ポプラの秋 の商品レビュー
高1のとき、夏休みの読書感想文を書くために買った本。 感想文の出来は散々で、この話への思いをうまく表現できないことが悔しかった。 死者への手紙を預かって配る約束をしたおばあさん。それに習ってうちの家族もおじいちゃんの棺に手紙を入れてみたけれど、おじいちゃんはちゃんと届けてくれただ...
高1のとき、夏休みの読書感想文を書くために買った本。 感想文の出来は散々で、この話への思いをうまく表現できないことが悔しかった。 死者への手紙を預かって配る約束をしたおばあさん。それに習ってうちの家族もおじいちゃんの棺に手紙を入れてみたけれど、おじいちゃんはちゃんと届けてくれただろうか。
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さらっと読んで、お話を覚えていない…。まあまあだけど、「夏の庭」のほうがよかった、と思った気がする。
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高校の課題図書。当時は、まったく読まず、適当な感想文かいて提出。その後、大学に入ってから読みました。反省。 学校やるじゃん。良い本選んでるよ。ちゃんと読むべきだった。課題図書も読んでみるものです。
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『夏の庭』の湯本香樹実さんの作品。幼い頃に父と死別した主人公の少女が、ひょんなことから庭にポプラの植わる古びたアパートに越してくる。大家である老婆を通して死について考えながら、ちょっとだけ成長していきながら……。『夏の庭』でもそうでしたが、この作者は少年少女が老人と関わることで成...
『夏の庭』の湯本香樹実さんの作品。幼い頃に父と死別した主人公の少女が、ひょんなことから庭にポプラの植わる古びたアパートに越してくる。大家である老婆を通して死について考えながら、ちょっとだけ成長していきながら……。『夏の庭』でもそうでしたが、この作者は少年少女が老人と関わることで成長していく様を描くのが実に巧み、というか、迫るものがあります。文章表現も流麗で、すっと作品に入っていける。きれいで、素晴らしい一冊でした。
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夏の庭と同じく 湯本香樹実の作品。 夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。二人が、ポプラの木に招き寄せられるように引っ越したアパートの管理人は不気味で近寄り難い大家のおばあさん。そのおばあさんが私に奇妙な話を持ちかけた―。18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に、約束を守っ...
夏の庭と同じく 湯本香樹実の作品。 夫を失ったばかりで虚ろな母と、もうじき7歳の私。二人が、ポプラの木に招き寄せられるように引っ越したアパートの管理人は不気味で近寄り難い大家のおばあさん。そのおばあさんが私に奇妙な話を持ちかけた―。18年後の秋、お葬式に向かう私の胸に、約束を守ってくれたおばあさんや隣人たちとの歳月が鮮やかに甦る。
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どうも私は おじいさんと子供たちとの交流がテーマの本が好きらしい。 といってもこの本は偏屈婆さんだった気がする。
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ポプラの木から伝わる季節感が見事に描写されています。亡くなった人への手紙なんて素敵だと思います。ジーンと心にしみる作品。
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おばあちゃんがひょうひょうとしていて良い味出してました。 今はなくなってしまった、ご近所づきあいのよさをしみじみあじわえます。
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文章の書き方がまず素敵。秋のポプラが目に浮かんできます。なんだか自分も、亡くなった人への手紙を書きたくなります。
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幼いころを少し思い出した。 自分も何かに無理してた。何かに漠然とした不安を感じてた。 お母さんの手紙を読んでジーンときた。 悲しくもあるけれど、頑張ろうとも思える話。
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