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塗仏の宴 宴の支度 の商品レビュー

3.9

91件のお客様レビュー

  1. 5つ

    22

  2. 4つ

    38

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2023/10/08

登場人物が好きで読んでいたり。 読み直しなのと実際読んでるのは電子版の方なのですがこちらで…。 覚えてないので続き気になる。 分からない文字が多くてなかなか進みません、ゆっくり読んでますがじわじわ読み進めるのも楽しいです。

Posted byブクログ

2022/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ミステリに催眠術はずるだろう、と。多少思い違いをさせるとか、一部記憶の混同を起こさせるとかだったらまだ納得できるけれど、まるまる消去したり行動を完全に制御したりというのはオカルトの領域で、むしろそこにこそ京極堂はきりこむべきなんじゃないか?だいたい記憶が信じられないのであれば、何一つ事実なんてない。事実がなければ論理の組み立てもできない、そんな砂上の楼閣の上にはミステリは成立しないだろう、とそんなことを思いながら読んだ。

Posted byブクログ

2022/11/27

【2022年37冊目】 2012/11/01に読了しており、およそ10年振りに読んだことになります。これまでのシリーズに出てきた登場人物がちょこちょこ出てくるのが楽しく、全てを巻き込んで行われる宴の支度にドキドキが高まって行ったところで「支度完了」となりました。相変わらず京極堂の...

【2022年37冊目】 2012/11/01に読了しており、およそ10年振りに読んだことになります。これまでのシリーズに出てきた登場人物がちょこちょこ出てくるのが楽しく、全てを巻き込んで行われる宴の支度にドキドキが高まって行ったところで「支度完了」となりました。相変わらず京極堂の話は難しくて、関口さんや木場さんの相槌もあるものの「?」となりながら読んでいました。後半も楽しみに再読します。

Posted byブクログ

2021/06/09

犯罪は大きなものほどなかったことにされる。 レギュラー達が事件に巻き込まれていく。 憑物落としも一人あったが、事件が解決するわけではなくヒントになる程度。 幾ら戦争だからといって普通な出来ないことも、国体を信じてやってしまった、隠蔽、信念、洗脳――戦争で学んだはずなのに今も形を...

犯罪は大きなものほどなかったことにされる。 レギュラー達が事件に巻き込まれていく。 憑物落としも一人あったが、事件が解決するわけではなくヒントになる程度。 幾ら戦争だからといって普通な出来ないことも、国体を信じてやってしまった、隠蔽、信念、洗脳――戦争で学んだはずなのに今も形を変えて。 「遠回しだし物腰も柔らかだけど、脅迫である」ことも、言葉をソフトで「語義が複層的で如何とでも取れる」ようにし「語感だけで罷り通る」ものにしてごまかすことも多い。 ■洗脳の手法、気とニュートン&プラシーボ効果、武道と洗脳「初めの一撃」

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2021/04/30

妖怪に詳しくなったようなそうでもないような?後半である始末もまとめて読んだので、この巻だけの感想が思い出せない。小さな事件の解決?があった事や色々なお話がとっ散らかる巻でしょう。

Posted byブクログ

2021/02/08

ぬっぺっぽう、うわん、ひょうすべ、わいら、しょうけら、おとろし、塗仏の妖怪たちがモチーフに使われ、各モチーフごとに話が進んでいく。それぞれの話で主人公達は事件に巻き込まれていくのだが、それぞれの話に詐欺を行う怪しい団体が絡んでくる。別々に話が進んでいるはずなのに、どの話にも同じ場...

ぬっぺっぽう、うわん、ひょうすべ、わいら、しょうけら、おとろし、塗仏の妖怪たちがモチーフに使われ、各モチーフごとに話が進んでいく。それぞれの話で主人公達は事件に巻き込まれていくのだが、それぞれの話に詐欺を行う怪しい団体が絡んでくる。別々に話が進んでいるはずなのに、どの話にも同じ場所が出てくる。そしてそれぞれの怪しい団体はその場所を取り合うように策をめぐらす。その場所に一体何があるのか?何が隠されているのか?と壮大なスケールで一点に集約していくのがただただ面白かった。1作目以降のキャラも容赦なく出てくるし、とてつもないスケールになってしまい最早相関関係がわけわからんくなってしまったのでまたいつか再読しようと思う。てかこんな構成の物を書けるなんて実は作者が妖怪なんではなかろうか?と勘ぐってしまうわ笑 面白いわ。

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2020/07/23

2012年に続き、2020年の今、再度読み直してる。 3回目みたい… 初回は読み切れなくて諦めたらしい… 絡新婦の理に登場した織作茜 狂骨の夢に登場した朱美 今回、京極堂シリーズを一気読みしてるので話が繋がって面白いね。 宴の始末も楽しみ

Posted byブクログ

2019/09/07

あまり関係がなさそうな短編がつながっていく。多くが怪しげな宗教的な団体が関わっている。関係なさそうな事柄が最後にまとまっていくのは、このシリーズのひとつのパターン。長すぎ、重すぎで一部走り読みになってしまった。おそらく最後の最後の部分は頭が大混乱に陥るのが今から目に見えるようだ。

Posted byブクログ

2016/03/02

百鬼夜行シリーズ6作目、宴の支度。 一つ一つの物語が徐々に繋がっていくのが面白かった。短編仕立てになってるから、今までに比べると割と読みやすかった気がします。おなじみのメンバーに加え、今まで登場してきたキャラもたくさん出てきて、オールスターの様相。また一から読み返したくなりますが...

百鬼夜行シリーズ6作目、宴の支度。 一つ一つの物語が徐々に繋がっていくのが面白かった。短編仕立てになってるから、今までに比べると割と読みやすかった気がします。おなじみのメンバーに加え、今まで登場してきたキャラもたくさん出てきて、オールスターの様相。また一から読み返したくなりますが、このシリーズはひとまず全部ノベルスで読んでから流れを掴んでもう一度分冊で読むことに決めている。 榎さんが相変わらず痛快でかっこよかった。京極の蘊蓄は聞き手が木場修だとわかりやすい例えで言い直してくれるのがありがたい。そして、冒頭のあれがまさか前作の彼女だったとは…関君一体どうなっちゃうの!? これだけ長いのにまだ支度。圧巻の風呂敷畳み期待してます。始末へ続く。

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2014/06/09

過去の登場人物がわんさか祭り。 上巻にあたる本作は章仕立てになっており過去の作品より読みやすい。ただ、歴代の登場人物がわんさかなのでそこだけ注意。 催眠術と本末転倒。 山中の消えた村の謎。薬売り。 何が怖いってクソ分厚い京極本が上下巻に別れてるってとこがね!

Posted byブクログ