風紋(上) の商品レビュー
一つの犯罪に、加害者…
一つの犯罪に、加害者、加害者の家族、加害者の親戚、被害者の家族、被害者の親戚、新聞記者、刑事、検事、弁護士などなど、さまざまな人が登場してきて、それぞれの思いを見事に描いてあり、読み始めると止まりません。犯罪って、殺人って怖いなぁ~と、色々考えさせられた作品です。特に被害者の次女...
一つの犯罪に、加害者、加害者の家族、加害者の親戚、被害者の家族、被害者の親戚、新聞記者、刑事、検事、弁護士などなど、さまざまな人が登場してきて、それぞれの思いを見事に描いてあり、読み始めると止まりません。犯罪って、殺人って怖いなぁ~と、色々考えさせられた作品です。特に被害者の次女、真裕子の、母親が殺された事をなかなか理解出来ず、受け入れる事が出来ない様子を何度も描いてあったのに、逆に、長女の千種の気持ちが全く描かれていなくて、残念でした。
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単なるミステリーでは…
単なるミステリーではありません。被害者の家族、加害者の家族というのは難しいテーマだと思いますが、とても心に響く作品でした。今までに読んだ小説で最も印象に残っています。ぜひ多くの方に読んでいただきたいです。
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著者の作品はいつも心…
著者の作品はいつも心理描写が巧みだが、これは特にすごい。事件はもちろん架空のものだけれど、それをまるで感じさせない。終始客観的な描写でありながら、ぐいぐいと迫ってくるリアリティが素晴らしい。続編の「晩鐘」と併せて読まれたし。
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突然、犯罪者の家族に…
突然、犯罪者の家族になる…序章からぐいぐいとひっぱる作品。それに巻き込まれる3人(被害者の娘・加害者の妻・新聞記者)の心の移り変わりをうまく描いています。特に、母親の死を認められない被害者の娘の心境は、生々しいです。
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買うときに厚みを見て…
買うときに厚みを見て正直引いてしまいました。しかも上下巻・・・。でも読み出したら一気です。続編の晩鐘を買ったときに再度読み返しましたが、それでも一気に読めました。
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風紋から晩鐘へと続く…
風紋から晩鐘へと続く超長編小説です。心の変化や葛藤がリアルに描かれていて、なかなか読み応えあります。かなりオススメです!
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重いテーマですが、ど…
重いテーマですが、どんどん話に引き込まれてしまいます。
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犯罪に見舞われた家族…
犯罪に見舞われた家族の心の動きが、ものすごく丁寧に書き込まれている。この丁寧さが、続編の「晩鐘」の展開に、きっちりつながる。長いけど、ぐいぐい引き込まれるので、あっという間に読めます。
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犯人探し・謎解きだけ…
犯人探し・謎解きだけでなく、被害者の心の葛藤も描いたミステリーです。突然母を殺されてしまった女子高生の、事件を通じて傷つき成長していく姿が印象的。
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母親の突然死により、…
母親の突然死により、家庭内を世間に暴露されてしまう。娘・女子高生の視点から展開される家庭・事件の事実が哀しく辛く表現されている。
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