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塗仏の宴 宴の支度 の商品レビュー

3.9

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    38

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京極堂シリーズ6巻目…

京極堂シリーズ6巻目。次巻の「宴の始末」に向けての助走となる短編6つ。短編と書いたが、本が厚いので、短くはない。

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新興宗教、占い師、催…

新興宗教、占い師、催眠術がぞろぞろ出てくる。京極キャラクター総出演。

文庫OFF

宗教とか洗脳に催眠術…

宗教とか洗脳に催眠術、これでもかと言うぐらい混乱しました。ちょっと疲れる。

文庫OFF

難しいけど、面白い。…

難しいけど、面白い。おおまかにストーリーを説明できない複雑さです。読むと京極世界にどっぷり嵌まってしまいます。

文庫OFF

おすすめ

この分厚さで、まだ「支度」!?早く続きを教えてくれーっ!……と読者を叫ばせたいのだろうか。とりあえず「宴の始末」も手元に置いて、集中して一気に読むことをお薦めします。それにしても気力を使う小説だ。

yoko

2024/04/22

久しぶりに京極夏彦を読んだが圧倒的物量!! 本が鈍器と言われていたなぁと改めて思い出した、、、、 これまでのシリーズとは違い2巻構成の妖怪オールスターと言った感じで読み応えが非常にあり、よく読まないと頭がこんがらがりそうになったが内容が気になって読んでしまう京極夏彦の文章力、知...

久しぶりに京極夏彦を読んだが圧倒的物量!! 本が鈍器と言われていたなぁと改めて思い出した、、、、 これまでのシリーズとは違い2巻構成の妖怪オールスターと言った感じで読み応えが非常にあり、よく読まないと頭がこんがらがりそうになったが内容が気になって読んでしまう京極夏彦の文章力、知識力がすごい。

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2024/04/20

今までで1番頭がとっちらかった百鬼夜行シリーズかも。京極堂の蘊蓄も難しかった…。神様とか天皇の名前出すぎやねん。論文か! どこが事件の肝なのか整理できないので、自然と力を入れて読む箇所が判断できないというか、山場がないというか。ぐちぐち書きながらも結局は面白いという感想に落ち着く...

今までで1番頭がとっちらかった百鬼夜行シリーズかも。京極堂の蘊蓄も難しかった…。神様とか天皇の名前出すぎやねん。論文か! どこが事件の肝なのか整理できないので、自然と力を入れて読む箇所が判断できないというか、山場がないというか。ぐちぐち書きながらも結局は面白いという感想に落ち着くのでスゴイ小説です。どう始末をつけるのか。

Posted byブクログ

2024/04/16
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最後の茜さんが衝撃的でしたね。 私、同じ名前なのですよ、漢字まで。そして、お風呂に入りながら読んでたんですよね。そしたらお風呂で、なもんですから、怖くなってマッハでお風呂を上がりました。 あと敦っちゃんも心配なところ。一旦軽い読み物を挟んで、始末してもらいましょうか。

Posted byブクログ

2024/03/21
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前作を読んだ時は茜さんに対して複雑な感情を抱いていたが、今作ラストでこんな事になってしまい、何とも可哀想な気分になった。 今回は催眠術が肝ということで、おそらく関口にも催眠術がしっかりかけられているのだろう。種明かしの後編が楽しみ。

Posted byブクログ

2024/01/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

 個人的な百鬼夜行シリーズ再読キャンペーン6冊目。  鵼の碑読了を期に、もう一度初めから読み返そうとしたものの、どこに置いたものやら過去作が見当たらず、仕方なく近所のブックオフでも行ってみるかと思い立ち、京極夏彦コーナーに赴いたものの数が少なく、とりあえず目に付いたものを買ってきた。で、塗仏の宴まで来たところで、上下で買ってきたら中があって、仕方なく電子書籍で購入して読み終わったものの、どうもしっくり来なくて改めて確認したところ、なんと上だけ「宴の始末」だったという体たらく。いや連作短編だし繋がってない気がするのも、まあそういうもんかと思った、という言い訳。上だけ買うかとも思ったけど、確実に、ということでノベルス版を。  さて、ということでようやく本筋の感想。塗仏の宴に関しては全くというほど記憶に残っておらず、なんでだろうと思っていたのだけど、再読して、なんとなく原因が分かった。いつもにも増して混迷で胡乱な京極節が炸裂しており、一つ一つの事件が小粒な連作短編ということもあって、余計に記憶に残りにくくなっていたのかなと。どことなくとっ散らかっていたように感じられるのは、「そういう風に」デザインされているからだと思う。ただ、重厚長大な京極文でやられると、流石に記憶は雲散霧消しちゃうのだな。  あと、絡新婦の理の感想で書き忘れていたけど、猫目洞のお潤さんがとてもいい。気風が良く賢い姐さんキャラほんと好き。そんなお潤さんだけでなく、狂骨の夢でお気に入りだった朱美さんも登場していたのに記憶に残っていないのは、京極作品の中で多分一番好きな織作茜が最後を締めたのが大きいのだと思う。そして、このあまりにも悲劇的な結末に晒され、それも記憶からこの作品を消してしまった要因かもしれない。サブキャラクターとして、もっと登場してほしかったな……。絡新婦の理から時間を置かずに読んだので、続編としてあの結末に至るのはあまりにも哀しすぎる。  とりあえず本書を読んで、塗仏の宴がどういうお話だったかは漠然と思い出した。「宴の始末」はノベルス版で準備済みなので、どういう結末だったか楽しみ。

Posted byブクログ