アムリタ(下) の商品レビュー
みんな好き。スピリチュアル的な人を信じたくなった。 素直さ、率直さを見習いたい。真由が由男に「大きくなったね」って言うシーンが泣ける。
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表現がすごくきれいで、空気感がいい。 要所要所に「あ〜こういう感じわかるなぁ!」という所があって読みやすかった。
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登場人物の名前を毎回忘れる。 妹のゆまちゃんが夢の中で、弟に「忘れないで、いろんなことをよく覚えていて。(中略)私はただ急ぎすぎただけ」ってのが、それまでの経緯とか全部ひっくるめて泣けてしかたない。 させ子や、コズミ君や、きしめん、メスマや、色んな人が出てきて、その色んな人が全...
登場人物の名前を毎回忘れる。 妹のゆまちゃんが夢の中で、弟に「忘れないで、いろんなことをよく覚えていて。(中略)私はただ急ぎすぎただけ」ってのが、それまでの経緯とか全部ひっくるめて泣けてしかたない。 させ子や、コズミ君や、きしめん、メスマや、色んな人が出てきて、その色んな人が全部愛しい何故だか。 一番好きな本かも。 上よりも下が好き。
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ばななの作品は、自選選集でも分かれているように、 4つに分類できる。オカルト、ラブ、デス、ライフ。 これは間違いなくオカルトものだ。 私はばななが好きだけど、それはオカルト以外のこと指してた。 『アムリタ』は紫式部賞を取ったやつ。 今更ながら改めて読み直してみた。 断片毎で...
ばななの作品は、自選選集でも分かれているように、 4つに分類できる。オカルト、ラブ、デス、ライフ。 これは間違いなくオカルトものだ。 私はばななが好きだけど、それはオカルト以外のこと指してた。 『アムリタ』は紫式部賞を取ったやつ。 今更ながら改めて読み直してみた。 断片毎で、非常に共感できる。けど、時たま入りきれなくて 流し読みしちゃったりもした。 でも、小説そのものの筋とか、訴えたいこととか正直どうでも よくて、自分の気持ちにぴたっと当てはまる何かが見つけられる ことがすごく気持ちいい。ばななは断トツにそれが多い。 ばななの世界の人間は、汚くないのだ。服を着ていないというか。 分かりやすく言うと、穢れてなくて清らかで美しい。 そして何よりも繊細。敏感ではなく、繊細。 論理や常識じゃなくて、社会や周りじゃなくて、自分が軸で 心と体がつながっていて、とても人間の三大欲求に従順。 「だいたい、100パーセント健康な人なんて、いやしない。 私の孤独は私の宇宙の一部であって、取り除くべき病理じゃないような 気がする。」(上)
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読み終わった瞬間は珍しく雨が降っていた なんとなく上巻のほうが好きだったかもしれない 2009.2.18
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吉本ばななの世界観が好き。 ホンに閉じ込められている空気感が ページをめくるたびに漂ってきて 私を包んでくれる。 心地よいふんわり感がたまらない。
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2008.7/17-31 最近のよしもとばななのほうが好きだな。でもこれがあっていまがある。「何もかもが」「いとおしく」「うつくしい」
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サイパンから帰国した朔美は些細なきっかけで記憶を取り戻した。 弟はそのその事に寂しさを感じ、朔美に対して心を閉ざしていく。 そしてそれが新たな不思議な人との知り合いのきっかけになる。 超能力を持つ女子大生きしめん。 自らも他人に影響を与えてしまう意思の力を持ち、カリフォルニアの施...
サイパンから帰国した朔美は些細なきっかけで記憶を取り戻した。 弟はそのその事に寂しさを感じ、朔美に対して心を閉ざしていく。 そしてそれが新たな不思議な人との知り合いのきっかけになる。 超能力を持つ女子大生きしめん。 自らも他人に影響を与えてしまう意思の力を持ち、カリフォルニアの施設で研究を進めるきしめんの元彼氏メスマ。 初めは誤解やメスマを恐れる気持ちが強かった朔美と弟だが次第に4人は心を許しあう良い友達になる。 それでも時は流れて、永遠というものはないのだ。 中学生になった弟は部活少年になり、不思議な力も薄らいでいくようだ。 朔美も竜一郎に外国で浮気をされたりしながらも、二人の関係は流れながら続いていく。 感想を言葉で書くと薄っぺらくなってしまう。 学校の宿題だったらめちゃくちゃ悩むな〜〜。 無気力の時に「これでもいいんだ」と自分を肯定し、何かをわずかながらでも始められる本。
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目覚めると、何だか頭が重くて熱っぽかった。こんなあったかいところで風邪とは面白くない。 感想:http://tomtomcom.blog73.fc2.com/blog-entry-470.html
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生きていくという事はごくごくと水を飲むようなものだ… この最初に読んだ時の私にはよく理解できていなかったけれど。 でも本当にそんなものなのかもしれないと改めて読み返して感じました。
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