アリスの不思議なお店 の商品レビュー

フレデリック・クレマン(著者),鈴村和成(訳者)

2010/01/30

夢のある本だと思いました。小さい頃に夢見ていたものが沢山載っていて、もう夢を見る年でもないのに夢を見てしまいそうです。

2009/12/04

眺めているだけで楽しいです。小天使の鈴、シンデレラの笑いのかけらとガラスのかけら、セイレーンの髪の毛などおとぎ話に出てくるようなアイテムが写真とイラストとコラージュで可愛く並び、うっとりとした気持ちになります。心地よい詩のような言葉。繊細にして華麗。最後のページを読んで胸がぎゅっうっとなりました。画家、絵本作家の父が娘のためにつくった誕生日プレゼントとのこと。素敵なパパです。

2009/10/26

おんなのこの宝物、それだけしかない！
それだけで、満足でしょ。
一度読んだら目に焼き付いて離れなくなった。

はやく手に入れなきゃ！

2009/10/04

　装丁が素晴らしいの一言に尽きます。
　この本は「（文章を）読む本」ではなくて「（絵あるいは画）を見る本」かと。

2009/10/04

クラフト・エヴィングとか好きな人は好きだろうな。
私はアリスファンでエヴィングファンなので
言わずもがな。宝物みたいな一冊。

2009/10/04

娘のために作った不思議なお店のカタログ。

御伽噺に出てくるものや、実際には存在しない品々について語りかけるように説明している。
ただのマニアックな趣味の本に終わらないのは、子供に向けて子供のために作ろうとしたからだろうなぁ。

引き出しを開けて、コロン、と何かが出てきた感じ

2011/07/15

装丁も中のデザインもおしゃれで素敵な本。こういうの探してくるのが得意な妹が借りてきたので読んでみました。「星の王子様の影」がいちばん欲しいなあ、と思った。

2009/10/07

本屋で目が合って一目ボレしました！

これは作者が娘のアリスのために作った絵本だそうです。
不思議でシュールで素敵だけど毒々しい、魅力溢れるあらゆるものがたくさん出てきます。

私がほしいのは親指姫のゆりかご-これに自分が寝てみたい。
クルミの殻でできていて、すみれのマットレスにバラの花びらのシーツだって。ゆらゆら心地よく揺れて、いい香りに包まれそう。その後人食い鬼の乳歯のページで悲鳴を上げそうになりましたが。きっと当のアリスも叫んだはず！

ところどころに｢アリスどう思う？｣と語りかける場面があるので、実際にお父さんが娘に読み聞かせ、ページをめくるごとにアリスが笑ったりビックリしたりと幸せな親子のひと時をこの本で過ごされたんだろうなと思いながら読むと、なんだか幸せのおすそわけをいただいた気分になります。

アート好きなおともだちへのプレゼントにおすすめ。
｢アリス｣を子どもの名前に置き換えて読んであげるのも楽しいはず。

2009/10/04

繊細な絵とコラージュで表現された世界は不思議で、子供の頃の断片…ビー玉や一見ガラクタのようなものも、楽しい記憶とインスピレーションがあったことを思い出させてくれます。

2012/08/14

不思議な絵本です。読み手（アリス）に対して、語り手(作者)が何か気に入るものをプレゼントしてあげよう、と古い童話に登場するものを次々取り出して紹介していくというお話になっています。
親指姫のバラの毛布とか色々出てきましたが、眺めていると顔が緩んでしまう一冊です。