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サイダーハウス・ルール(上) の商品レビュー

4.2

28件のお客様レビュー

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セント・クラウズの孤…

セント・クラウズの孤児院で育ったホーマー。孤児院の創設者で医者のラーチ。ホーマーは「堕胎」に反発して、孤児院を飛び出す。ホーマーの葛藤が、かかれています。

文庫OFF

ホーマーの生き方のな…

ホーマーの生き方のなかに深い哲学があって面白いです。映画も見てみたい。

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映画もよいですが、小…

映画もよいですが、小説を読むともっと深く浸れます。

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セント・クラウズの孤…

セント・クラウズの孤児院で、望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教えこむ。「人の役に立つ存在になれ」と。

文庫OFF

2026/04/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

(上下同じ内容を記載します)・・・ 正直、アメリカ文学には余り馴染みがありません。 どちらかというと英国のものの方が原文でも読んでいましょう。 そうした中でのアーヴィング。どこで読んだのか、村上春樹氏が好きだかとかいう印象があり、いっちょ読んでみるかと手に取ったのが当初のきっかけであります。 ・・・ 高尚な世辞の一つ二つ喋れればよいのですが、先ずもっての印象はまあ長いこと。上下巻併せて1000ページの大作でして、読了するのに、そうですねえ、ざっと一か月弱かかったと思います。 前半は孤児院の院長で医師のラーチ氏の孤児院運営や子供たち、わけても後半では主人公的なキャラクターであるホーマー・ウェルズの養子先への出入り・出戻り、彼が女子寮の残りモノ・ジャイ子みたいなメロニィとの付き合っていた様子が印象に残ります。 後半(下巻)ではホーマー・ウェルズが孤児院から離れ、リンゴ農場へ住み込み、カップルのキャンディとウィリーと仲良くなり、ウィリーが出征している間にキャンディと致して子どもをこさえてしまう、さらにはこれを孤児院に里帰りして貰った「養子」としてリンゴ農園の関係者や戦争から帰ってきたウィリーに説明し過ごす様が描かれます。 ・・・ サイダーハウス・ルールというタイトルの由来ですが、このリンゴ農園の季節労働者用の宿舎兼リンゴの絞り場があり、そこに書いてあったルールのことを指しているようです。 解説を読んで分かりましたが、季節労働者グループのボスであるミスター・ローズには(警察沙汰にならない)暴力というルールで集団を統率し、孤児院長のラーチ医師は人々を助けるというルールに従って生きていました。 人には人の考え方・生き方があるわけで、そうした異なる考え方・生き方の人たちのぶつかりあいが本作の起伏となっているように思います。 ・・・ 主人公のホーマー・ウェルズは、他人の考えの違いにいちいち反発するのではなく、それをその人の「ルール」としてとらえ、受け止めるということです。 その考えの違いを”right”(訳では「そのとおり」とする場面がおおかった)と表現することからも、まさに「ただしい・ふさわしい・そのとおり」と肯定する・受け止める姿勢が見て取れます。 いちいちぶつからない老成したホーマー・ウェルスが主人公であるからして、物語にもそうしたゆったりした、ある意味単調な古き良き雰囲気も感じ取れました。 ・・・ なお、本作では堕胎もテーマの一つとして描かれており、女性の自由と法制度との狭間でラーチ医師が取った行為(堕胎ですが)については倫理的に考えを深める題材にもなるかと思います。 ・・・ ということで、初めてのアーヴィング作品でした。 訳がやや昔風(べらんめえ調というか何というか)に感じました。また、淡々とした記述は日本語でもやや眠気を覚えましたが、原書では更に苦戦しそうな雰囲気でした(実はこの前一冊原書を買ってしまった!)。 メイン州が舞台でしたが、米国の地図があったらもう少し楽しめたかも、と思いました。

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2025/05/11

●2025年5月11日、吉祥寺・外口書店で見つけた「不安に克つ思考」をメルカリで300円で出品して人がほかに出してる本。これの下巻が300円であった。

Posted byブクログ

2024/08/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

皆に愛される孤児、ホーマー。 戦争が迫る中、ついにセントクラウズを離れて生活することに。 下巻を早く読みたいが、長い、、

Posted byブクログ

2022/08/06

孤児ホーマーを中心に、またもや奇想天外な物語が始まった。孤児院長ラーチは産婦人科医。堕胎が禁止されていた時代に、推進派だった。相変わらずの長編ドタバタで、これからどうなるのだろう。老いもテーマの一つか。

Posted byブクログ

2023/08/02

 1930年代のアメリカ・メイン州で、性的虐待や売春などによって望まぬ妊娠をした女性を救おうと決意し、違法行為である堕胎を行う産科医のウィルバー・ラーチ。彼は中絶をしない、またはできない女性の子どもは出産後に引き取り、自らが院長を務めるセント・クラウズ孤児院で惜しみない愛情を注い...

 1930年代のアメリカ・メイン州で、性的虐待や売春などによって望まぬ妊娠をした女性を救おうと決意し、違法行為である堕胎を行う産科医のウィルバー・ラーチ。彼は中絶をしない、またはできない女性の子どもは出産後に引き取り、自らが院長を務めるセント・クラウズ孤児院で惜しみない愛情を注いで育てていた。  本書の主人公は孤児院で最年長の男子ホーマー・ウェルズで、15歳頃からラーチ先生の片腕として分娩室の手伝いを始める。医学的知識も徐々に身につき、堕胎とは何なのかを次第に理解していくホーマー。だが彼は中絶する女性よりもむしろ孤独な出産に臨む妊婦に寄り添うようになる。  そんな折、未婚の美男美女のカップル・ウォリーとキャンディが堕胎のためにセント・クラウズを訪れ、幼い孤児たちは彼らの養子になりたいと沸き立つ。ウォリーはリンゴ農園の経営者の息子で、同じ年頃のホーマーに興味を持ち、家へ来ないかと誘う。外の世界を見たことがないホーマーは、ラーチ先生の許しを得て20歳手前にして初めて巣立ちの時を迎える。  ドクター・ラーチが聖人君子ではなく、日々の業務に追われるちょっと怒りっぽい普通の老医師として描かれていて、とても親しみが湧く。その崇高な使命と性にまつわるあけすけでどぎつい描写の対比がいい。ジョン・アーヴィングの文章は言葉の端々まで皮肉たっぷりで思わず笑ってしまうし、登場人物一人一人にリアリティーがあり作者が彼らをこよなく愛しているのが伝わってくる。  特に、無邪気にいつか誰かが自分をもらってくれるに違いないと期待している孤児たちのいじらしさがたまらなくかわいい。毎晩寝る前にホーマーが子どもたちに本を読んでやり、ラーチ先生が「おやすみ、メインの王子たち!ニューイングランドの王たちよ!」と呼びかける場面に心が温かくなる。

Posted byブクログ

2019/08/24

堕胎のシーンなど辛いが今も昔も変わらないかも。 孤児院で読み聞かせされているのがディケンズなのがとっても良い。

Posted byブクログ