マディソン郡の橋 の商品レビュー
「大恋愛」なんて陳腐な言葉では片付けられない ロバード・キンケイドとフランチェスカの4日間の奇蹟。 あー私の数少ないボキャブラリーでレビューは書けませんね。 でもね、こんなことが実際にあったって知るだけで、 地球の真反対にいる知らない人類に対しても愛おしさを覚えます。...
「大恋愛」なんて陳腐な言葉では片付けられない ロバード・キンケイドとフランチェスカの4日間の奇蹟。 あー私の数少ないボキャブラリーでレビューは書けませんね。 でもね、こんなことが実際にあったって知るだけで、 地球の真反対にいる知らない人類に対しても愛おしさを覚えます。 夢を見ているような体験を、長年自分の記憶に残すために、 確実に存在していたと記すために、つないだ一通のメモと 名前が刻まれたネックレス。 地球規模から見た、体験と実感をつなぐために物質に頼る人間に、可愛らしさを感じます。 映画化もされているけど、きっと映画で見たら幻滅するだろうなぁ。
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相手を信じて待つことはとてもつらい。 相手がぜったいに来る保証はないから。 でも、約束は未来だと思う。
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この話は映画を観て知った。そのとき一緒に見ていた母は「ただの不倫の話だ」と言った。私もそうだと思っていた。だけど、同時になぜこの話がその当時そんなに純愛話として取り上げられ、多くの人が涙を流したのかも少し分かる気がした。こんな風に思っていたから、人に貸してもらわなかったらきっと...
この話は映画を観て知った。そのとき一緒に見ていた母は「ただの不倫の話だ」と言った。私もそうだと思っていた。だけど、同時になぜこの話がその当時そんなに純愛話として取り上げられ、多くの人が涙を流したのかも少し分かる気がした。こんな風に思っていたから、人に貸してもらわなかったらきっと読まなかったと思う。そんな風に始まった。だけど、読み始めてすぐにその物語の中に入り込んでしまった。全ての事象は各各の人の感じ方の違いによって、どのようにも存在しうる、ということを改めて知った。言葉によって、制限してしまうのはこわいし、あまりにも浅はかだと思う。 本にはその本全体に流れる雰囲気というものがある。著者によって違ったり、同じ著者でも全く違ったり。私はこの物語の雰囲気にすっかり乗っかってしまったので、ロマンティックなシーンでは官能的な気分になったし、主人公が自分のどぅしようもない気持ちを伝えたい相手に述べるシーンは胸が張り裂けそうになり、同時に穏やかな気分にもなった。だから、途中で何度も涙が出そうになったり、実際に涙が止まらなくなったりしたのでしょう。多くの人がそうであるように、私にもまだこんな気持ちがあって良かった。
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大人の男女の静かで激しい思いに満ちた恋愛小説。ラストはやっぱり泣いてしまいました。 1993年
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中学時代に仲のよかった先生が転勤するときに私にくれた一冊。 短い間でも運命的な出会いって、運命的な恋ってあるんだと思わせてくれた。 現実にあったかもしれない、なかったかもしれない、そういうギリギリのラインの淡々とした文章が更に話を引き立ててくれている。
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コレも流行ってたときに、親が買ってきたのを隠れて読みました。なんかロマンを感じ、暫くうっとりしてしまった小五のワタシ。
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中年のせんこう花火。 恋ってのは年取ってもできるもんやね。 できりゃ、心のつながりだけにしてもらいたかったな。
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