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哲学の謎 の商品レビュー

3.8

93件のお客様レビュー

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2011/04/11

哲学とはなんなのか。どういうことを哲学というのか。そんな疑問に応えてくれる一冊。哲学的思考に慣れていないと読みにくい部分もあるが、焦らずゆっくりと噛み砕くように読んでいけば、哲学の面白さが伝わってくる。対話形式で難解な用語も出てこない。哲学って響きがなんかかっこいいけど、わけわか...

哲学とはなんなのか。どういうことを哲学というのか。そんな疑問に応えてくれる一冊。哲学的思考に慣れていないと読みにくい部分もあるが、焦らずゆっくりと噛み砕くように読んでいけば、哲学の面白さが伝わってくる。対話形式で難解な用語も出てこない。哲学って響きがなんかかっこいいけど、わけわからないからいいやと思っていた人にはぜひ読んでほしい。著者の野矢茂樹さんはヴィトゲンシュタインの研究をしている(?)人ので、その視点からの発言が多いかも。

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2011/04/16

小難しいものが多い哲学書。 しかしながらこれは非常に読みやすく、そして面白い。 何気ない事象に様々な可能性を見出す事が出来る事こそ、人間の特権なのかも。

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2011/02/28

性格の違う2人の会話が面白い。 「抽象頭」にウケた(笑) そういえば子どものときには宇宙とか時間とか外国語とか、いろいろ考えた記憶があり、それも一種の哲学だったかもしれないと思うが、やはり論理と経験が不十分だと勝手な結論で思考を停止してしまっていたような気がする。 最近「子どもに...

性格の違う2人の会話が面白い。 「抽象頭」にウケた(笑) そういえば子どものときには宇宙とか時間とか外国語とか、いろいろ考えた記憶があり、それも一種の哲学だったかもしれないと思うが、やはり論理と経験が不十分だと勝手な結論で思考を停止してしまっていたような気がする。 最近「子どもに教えられる」という話をよく聞くので、子どもの行為(の意味)は大人が規定するという説は、反論を試みてみたい。

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2011/02/17

普段は理系の本を多く読むぼくですが、哲学的な視点も欲しいと思い手に取りました。 その結果は大いに有益でした。 まるで言葉遊びのようですが決して納得のいく答えが出ない難題がこの世には残されています。 それを敢えて著者は選んで、分かり易く対話形式の文で一人議論しています。 著...

普段は理系の本を多く読むぼくですが、哲学的な視点も欲しいと思い手に取りました。 その結果は大いに有益でした。 まるで言葉遊びのようですが決して納得のいく答えが出ない難題がこの世には残されています。 それを敢えて著者は選んで、分かり易く対話形式の文で一人議論しています。 著者が今まで読まれた書物から取り入れた考えと著者自身の考えを混ぜて繰り広げられる“哲学の謎”。 理解するために読み返すことも何度かありましたが、スラスラと読めてしまう一冊です。

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2011/02/12

書いてある内容はよくある「哲学の考え方入門」って感じなんだけど、フォーマットが対談形式になっていて、ウィットのある会話が面白い。長く読み継がれる新書だと思う。

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2010/12/30

解釈のしかたは色々ということだね ーーー9条みたいにね ヒヤリハット体験でした 頭いいひとが噛み砕いたほん

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2010/12/18

頭の体操には良いと思う。 例もわかりやすく、難しいものもない。 この本をステップに他の哲学書的なものを読みたくなる。 余談だが、この本が教科書指定されていた野矢先生の期末試験を受けたら、2周したにもかかわらず見事に「不可」だったという、苦い思い出がある。

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2019/01/16

「人類が滅亡しても夕日は赤いか?」 そりゃ、赤いだろうと思う方、ぜひ。 物事を多角的な面から考察する力をつける本。

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2010/11/13

東大国語のような話題がわかりやすく、しかもまんべんなく載っている!読みやすいしわかりやすい!哲学って難しそうだけどほんと考えると面白い☆

Posted byブクログ

2010/10/13

ぐだぐだした感じ。 『意味の在りか』の章は好き。 頭の中でこういうやり取りを展開するのは好きだけど、他人のものは意外と読むのが面倒だった。 哲学入門書だと思って読み始めたけど、考えたことを書いているので、エッセイだと思う。

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