クロスファイア(上) の商品レビュー
家にあった母の本を読ませてもらった。(勝手に) パイロキネシスといういろんなモノを燃やしてしまえる超能力を持った女の人の話。 これは映画にもなったし、有名なスティーヴン・キングのなんとかっていう話の日本版みたいな感じだった(読んでないが)ので内容はよく覚えてる。 でも警察が関わる...
家にあった母の本を読ませてもらった。(勝手に) パイロキネシスといういろんなモノを燃やしてしまえる超能力を持った女の人の話。 これは映画にもなったし、有名なスティーヴン・キングのなんとかっていう話の日本版みたいな感じだった(読んでないが)ので内容はよく覚えてる。 でも警察が関わる話はやっぱりちょっと…(頑固)
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映画にもなった、宮部みゆきの代表作ともいえる作品。パイロキネシス(念力放火)を持った女性やをはじめ、超能力者について描かれている。これを手に取ったのが小学生の頃で、興味を引く題材だったこともあってすらすらと読めました。
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超能力物。主人公の力に対する嫌悪感と絶大な力を持つが故の傲慢さのようなものがせめぎあってて…悲しさが残るお話。
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パイロキネシス(念力発火能力)を持つ女は「悪」を討つ。 残虐非道な悪事をはたらく人間、それを滅する事を使命とした能力者。 マスコミに出ないだけで、凄惨な事件はごまんと存在するでしょう。 そういう事をする人間は、死んでしまえばいいと思ったりもします。 もし、自分に主...
パイロキネシス(念力発火能力)を持つ女は「悪」を討つ。 残虐非道な悪事をはたらく人間、それを滅する事を使命とした能力者。 マスコミに出ないだけで、凄惨な事件はごまんと存在するでしょう。 そういう事をする人間は、死んでしまえばいいと思ったりもします。 もし、自分に主人公と同じような能力があったら、同じ事をするかもしれない。なんて読書中何度も考えました。 道徳心とは? 強い能力(位置、立場、権力)を持った時点で、常人とは違うはずです。歴史がそれを語っているでしょう。 人の死ほど客観的な物は無いですし、それが「死んで欲しい人間」に対するものなら、一層です。しかも誰にもばれない、咎められないなら。むしろその「死」で誰かが救われるなら。 それは善行ですらあるかもしれない。 ぞっとしないけれど、読書中何度も悪が死んでいく様を見ていて「気持ちいい」と感じました。 ただ、「死」がそんな簡単な物なのか、と疑問がよぎらないといえば、嘘になります。この不可思議なもやもやは何だろう。 下巻で、おそらくそれが説明されるような気がします。宮部さんの本は、そういうところで安心して読めるから好きです。
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