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天使の耳 の商品レビュー

3.5

303件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    115

  3. 3つ

    135

  4. 2つ

    20

  5. 1つ

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2024/02/26

 交通事故を題材にしたミステリー。耳が聴こえない少女が兄の無実を晴らそうとする「天使の耳」、歩行者と車の責任問題の差が如実に描かれた「分離帯」、煽り運転がテーマの「危険な若葉」など後味が悪かったり不穏な形で終わったりとバラエティに富んでいた。

Posted byブクログ

2024/02/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

交通事故をテーマにした6編の短編小説。 1995年の小説であるが、煽り運転などの今の情勢にも通じる事が描かれていて先見の明が素晴らしいなと思いました。只の事故の原因を探るだけの物語ではなく、その裏の人間ドラマや隠された真相など読んでいて飽きずに読むことが出来ました。 あまり読書の時間が無い人でもさらっと読める小説なので、是非読んでみてください。

Posted byブクログ

2024/02/19

どれも面白かったんだけど、頭の悪いわたしには表題の「天使の耳」だけは何度読んでもラストの説明がちんぷんかんぷん。

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2024/01/04

天使の耳  目の見えない子が事故の無実の証明をする 分離帯  停まっていた車が急に運転。それによる事故 危険な若葉  いわゆる「あおり運転」 通りゃんせ  路上駐車がなければ、助かったかもしれない命 捨てないで  車から空き缶を捨てた→後方の車、目に当たって失明 鏡の中で  事故...

天使の耳  目の見えない子が事故の無実の証明をする 分離帯  停まっていた車が急に運転。それによる事故 危険な若葉  いわゆる「あおり運転」 通りゃんせ  路上駐車がなければ、助かったかもしれない命 捨てないで  車から空き缶を捨てた→後方の車、目に当たって失明 鏡の中で  事故を起こしたコーチ。本当に彼が運転してたのか? どの話も交通事故をテーマにしていたよー。 今ならドライブレコーダーがあって、どっちに過失があるか わかるようになってきたけど、 そうでない時代の話。 それをここまで膨らませられるなんて、 改めて東野圭吾さんって、スゴいですー!!

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2023/12/01

交通事故にまつわる短編集。過失や故意、さまざまな場面がある。この作品の加害者は同情の余地なしといった人たちばっかりだったな。加害者と被害者、ささいな事が大きな悲劇を生んでいく。最後にしっかりどんでん返しがあったり面白かった。表題作が一番好きです。

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2023/11/29

自動車のちょっとしたトラブルに巻き込まれた人たちの短編集 話はバルセロナオリンピックなんかの話題が出てくるので、スマホやネットが流行る前のお話 本のタイトルにもなった「天使の耳」は、目が不自由だけど、音楽などの音から時間を割り出せる耳を持った女性が登場する話。信号無視をしたのは...

自動車のちょっとしたトラブルに巻き込まれた人たちの短編集 話はバルセロナオリンピックなんかの話題が出てくるので、スマホやネットが流行る前のお話 本のタイトルにもなった「天使の耳」は、目が不自由だけど、音楽などの音から時間を割り出せる耳を持った女性が登場する話。信号無視をしたのはどちら。 「分離帯」 事故でなくなった人の妻は昔の憧れの人。警察官として肩入れしてしまう。 「危険な若葉」 今で言うところのあおり運転が題材。大学生の素行の悪さがどんどん窮地に追い込まれて。女性の執念 「通りゃんせ」 車の違法駐車が題材。人里離れた館というのが。なんともミステリーの王道 「捨てないで」 高速で空き缶を捨てた男の顛末。高速で、実際にそんなことがあったら、たまりませんが。被害者の女性に同情 「鏡の中で」 結果として、身代わり運転の話 有名人も大変だなと思うけど、唯一、救われるお話。 相棒の右京さんなら、見逃さないのだろうなと思ったり。

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2023/11/01

なんか物足りない。。短編集だからかな。。1話1話楽しいというか考えさせられるような内容だったんだけど。。短いからかなんか物足りなかった。

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2023/10/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

若い頃から大好きな東野作品。 文庫本は発売当時に全部読んでいると思っていたが、なんとこちらは読んでいなかった… 交通事故の作品を集めた一冊。 いつもの東野作品と変わらず読みやすく、サクッと読めた。 面白かったのは、今なら防犯カメラがそこここにあるのが当たり前だけど、それがなくて目撃者探しに苦労したり、その証言がすごく重要だったり、携帯がないことがポイントになったり… 今頃読んだからこそだけど、他の作品も今改めて読んでみたらそういう楽しみ方ができるかも…と変わった発見をした一冊でした。 (2023/10/8、他の読書管理サイトからお引越し。レビューは読了当時の記録。)

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2023/10/01

東野圭吾にハマり始めて読みましたが、東野圭吾の作品で初めてもう一つだったなと思いました。短編だったため、もうちょっとこのストーリーの続きを読みたい…っていう感じでした。

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2023/09/23

交通事故に関する6編からなる短編集。 この作品は30年以上前の作品でドラレコなども存在しない時の事件で、自分も生まれてなくとても新鮮に感じる作品だった。 ドラレコなどがないが故のミステリーでなにが起きたかわからないブラックボックスの中みたいになっており面白かった。 ラジオであった...

交通事故に関する6編からなる短編集。 この作品は30年以上前の作品でドラレコなども存在しない時の事件で、自分も生まれてなくとても新鮮に感じる作品だった。 ドラレコなどがないが故のミステリーでなにが起きたかわからないブラックボックスの中みたいになっており面白かった。 ラジオであったりがとても味を出しておりどの短編も楽しむことができた。

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