緋色の囁き の商品レビュー

綾辻行人(著者)

全寮制の名門女子校で…

[文庫ＯＦＦ]

全寮制の名門女子校で起こる惨殺事件。サスペンス的な怖さがあります。

囁きシリーズ1作目。…

[文庫ＯＦＦ]

囁きシリーズ1作目。映画の「サスペリア」を念頭に書いたといわれる作品。全寮制の女子学園を舞台としたミステリーホラー。ぞくぞくします。

『緋色』が効果的に使…

[文庫ＯＦＦ]

『緋色』が効果的に使われる。学校を舞台に、館シリーズとは違った恐怖を味わえる。

館シリーズとは違って…

[文庫ＯＦＦ]

館シリーズとは違って、トリック等の犯行そのものではなく、「人物」が明らかになってゆくプロセスが主。しかし物足りない。

2024/08/18

繰り返し同じ表現が使われるため、自分の中にいる殺人鬼ではないかと言う疑心暗鬼具合などが強調される反面、単調さが否めない。
名門女子学園という枠がもう少し活かされて欲しかった。ただの足枷の様に感じた。

2024/04/16

囁きシリーズだったので買った一冊。

殺人事件の話
ホラーっぽく感じる
ホラーじゃいけど

意外な結末だった
細かな所だが金持ちってなんでもできるとも思った。

全体的に暗いイメージがつきまとう
それがホラーっぽく感じるんだと思う。

意外にスラスラ読めわかりやすい内容でした。

異常な環境だと異常な心理が生まれ異常な行動をして異常な事件が起きる
そんな感じの小説でした。

2024/04/03

綾辻行人さん初の囁きシリーズ！館シリーズを読破したためこちらにも手を出してみました。結論面白かった！
山村トヨ子＝宗像加代が真犯人とは最後の最後までわからなかった。なんなら途中まで、主人公の冴子が夢遊病で知らないうちに殺人を犯しているのかと思ったし、城崎綾が真の犯人かとも思わされたし、校長が犯人方とも思わされた。ことごとく全部外れました。
山村トヨ子もなかなかの精神異常者でしたが、城崎綾もなかなか…高取恵にガソリンをかけてマッチをつけるのはおぞましすぎた、、
そして最後山村トヨ子の娘である冴子の意味深な発言からまた同じことが繰り返されるのではないかというイヤミス。ぞくっときました…。面白かった！

2024/02/12

狂気が生み出した殺人事件。
これだけ厳しい校則と常に見張られているような状況で暮らしていたら、立派になるどころか心が壊れてしまいそうだな。
安定する条件を満たしていたとしても、こんな風になってしまう可能性が0でないのであれば世に解き放つべきでなかっただろう。

2024/02/05

和泉冴子　主人公
宗像千代　校長　叔母　14
宗像加代　母　305
大河原肇　父　305
圭子　姉
原　数学教師　18
山村トヨ子　管理人　26
古山　担任教師　28
高取恵　同室者　30
城崎綾　委員長　31
桑原加乃　同級生　39
関みどり　同級生　39
中里君江　同級生　39
堀江千秋　同級生 40
宗像倫太郎　千代の父　理事長　72
宗像庄司　千代の夫　73
岡田　保険医　78
守口委津子　図書委員 84
川島　図書司書　89
高取俊記　恵の兄　125
高田　若い刑事　190
藤原　刑事　190
岩倉美律子　35年前の被害者　279

2023/12/13

初綾辻行人
古くて荘厳で陰気な女学園が目に浮かぶようでした。終始赤い（緋い、、）狂気がホラーのようにも感じられました。