ホテル・アイリス の商品レビュー
レビューはブログにて。 http://tempo.seesaa.net/article/41859677.html
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レストランのシーンでは、息がつまる。 最後、彼はああするのが一番よかったんだと思う。それ以外に、方法はないから。
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少女と初老の男性の関係が、小川洋子らしい壊れ方で官能、SM、純愛、醜さ…色んな要素を詰め込んで描かれている。エロティックでドキドキ。でも全然いやらしくない。苦手な人は苦手かも。SM苦手な方はお薦めしない。
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ホテル・アイリスの少女と、初老の翻訳家との物語。 “博士の愛した数式”の作者だけど、 全然イメージ違う。 これもまた、愛のカタチ? でも…ごめん、これ無理。 なんか消化不良だゎ。。
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06/09/19読。 小川洋子らしい 壊れ方だと思った。 ラスト靄がかかったような 感じなのに、 きっとまた小川洋子にひかれて新刊を買う。そういう魅力。
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「博士の愛した数式」でおなじみの小川洋子が書く非現実なエロティシズム。陰湿な性の書き方は大衆向けとは言いづらいはずなのに、ホテルの店番から解放された少女が、まるで太陽の下で裸になるように大胆で欲望にまっすぐ従っていく様子は、大理石像のビーナスのヌードを見てる気分になる。 よく見る...
「博士の愛した数式」でおなじみの小川洋子が書く非現実なエロティシズム。陰湿な性の書き方は大衆向けとは言いづらいはずなのに、ホテルの店番から解放された少女が、まるで太陽の下で裸になるように大胆で欲望にまっすぐ従っていく様子は、大理石像のビーナスのヌードを見てる気分になる。 よく見ると中心は複雑でえぐい色で固まっているのに、ひとつとしてはとてもシンプルでキレイなのは、小川洋子の書き方だなあとほれぼれ。
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「人を不気味な気持ちにさせる色だった」とラスト近くであったが、まさに不気味な話しだった。静かに物語が進んでいく辺りはらしさ全開で、安心して読み進められた。
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他の著作でも度々登場する著者が惹かれているのであろう様々な舞台道具やイメージで彩られた、静かで官能的な一編。
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小川洋子の独特な文体で描かれる、少女と老人の狂気なひめごと。誰しも心の奥に潜んでいるであろう欲望を、いとも涼しげに書いちゃった 。・゚・(ノ∀`)・゚・。 照れずに本音、好きよこういう世界 |彡サッ
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優柔不断な主人公にも、主人公と関係を持つ初老の翻訳家にも全然共感出来ないのに不思議と引き込まれてしまうのです。。
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