元彼女が死亡 ・犯人である隣人による偽装工作 ⑦コスタリカの雨は冷たい(★2) ・犯人は警官と結託していた
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東野圭吾さんの短編集ー。 フツーな短編集だったよー笑 寝ていた女 自分の部屋をホテル代わりに使われたー もう一度コールしてくれ 「アウト」なのか「セーフ」なのか!! 死んだら働けない もしかしたら、労災での死亡?働きすぎはよくないねー。 甘いはずなのに 大切な娘...
東野圭吾さんの短編集ー。 フツーな短編集だったよー笑 寝ていた女 自分の部屋をホテル代わりに使われたー もう一度コールしてくれ 「アウト」なのか「セーフ」なのか!! 死んだら働けない もしかしたら、労災での死亡?働きすぎはよくないねー。 甘いはずなのに 大切な娘は新妻が殺したのか…いや自分だったのか… 灯台にて ひとり旅をした男の子は、成長できるのかー!! 結婚報告 結婚報告の手紙がなんかおかしくて金沢まで行っちゃう。 コスタリカの雨は冷たい 鳥を見たくて来たのに、強盗に出会っちゃったー。 私なりに一言でそれぞれの感想を書きましたが、 本当に一言だけー。 サクッと本を読みたいときには、ピッタリかなー。 どんでん返しを期待すると、ガッカリかもー。
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If you easily rent a room to a friend, you will be involved in a terrible incident.
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前回の本が面白かったのでその続きを買ってみたが、やはり面白かった。帰ると知らない女が寝ていたり、工場で密室殺人が起こったりと、インパクトの強い作品が多めだった。コロナで部活動がないのは嫌だが、面白い本に出逢えたのは良かった。
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短編集だけどイッキ読みしてしまうほどの面白さ。 「怪しい人びと」と題し、すべでの物語に話の重要な鍵を握る人物が登場し、展開を盛り上げる。そして結末は時としてブラックに、笑
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新装版を購入しようと思いましが、 店頭では無かったのでこちらを手に取りました。 東野さんの作品は好きなので最近の作品は 殆ど読んでいますが、 こちらの作品は初期の頃の作品になります。 最近の長編小説と比べるとかなり違うテイストに感じますが、 短編集らしくそれぞれの作品で切り口...
新装版を購入しようと思いましが、 店頭では無かったのでこちらを手に取りました。 東野さんの作品は好きなので最近の作品は 殆ど読んでいますが、 こちらの作品は初期の頃の作品になります。 最近の長編小説と比べるとかなり違うテイストに感じますが、 短編集らしくそれぞれの作品で切り口が違い ファンタジーのようなSFのようなイヤミスのような ミステリー集になっているので様々なテイストが味わえて楽しめました。 新装版では無いので時代背景が書かれた当時のままなので、 今ならばスマホやメールといったものが当たり前のように登場していてもおかしくないですが、 公衆電話が出てきたり、金沢へ旅行に行くのに今だったら 新幹線一本で行けそうなのに特急で途中の駅で乗り換えて移動したりしていて、所々で懐かしい時代に タイムスリップしたみたいなのがかえって良かったです。 どの作品のラストでも何だか背筋がゾクゾクとするような 終わり方でなかなか癖になるようなものばかりでした。 印象的に残ったものは、 デート用に貸していた自宅の部屋を同僚に貸すことに なってしまったある日、部屋に戻ってみると 見知らぬ女がベッドに寝ていたという「寝ていた女」。 甘いはずの新婚旅行が一転してしまいそうなムードに なっていくけれど、老夫婦のある言葉によって助けられるという「甘いはずなのに」。 一つの罠だけでなくそれをまた罠にかかったような トリックにさすがだなと思ってしまいました。 そして幼馴染の男性とそれぞれ東北旅行をした。 その時に灯台へ泊めてもらった。 そしてある事実を伏せたまま幼馴染にも 紹介してみたところそこで経験したことが 古いアルバムに映し出されているという「灯台」。 これがイヤミスのようで何とも言えない余韻でした。 灯台であった出来事もさることながら、 二人の関係も意味深です。 一番印象的だったものは「結婚報告」。 級友から結婚報告する手紙が届き同封された写真に 写っていた女性の顔は全くの別人。 まさかの展開に一転二転とさせられて ラストの結末には唸らされてしまいました。 これぞ東野ワールドの原点とも言える作品でした。 最近の長編小説と比べると やはり少し内容が薄かったり表現の仕方に薄さが あったりと粗削りのような部分もありますが、 短編集らしい潔さのある切り口で 身近にありそうな題材でもありどれも気楽に読めて 十分の楽しめた短編集でした。 これからもまた新刊と共に 初期の作品もどんどんと読んでみたいと思います。
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