幻色江戸ごよみ の商品レビュー
070710。宮部みゆきの江戸モノ短編集。町人目線からの江戸暮らしはまた味わいが違います。やりきれない話もあったり、宮部さんの中では地味めでしょうか?図書館で借りたのですが、なんと、読んだことのある本でした。こういうことがない様にこのブクログを始めたのですが。。。
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宮部みゆきの江戸時代物。彼女お得意の物の怪、少年や少女が主役のお話が「こよみ」の順番で12並んでいる。哀しい話もあるし、心温まる話もある。これだけ色々なパターンを並べられる作者も相当だ。しかし、同じ作者の時代物短編集だったら、他のものの方が好きかも知れない。やはり核となる人物がい...
宮部みゆきの江戸時代物。彼女お得意の物の怪、少年や少女が主役のお話が「こよみ」の順番で12並んでいる。哀しい話もあるし、心温まる話もある。これだけ色々なパターンを並べられる作者も相当だ。しかし、同じ作者の時代物短編集だったら、他のものの方が好きかも知れない。やはり核となる人物がいると、話がまとまりやすいような気がする。【2007年4月9日読了】
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「生きるていうことは、ままならないもんなんだよ」を地で行く短編集。 宮部みゆきにこういうもの描かせると右にでるものはいないんじゃなかろうか。
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【Growing Reed】(2007/02/25「人間は時代で変わりますか?」)にて、著者の宮部さんをゲストに迎え、読んだと告白。
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ほっと心あたたまるお話、「器量のぞみ」がお気に入りです。お信の葛藤になぜだかものすごく共感できる(笑)こういう軽い短編集も好きですが、そろそろぼんくらのようなストーリーものも読みたいかも。
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短編時代小説集。 オカルトあり、推理ありと、バラエティに富んでいる。どれもひねりの聞いたエンディングで、心温まるストーリー(「鬼子母火」や「器量のぞみ」)があるかと思えば、なんともやりきれない気持ちにさせる「紅の玉」や「侘助の花」なども。あと、この人の文体はリズムが良くて、会話文...
短編時代小説集。 オカルトあり、推理ありと、バラエティに富んでいる。どれもひねりの聞いたエンディングで、心温まるストーリー(「鬼子母火」や「器量のぞみ」)があるかと思えば、なんともやりきれない気持ちにさせる「紅の玉」や「侘助の花」なども。あと、この人の文体はリズムが良くて、会話文も自然で、とても読みやすい。
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江戸の下町を舞台にした時代物の短編集。 怪奇的な現象を通して,切ない人情が描かれる。 そこに人間関係の表裏が巧みに表現されている。 個人的には「庄助の夜着」,「首吊り御本尊」, 「神無月」が良かった。
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季節に合わせての12編の短編からなる物語。宮部みゆきさんの時代物は、ほろりと温かいものから、物悲しいものまで、とても味わい深くて、すっかりハマってしまいました。時代物だと、あり得ない物の怪の類の話も、何の拘りもなく読めてしまいます。取り付いた怨霊のせいで、美しい物を美しいと思えな...
季節に合わせての12編の短編からなる物語。宮部みゆきさんの時代物は、ほろりと温かいものから、物悲しいものまで、とても味わい深くて、すっかりハマってしまいました。時代物だと、あり得ない物の怪の類の話も、何の拘りもなく読めてしまいます。取り付いた怨霊のせいで、美しい物を美しいと思えない一家のお話「器量のぞみ」がお気に入り。
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ノスタルジックホラー? 江戸を舞台にした、ちょっと恐くて切ない短編集。 これ一冊読みきって思うのは、やっぱり恐いのは、幽霊より妖怪より人間なのかな、と。 首吊りご本尊さまがかなり好き。ご本尊様にお会いしたいです!かわいいよ(笑)
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怖くないホラー、という感じ。さっくり読了。「江戸時代」の「江戸」の町に住む人たちが、この本の中では本当に生きてる。 個人的には、「まひごのしるべ」が切なくて、好き。
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