大衆の反逆 の商品レビュー
誤解と偏見に満ちてい…
誤解と偏見に満ちている本です。でも一読すれば、単なる大衆侮蔑宣言ではないことはすぐに分かるはず。風評に惑わされずに、原典にあたることの大切さが分かる一冊かも。
文庫OFF
うちの大学の教授が時…
うちの大学の教授が時間を割いて熱烈に勧めてくれていた本。先を見る目に感服。
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オルテガは英雄崇拝的に、これまではごく一部の人間が自らと自らの帰属する集団の運命を引き受け、これに毅然と立ち向かって創造的な生を歩み、他の多くの人々は服従する形だったが、現代になり、そのような生を歩む力のない大衆に政治的な力が与えられてしまったこと、彼らは作り出された環境が今後も...
オルテガは英雄崇拝的に、これまではごく一部の人間が自らと自らの帰属する集団の運命を引き受け、これに毅然と立ち向かって創造的な生を歩み、他の多くの人々は服従する形だったが、現代になり、そのような生を歩む力のない大衆に政治的な力が与えられてしまったこと、彼らは作り出された環境が今後も変わらず続くと信じる「慢心しきったお坊ちゃん」であると警告する。創造性なき大衆は高貴さと野蛮さの区別もつかず、ファシズムやマルキシズムに巻き込まれるのである。ヨーロッパに対しては、国民国家のこの避けがたい危険に対応するため、超国民国家を作り、ヨーロッパにおける生の本来的な創造性を回復させていくべきだとする。まさに現代のEUを予告する書となっている。
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翻訳が非常に読み辛かった。ヨーロッパや貴族を高潔とする固定観念が感じられたが、本書では没落しつつあるヨーロッパの国々に対する警鐘を唱えている。 『ところが今日では、大衆は、彼らが喫茶店での話題から得た結論を実社会に強制し、それに法の力を与える権利を持っていると信じているのである...
翻訳が非常に読み辛かった。ヨーロッパや貴族を高潔とする固定観念が感じられたが、本書では没落しつつあるヨーロッパの国々に対する警鐘を唱えている。 『ところが今日では、大衆は、彼らが喫茶店での話題から得た結論を実社会に強制し、それに法の力を与える権利を持っていると信じているのである。』
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現代に生きる人間の大衆化に警鐘を鳴らす名著です。 大衆に流される(常に多数派になる)ことによって、確証バイアスとかエコーチェンバー的な考えにとらわれて、新しい視点に気づけなくなって個を失い平均化してしまう。そういった愚かな大衆によって文明は衰退しうる。とオルテガは言ってます。いろ...
現代に生きる人間の大衆化に警鐘を鳴らす名著です。 大衆に流される(常に多数派になる)ことによって、確証バイアスとかエコーチェンバー的な考えにとらわれて、新しい視点に気づけなくなって個を失い平均化してしまう。そういった愚かな大衆によって文明は衰退しうる。とオルテガは言ってます。いろんなこと(異なる価値観)に対して自分なりの考えを持つことが大事だと再確認できます。 けっこう読みづらくて時間がかかってしまった、、
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2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:学問のすゝめに対して↓ 初めてグローバリズムの流れが日本に届いて混乱した時代にかかれた本は今でもばっ...
2025年2月22日、YouTubeで「本を読むこととお金持ちになること」と検索して出たショート動画「保存必須!賢くなれる本3選」のコメ欄で、皆がおすすめしてた本。 コメ欄より:学問のすゝめに対して↓ 初めてグローバリズムの流れが日本に届いて混乱した時代にかかれた本は今でもばっちり当てはまってスッと入ってきますよね。オルテガの「大衆の反逆」も今の時代だからこそ皆に読んで欲しい本の1つです。 ↓ 大衆の反逆もニーチェと同じで貴族では無い人が妄想で貴族を理想化させただけですね 実際の貴族は日本で言う下克上をしたがる人々でしたし、定期的にトーナメント(馬上槍試合)というのを開いて身分が上の貴族だろうとその場で殺したりしています 日本の武士道なんかと同じでほぼ貴族の世界を知らない人々が言っているだけでなんなら彼らはむしろ反逆する側の出自だったわけです https://youtu.be/zW1jx6LS4ko?si=EpTXRbzGwUm9u9fN
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とても読みづらいくて、すんなりは入ってこない だがその分、読むほどに深みを感じる名著 約100年も前の本だが、大衆の危うさは、SNSのフィルターバブルの中にいる現代により一層、先鋭化している
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メモ→ https://x.com/nobushiromasaki/status/1759734326948958455?s=46&t=z75bb9jRqQkzTbvnO6hSdw
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
1930年刊行。某経済誌で今読むべき古典と紹介されていた。 たしかに、名言・格言だらけ。例えば、 「人間を最も根本的に分類すれば、次の二つのタイプに分けることができる。第一は、自らに多くを求め、進んで困難と義務を負わんとする人々であり、第二は、自分に対してなんらの特別な要求を持たない人々、生きるということが自分の既存の姿の瞬間的連続以外のなにものでもなく、したがって自己完成への努力をしない人々、つまり風のままに漂う浮標のような人々である(p18)」 「今日の特徴は、凡俗な人間が、おのれが凡俗であることを知りながら、凡俗であることの権利を敢然と主張し、いたるところでそれを貫徹しようとするところにある(p22)」 「大衆の反逆とは、人類の根本的な道徳的退廃に他ならない(p179)」 刊行から約100年。デジタル革命を経て「大衆の反逆」は、より深刻さを増してるようだ。平凡に居直る「浮標」にならぬよう生きていこうか。
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この本は、1930年にスペインで生まれのオルテガによって書かれたものですが、現在の日本の「空気感」、「閉塞感」や、経済的にもピークを超えた日本の社会状況ととても似ていて、内容的にも新刊本を読んでいる感じになり、驚きました。 過去にも同じような社会状況が繰り返されており、現在読んで...
この本は、1930年にスペインで生まれのオルテガによって書かれたものですが、現在の日本の「空気感」、「閉塞感」や、経済的にもピークを超えた日本の社会状況ととても似ていて、内容的にも新刊本を読んでいる感じになり、驚きました。 過去にも同じような社会状況が繰り返されており、現在読んでも、とても参考になる名著でした。 ぜひぜひ読んでみて下さい。
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