日輪の遺産 の商品レビュー
財宝探しメインと思って読み始めたら裏切られた。 すごく悲しい話なんだけど最後何故か心が温かくなる作品でした。
Posted by
マッカーサーの秘宝にからむ過去・現在という話かな。 どちらかというと「シェエラザード」の方がよかった。
Posted by
初めて浅田次郎さんを読みました(^^)めっちゃ感動しました。゜゜(´□`)゜゜。だんだん繋がってくる感じがとても良かったです?この本から浅田次郎さんのファンになりました?
Posted by
初の浅田次郎作品です。 読み終わったときのスッキリ感が堪らんね。 戦時中の人たちの心情の変化やアメリカが日本をどう捉えていたかなんかもわかるし、歴史小説としても人間ドラマとしても面白かった。 登場するキャラクターの性格も個性的で、一人一人がストーリーの中でしっかりと役割...
初の浅田次郎作品です。 読み終わったときのスッキリ感が堪らんね。 戦時中の人たちの心情の変化やアメリカが日本をどう捉えていたかなんかもわかるし、歴史小説としても人間ドラマとしても面白かった。 登場するキャラクターの性格も個性的で、一人一人がストーリーの中でしっかりと役割を果たしていて、誰も嫌いにはなれませんでしたね。 あと、この作品は南武線が話題の中心になってて、結構なじみのある(?)路線なんで親近感湧きました。 この作品は、浅田次郎が極道小説家から歴史小説家に変貌するきっかけとなった作品らしく、本人曰く、今読み返すと未熟な部分がたくさんあるらしい(オレは全く気付かんかったけど・・・) これより前の作品も、後の作品も、どっちも読んでみたいと思う。
Posted by
初めて、この著者の作品を読んだが、次々と真実が明かされ、どんどん物語に引き込まれていった。敗戦直前の日本、そして現在という2つの時間軸を通じて、戦争の悲惨さ、日本人が忘れてしまった、日本人の美徳とはなにかを教えてくれる作品。
Posted by
二次大戦の歴史は、濃くて、重くて、どうしても読むのに勢いが必要。興味はある。東京に住んでいるから、いろいろな地名を通るたびに、なんとなく気になる。昭和史。 ようやく読み終えたけど、やっぱり重い話でした。 でも悲しくつらい歴史だけど、そこを読ませる著者の筆力。
Posted by
この作品のマッカーサーのキャラ好きだな(笑)。最後の解説にもあるように、浅田次郎さんの作品には「魂」があるように感じる。それと、作中にほんの少し登場するだけの人物にも血が通っている、という指摘もその通りだと思う。壮大な謎解きも大きな魅力のひとつだけれど、登場人物たちが確かに生きて...
この作品のマッカーサーのキャラ好きだな(笑)。最後の解説にもあるように、浅田次郎さんの作品には「魂」があるように感じる。それと、作中にほんの少し登場するだけの人物にも血が通っている、という指摘もその通りだと思う。壮大な謎解きも大きな魅力のひとつだけれど、登場人物たちが確かに生きている、そう感じさせる心理描写や人物描写が、浅田作品の一番の魅力であるように思う。
Posted by
マッカーサーの金塊を日本軍が入手し、それを戦後復興に役立てようという試みがあったという内容の小説です。著者のほかの小説同様、過去と現在が同時に進行していきます。結局どうなのか、というところが、分かりにくいような気もしました。
Posted by
★4か3か迷うところなんだけど、 最初の方の浅田次郎特有の悪ふざけなノリでー1。 私には何故だか浅田次郎のあのノリが好きになれない。 そこがいいと言う人がいるのはわかるんだけど、 なんていうか、オヤジ的な匂いがどうも…。 ま、さておき。 そんなオヤジ臭を除けば、 この人は才能あ...
★4か3か迷うところなんだけど、 最初の方の浅田次郎特有の悪ふざけなノリでー1。 私には何故だか浅田次郎のあのノリが好きになれない。 そこがいいと言う人がいるのはわかるんだけど、 なんていうか、オヤジ的な匂いがどうも…。 ま、さておき。 そんなオヤジ臭を除けば、 この人は才能あるなあと素直に思う。 素直に感心できる点が東野圭吾なんかとは違う。 文章力とか裏打ちされた知識とか価値観とか、 行間に浅薄ではないしっかりしたものを感じるんだな。 この作品も後半になればなるほど そういったどっしりしたものが感じられて ほほう…と感心することしきり。 浅田次郎は良い作家だと思います。
Posted by
キンキラやくざものから脱皮した記念碑的作品だとか。後の「蒼穹の昴」などにつながる歴史に題材をとった読み応えたっぷりの作品でした。
Posted by