ちいさなちいさな王様 の商品レビュー
とても面白かった。 この本を読んだことにより、現実を「常識」にとらわれず「子供心」で捉えることができるようになった。 毎日の当たり前さえも輝いて見えそう。 カフェで見つけた一冊だが、とても良いため購入する。
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文章が好き ◯ 作品全体の雰囲気が好き ◯ 内容結末に納得がいった ◯ また読みたい ◯ その他 「それで、真実はどうなのだ?おまえは、目に見えるとおりに大きのだろうか、それとも、おまえが感じたとおりに小さいのだろうか?」 私のそばにも、王様出てきてくれないかな。
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そういえば自分も子どもの頃は空想の世界の中に生きていて、その世界は自分は何にでもなれたな、ということを思い出させてくれました。100ページと少しで、童心に帰れる作品です。 挿絵も思わずクスリとするような可愛いものばかりでした。
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子どもの頃にはあったような気がする、想像のちからで身のまわりの世界がふくらんでいく感覚に、もう一度意識を向けたくなりました。今の自分はどうだろう……?とあらためて考えました。 同時に、楽しいイマジネーションを持っていて、一緒にいるとなんだか楽しい人のことが思われて、なるほどと、そ...
子どもの頃にはあったような気がする、想像のちからで身のまわりの世界がふくらんでいく感覚に、もう一度意識を向けたくなりました。今の自分はどうだろう……?とあらためて考えました。 同時に、楽しいイマジネーションを持っていて、一緒にいるとなんだか楽しい人のことが思われて、なるほどと、その秘密に少し触れられたような気がしました。自分も、もっと目に見えること、見えないことに、物語を想像して、わくわくを感じて、表現できたらいいなあ。
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想像をかき立てられる小さな王様の語り口によって、あたかもこの本の主人公になって王様と会話をしているような気分になった。 たとえば、第1章で、王様は生まれた時には何でもできて小さくなるにつれて出来ないことが増えてくるのだという話をしている。それについて私は、生まれた時に完成していて努力によって夢を叶えるなどの可能性もないってことなんじゃないか?って思った。しかし、王様は次のように言っている。 「おまえの話が、事実だとすれば……。おまえたちは、はじめに全ての可能性を与えられているのに、毎日、それが少しずつ奪われて縮んでいくのだ。それに、幼いうちは、お前たちは、知っていることが少ないかわりに、想像の世界がやたら大きいのではなかったかね?」 この部分を読んで、「なるほど、そういう見方もあるのか。」と思った。たしかに、大きくなるにつれて、自分の限界みたいなものを何となく感じるようになるしね。
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人差し指サイズの小さな王様。王様の世界では大きく生まれて成長するにつれ小さくなり、しまいには見えなくなってしまうという。 確かに子どもの頃は無限にあった可能性も想像力が大人になるにつれてどんどんしぼんでいく。ルールやしがらみでがんじがらめ。それって成長って言えるのか。それでも王様...
人差し指サイズの小さな王様。王様の世界では大きく生まれて成長するにつれ小さくなり、しまいには見えなくなってしまうという。 確かに子どもの頃は無限にあった可能性も想像力が大人になるにつれてどんどんしぼんでいく。ルールやしがらみでがんじがらめ。それって成長って言えるのか。それでも王様に出会えた人はラッキーだ。だってもう知っているから。 手元に置いておく本。
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友人おすすめの本 僕をはじめ中学高校生くらいの男の子だと思いながら読んでいたら現実に疲れたサラリーマンでびっくりした笑 いろんなことを考えさせられるタイプの本だと思うけど、文字がすべってあまり頭に入ってこなかった(体調があまり良くなかったせいかもしれないけれど) 誰かにとっ...
友人おすすめの本 僕をはじめ中学高校生くらいの男の子だと思いながら読んでいたら現実に疲れたサラリーマンでびっくりした笑 いろんなことを考えさせられるタイプの本だと思うけど、文字がすべってあまり頭に入ってこなかった(体調があまり良くなかったせいかもしれないけれど) 誰かにとってのモモや誰かにとっての星の王子様になりうる話なんだろうとは思いながら、僕と王様の掛け合いに思考がなかなかついていかなかったのは残念… でもまた数年後出会ったら全然違う感想を持つような、今日と同じ戸惑いと(理解しきれなかった)寂しさを感じるような、 なんだかいろんな風に思える本だった
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子供の頃誰しも持っていた豊かな想像力を改めて呼び起こしてくれるような本。挿絵も非常に魅力的。 毎日を楽しく生きるきっかけになるかもしれない。
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王様は、ある日ふいにベッドで目覚める。僕たちの世界とは違い、微分積分もプログラミングもなんでもできるのだ。そして、だんだん体が小さくなって、ある日いなくなってしまう。 私たち人間は、生まれた時に一番小さく、何もわからない状態で生まれ、そしていろいろなことを学び、どんどん大きくなる。 けれど、王様の世界と反対に見えるこの世界で、実は僕たちもだんだんと小さくなっているのかもしれない。 「大きくなると小さくなる」それは一体何なのか。 20歳の時、図書館実習でこの本に出会い、王様の言葉に衝撃を受けたことを昨日のことのように思い出します。 少し憎らしいけど可愛くもある、王様と僕の哲学的な物語をお楽しみください。(新冠町)
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この本を知ったきっかけは数年前に聴いたラジオドラマでした。王様と僕のやりとりが印象的で書店でこの本を見かけた時にすぐに思い出し、思わず手に取っていました。読んでいるあいだ王様の言葉が本田博太郎さんの声で再生されていました。
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