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絡新婦の理 の商品レビュー

4.4

138件のお客様レビュー

  1. 5つ

    73

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/04

妖怪シリーズの中では、未だに私的No.1。 映画化された姑獲鳥とかハコとか骨とか宴とか、取り敢えず全部読んではいますけれども。巻数を重ねる毎に探偵が素敵な暴走を見せて下さるのが楽しみですけれども(笑)あぁ、もう1度読み返したいな…。

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2009/10/04

「あなたが蜘蛛だったのですね」 読み応えあります。途中でやめてしまう方がいるのが残念…。京極、薀蓄長いよ京極。

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2009/10/04

ここに至るまでのすべてが、さながらクモの巣の中心へ誘導するかのように構築されている。 一ページ目に還ってきたとき、あまりの巧妙さに背筋がぞわぞわした。 …ところで京極先生ってメモを取らないって本当ですか。プロット帳とかないんですか。

Posted byブクログ

2009/10/04

真犯人の誘導に従い、京極堂や榎木津さえも振り回される。当然読み手も踊らされ…何となく呆気なく読めてしまった。関君の出番は少なかったです(笑)

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2009/10/04

「貴女が蜘蛛だったのですね」桜のイメージが前面に漂う作品。京極氏の作品の中で一番好きです。

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2009/10/04

いろんな視点で物語が書かれていて最後にひとつになるその構成力がすごいと思ったとてもだいすきな作品

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2009/10/04

解り辛さで言ったら一番ではないかと。二つの怪事件が別々の人の現実の中で行われ、それが不可思議に交錯する、とでもいうのだろうか。ほとんど関係のないはずだった二つの事件が京極堂の手によって組み合わされ、そして解体されていく様は読んでいて快感なんだけど次々に明らかにされていく真相のめま...

解り辛さで言ったら一番ではないかと。二つの怪事件が別々の人の現実の中で行われ、それが不可思議に交錯する、とでもいうのだろうか。ほとんど関係のないはずだった二つの事件が京極堂の手によって組み合わされ、そして解体されていく様は読んでいて快感なんだけど次々に明らかにされていく真相のめまぐるしさは凄い。最後まで息もつかせぬ展開。

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2009/10/04

こんなによくできた本は(その当時)初めて読んだ。姑獲鳥からこの1冊前の「鉄鼠の檻」までの人間関係が複雑怪奇に絡み合って完成度が高い。まさに読み手は蜘蛛の巣にかかった虫。

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2009/10/04

京極夏彦氏の本の中では一番好きです。陰惨な殺人事件、ジェンダー論、キリスト教など複雑な蜘蛛の糸が絡まる巧緻な世界は惨たらしい筈なのに、端々に見られる視覚的な情景がうつくしいです。春の、桜が咲くころに読むのがおすすめ。

Posted byブクログ

2009/10/04

もつれ合った糸をほぐすような展開。いや別々の糸を引張ってったら一つに行き着く? 女学生の「わあ!」がやたらと好き。

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