ポプラの秋 の商品レビュー
何度読んでもいいですね。 あたたかい涙が流れます。 「おばあちゃん」じゃなくて「おばあさん」なのがいい。 千秋の、おとうさんへの手紙もいい。
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小学生の女の子が、大家のおばあさんと接する中で父親の死を乗り越えてゆく物語。老人と子供の関係には特別なものがある。
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ばあさんって、老人って怖いよね。でもあったかいんだ。 →手放すことにしたんだけど、登録されていなかったので、読んだことあるぞ、の記録のために(2012/10/07)
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初めて読んだのは高校生の頃でしたが、大人になった今読み返すとまた違う魅力を感じます。 主人公が仕事の面で迷ってる気持ちとか、今しか分からない描写ですよね。
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大人のために書かれた児童文学と言いたい。母が亡き父に宛てた手紙を大人になった主人公の少女が読む場面は涙(と鼻水)が止まらなかった。死がテーマなので、決して明るい雰囲気の作品ではないけれど、結びがすっきり爽やかにまとめられているので、心地よい読後感を味わえる一冊。
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湯本香樹実のポプラの秋を読みました。夏の庭を書いた人の作品でした。夏の庭は男の子とおじいさんの物語でしたが、今度は女の子とおばあさんの物語でした。お父さんの死に遭遇して神経症的な痛みを覚えている少女が、たまたま引っ越したアパートの大家のおばあさんと出会ってショックを克服していく物...
湯本香樹実のポプラの秋を読みました。夏の庭を書いた人の作品でした。夏の庭は男の子とおじいさんの物語でしたが、今度は女の子とおばあさんの物語でした。お父さんの死に遭遇して神経症的な痛みを覚えている少女が、たまたま引っ越したアパートの大家のおばあさんと出会ってショックを克服していく物語でした。物語ではこの少女は大人になっているのですが、おばあさんが亡くなった知らせを受けて昔の事を暖かく思い出します。この人の描くおじいさんやおばあさんは、ちょっと一癖も二癖もある人たちばかりなので、読んでいて楽しくなります。
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何度でも読み返したくなる本。 千秋に凄く共感できた。お婆さんがとても魅力的。母親の思いが千秋に手紙で伝わったときには本当に感動した。 読み返すたび色んな事を考えさせられます。すごくオススメ。
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「主人公と両親」「主人公とおばあさん」という二つの柱があるけれど、後者が印象的。180ページからの数ページは泣かされます。
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恐るべし、湯本香樹実。 夏の庭を書いた作者です。 恐るべし。 東京マリーゴールドを観て、なんか感動したい!心温まる話が読みたい! と思って、説明会への道中へ携帯しました。 あぁ、面白い。 そして、やってしまった! 子どもが主人公の話はやばい! ・・...
恐るべし、湯本香樹実。 夏の庭を書いた作者です。 恐るべし。 東京マリーゴールドを観て、なんか感動したい!心温まる話が読みたい! と思って、説明会への道中へ携帯しました。 あぁ、面白い。 そして、やってしまった! 子どもが主人公の話はやばい! ・・・。 もう、毎ページ涙腺が緩む。 そして、目をしばたかせてなんとか涙がこぼれないようにする。 鼻水はでるし、でも今はナイスな季節! 花粉症のふりだ! 毎ページごとにインターバルを入れないと、泣いてしまいます。 一気に読んで、最後の10ページは家で。 思いっきり泣いた。 恐ろしいほど。 面白いくらい。 電車で読むには本当にむかない。
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夏の庭よりも、こちらの湿度の方が好き。なんというかじめじめしたところがあって、さわやか過ぎないところがいい。それでいて読み終わるとすっかり心が晴れる感じ。
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