1,800円以上の注文で送料無料

日輪の遺産 の商品レビュー

4

209件のお客様レビュー

  1. 5つ

    57

  2. 4つ

    87

  3. 3つ

    51

  4. 2つ

    2

  5. 1つ

    0

レビューを投稿

2013/12/19

http://blogs.dion.ne.jp/k_nakama/archives/11377160.html

Posted byブクログ

2013/12/17

少し現実味に欠ける気がするものの、歴史小説としてのエンターテイメントはあり。第二次世界大戦なんて、まだまだ生きた歴史であるものの、知らないことだらけ。このストーリーがフィクションかノンフィクションかなんて誰にも断言できないのでは?

Posted byブクログ

2013/10/06

Douglas MacArthur's tremendous war fund was stolen by Japanese Imperial Army in Philippines. Three officers carried out their mission t...

Douglas MacArthur's tremendous war fund was stolen by Japanese Imperial Army in Philippines. Three officers carried out their mission to hide the treasure. they used 35 girls to carry the heavy stuff. After completing the task, all of the middle school students except the head of the class committed suicide to protect the invaluable jewels which should be vital for rebuilding our country. MacArthur discovered the treasure in the end but buried it again after witnessing the skeletonized bodies of the girls. I'm afraid that I don't think this novel was "well-made", but the story itself was so exciting that I read it through without becoming bored, thank you!

Posted byブクログ

2013/09/12

歴史小説はよく読むが第二次世界大戦モノは苦手である。まだ生きている歴史であり娯楽小説として読むには抵抗がある。実は『蒼穹の昴』を読みたかったのだがその前にその原点と言われる本書を手に取る。最初は現代パートの主要登場人物である男三人、女一人になかなか感情移入できず苦戦するが過去と現...

歴史小説はよく読むが第二次世界大戦モノは苦手である。まだ生きている歴史であり娯楽小説として読むには抵抗がある。実は『蒼穹の昴』を読みたかったのだがその前にその原点と言われる本書を手に取る。最初は現代パートの主要登場人物である男三人、女一人になかなか感情移入できず苦戦するが過去と現在が交差する当たりから俄然面白くなる。特に悪徳土地開発業者の金原とその年の離れた妻が前半とは別人のように描かれる。ちょっと変わり過ぎかも。それと金原のモデルは新撰組の人斬り斎藤一か?最後はちょっとグッとくるけど終章は蛇足の感あり。

Posted byブクログ

2013/07/22

帝国陸軍がマッカーサーから奪った財宝はどこへ隠されたのか⁉目の前で逝った老人から託された手帖が、すべての秘密を隠している…! 的なノリかと思うと、それは違います。 ハラハラはするんだけど、活劇モノではなくて、もっと日常的で切なく悲しい。 浅田次郎ぽいなー と思ったら、この...

帝国陸軍がマッカーサーから奪った財宝はどこへ隠されたのか⁉目の前で逝った老人から託された手帖が、すべての秘密を隠している…! 的なノリかと思うと、それは違います。 ハラハラはするんだけど、活劇モノではなくて、もっと日常的で切なく悲しい。 浅田次郎ぽいなー と思ったら、この作品が書けるまで 《極道作家の烙印》 を押されてしまった自分に焦っていたようです。 このままでは自分の未来はとんでもない方向に!そう思って自力で軌道修正、しかもジャンプアップしたことは明白、うーん、凄い創作家だったんですね。

Posted byブクログ

2013/07/20

日輪の遺産とは何か。 序盤から遺産とは何か分かるが、本当の日輪の意味を知った時涙が止まらなかった。 少女達の意思や、このプロジェクトにかける男達の意思の強さに胸をうたれます。

Posted byブクログ

2013/07/01

中盤までの展開は面白かった。 マッカーサーのくだりが遺産よりもずっと空想な印象。 そのせいなのかなんとなく最初期待したよりもずっと軽いミステリーで終わったようでちょっと残念。

Posted byブクログ

2013/06/24

皆の評価ほど、面白くなかったなぁ。 もっと、ハラハラドキドキが欲しい。 出てくる人物が、皆いい人なんだ。

Posted byブクログ

2013/05/25

浅田次郎の歴史ミステリー 終戦直前、直後の時代を生きた人たちの熱く、そして、とても悲しい物語でした。 戦争物は「永遠の0」以来でしたが、本作ではミステリーとして楽しく、そして、悲しく読み進めることが出来ました。 ストーリーとしては、ひょんなことから知り合い、そして、目の前で死...

浅田次郎の歴史ミステリー 終戦直前、直後の時代を生きた人たちの熱く、そして、とても悲しい物語でした。 戦争物は「永遠の0」以来でしたが、本作ではミステリーとして楽しく、そして、悲しく読み進めることが出来ました。 ストーリーとしては、ひょんなことから知り合い、そして、目の前で死んでしまった老人の残した手帳に書かれた秘密の物語と、その手帳を読み解く現在の物語りが交錯する形でストーリが作られていきます。 秘密の物語りは、帝国陸軍がマッカーサーから奪った時価二百兆円の財宝について、それを終戦間際に隠すように命令を受けた将校たちが、どのように実行していったかが語られています。この財宝にかかわって生き、そして死んでいった人々の熱く、悲しいストーリとなっています。 現在の物語は、その隠された財宝を探し当てようとする物語りです。 作中に語られているマッカーサーや現在を生きている主人公側のキャラが個人的にはちょっといまいちだったのですが、それに勝るストーリでした。 財宝は無事隠せるのか?そして隠された財宝はどうなるのか?っとどんどん読み進めることができ、ミステリーとしては十分楽しめる作品でした。 しかし、最後の最後の4ページ。 これは、余計だ、涙でちゃいます。 これも、すべての日本人に読んでもらいたい作品です。

Posted byブクログ

2013/04/21

良本。 「戦争」を知らない自分にとって、戦争で起こったことを知るきっかけになり、戦争っていうものを考えるきっかけになった本。 終戦間際に極秘任務を受けた3人を中心としたストーリー。現在と戦時中を行き来する形で展開するから、読み手も登場人物と一緒にいろんなことを知っていけて、話...

良本。 「戦争」を知らない自分にとって、戦争で起こったことを知るきっかけになり、戦争っていうものを考えるきっかけになった本。 終戦間際に極秘任務を受けた3人を中心としたストーリー。現在と戦時中を行き来する形で展開するから、読み手も登場人物と一緒にいろんなことを知っていけて、話をつかみやすい。わかりやすい。 浅田さんの本は、登場人物一人一人が生きているって感じだからいいんだよなー。キャラが立ってるというのともちょっと違う。「生」が感じられる感じ? 戦時中も戦後も生きてない自分たち世代にとっては、こういう本を通してからしか戦争を感じることはできない。 だからこそ、こういう本は意義があるし、できるだけ多くの人の目に止まってほしいなと思う。

Posted byブクログ