同級生 の商品レビュー
学園恋愛小説だな!生徒と先生、高校生と刑事という構図、そこに恋人が絡んでる。巧みに話が絡んでくる。読み易くすいすい読み進めてしまう。 面白いが何だか少々無理がある様な…。
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個人的に主人公の高校生が最後まで好きになれず、後味が悪いと思った作品でした。ただただ亡くなった女子生徒が可哀想としか思えませんでした。
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最後まで主人公に感情移入できなかった。 生徒側対教師側(学校)のお互いに対する不信感で最初から最後まで話が続く… あと、賢い高校生がいるとして、ここまで刑事に対峙できるかと思った。 自分自身が、このような学園系に共感できなくなってきた、そういう年齢でなくなったってことかな。 ...
最後まで主人公に感情移入できなかった。 生徒側対教師側(学校)のお互いに対する不信感で最初から最後まで話が続く… あと、賢い高校生がいるとして、ここまで刑事に対峙できるかと思った。 自分自身が、このような学園系に共感できなくなってきた、そういう年齢でなくなったってことかな。 子どもは面白かった、と言っていたので、多分そうなんだろうな…
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真相解明までは面白く読めたのだけれど、読み終わると主人公の西原くんにモヤモヤ。最後がハッピーエンドっぽくなってるけど、ただただ由希子が可哀想。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
最初から主人公の西原荘一が抱えているイライラ感や閉塞感が漂っており、その理由が事件の背景にあるんだろうとは思っていたが大企業が絡む大きな問題が背景にあった。 その問題が発端となり彼の身辺が様変わりし、荘一のちっぽけなプライドが様々な事件に繋がってしまった事は否定できず、その彼の後悔のようなものが最初から漂っているものに繋がったのだと合点がいく結末であった
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自分の中で何が正義と思ってるのか、それは誰がそれだと認めるからなのか、そういう人としての微妙なラインを高校生に焦点を当てて上手く表現されていた。 演じているのはきっと誰でもあるし、隠す部分も勿論。 完璧に把握して全てをコントロールするのは不可能だという事も。
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高校男子が背後にここまでの思いを持ってたなんてな~。 凄いなって思ったけど、今ふと気づいたら由希子の話最後にはもうなくなってたよね苦笑御崎先生と緋絽子の話。でもまぁ仕方のないことなのかも。緋絽子と灰藤先生とか御崎先生と灰藤先生とか西原と由希子とか薫とかいろいろなペアがいてどこを中...
高校男子が背後にここまでの思いを持ってたなんてな~。 凄いなって思ったけど、今ふと気づいたら由希子の話最後にはもうなくなってたよね苦笑御崎先生と緋絽子の話。でもまぁ仕方のないことなのかも。緋絽子と灰藤先生とか御崎先生と灰藤先生とか西原と由希子とか薫とかいろいろなペアがいてどこを中心にするのか難しいところだもんなぁ... でもまぁやっぱり高校っていいな~、クラスっていいな~、部活っていいな~って思えた作品
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久々の学園モノ。 最初の事件は次の事件のきっかけにはなったかもしれないが、巻き込まれた感も否めない。 珍しく、ハッピーエンドな終わり方だったが、切ないな由希子…。 友人らが良い奴すぎて羨ましい! 悪い噂が流れても、嘘をつかれても、許すし信じてくれる、一生モノ!
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東野圭吾っぽくない作品だな~と思ったらこれがデビュー2作目なのか、、! 淡々と話が進んでいく感じがあって、どストライクの作品ではなかったけれど伏線回収が面白かった
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嫁さんが知人から借りてきていた「東野圭吾」の『同級生』を読みました。 『赤い指』に続き「東野圭吾」作品です。 -----story------------- 同級生の「宮前由紀子」は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。 俺にできる償いは本気の...
嫁さんが知人から借りてきていた「東野圭吾」の『同級生』を読みました。 『赤い指』に続き「東野圭吾」作品です。 -----story------------- 同級生の「宮前由紀子」は俺の子を身ごもったまま、そして俺の愛が本物だったと信じたまま事故死した。 俺にできる償いは本気の関係だったと皆に告白することと事故の真相を暴くことだけだった。 やがてある女教師が関わっていたことを突き止めるが、彼女の絞殺体が発見されるや、一転俺は容疑者にされてしまう。 ----------------------- ちょうど1年前に読んだ「東野圭吾」のデビュー作品『放課後』に続く、本格学園ミステリです。 相変わらず心理描写が巧みで、読んでいると主人公で修文館高校野球部キャプテンの「西原荘一」にどんどん感情移入していき、なんだか学生の頃に戻ったような気分を味わえましたね。 さてさて内容ですが、事件としての直接的な被害者は、 ①交通事故死した同級生の「宮前由紀子」 ②絞殺死体として発見された生徒指導部の教師「御崎藤江」 ③ガス中毒で発見された同級生の「水村緋絽子」 の三人です。 「宮前由紀子」を事故死に追いやった原因を作ったのは、生徒指導部の教師「御崎藤江」だったことから、「宮前由紀子」の恋人(=身ごもっていた子どもの父親)を宣言した「西原荘一」に、「御崎藤江」殺害の容疑がかけられます。 しかも、「御崎藤江」を絞殺した凶器のスポーツ用のテーピングは、「西原荘一」が治療のために手に巻いていたテーピングと同種のものだったことから、ますます疑いは深まります。 そこで推理。 この展開は、「御崎藤江」と「西原荘一」の双方に怨みを持つモノの犯罪だよなぁ。 すると、、、 生徒指導部のベテラン教師で「御崎藤江」との関係を噂されていた「灰藤教諭」が、愛憎のもつれから「御崎藤江」を殺し、日頃から快く思っていなかった「西原荘一」の犯行に見せかけたのか… とか、 意外にも同じ野球部員で「宮前由紀子」のことを好きだった「川合一正」が、「宮前由紀子」を死に追いやった「御崎藤江」を殺し、「宮前由紀子」を妊娠させた「西原荘一」を怨み、犯人に仕立てようとしたのか… とか、 なんだか理由はわからんけど、常に意味深な発言をする「水村緋絽子」が何か絡んでいるに違いない… とか、色々と推理しているうちに、次の事件が勃発。 「水村緋絽子」の殺人未遂事件が発生します。 こうなると、犯人は「水村緋絽子」にも怨みがあるのか? それとも、関連してそうで、犯人は違うのか? と、全く犯人が特定できないうちに、物語はクライマックスへ突入。 うーん、全く想定してない結末でしたね。 そして、本編との係わりがわからなかった序章(「西原荘一」の妹「春美」に心臓疾患があり、その原因は偶然の産物ではなかった…)について、最後の最後で、うまく物語がリンクされて、序章の意味が理解できました。 広い意味での加害者は複数人いましたが、殺人犯が存在しない物語でしたね。 「水村緋絽子」の行動には脱帽です。
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