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こうばしい日々 の商品レビュー

3.7

220件のお客様レビュー

  1. 5つ

    34

  2. 4つ

    76

  3. 3つ

    72

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

    2

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2011/07/23

読み返しの本。 これ、江國さん20代の作品だなんてステキすぎます。 この2作。共通点があっておもしろい。

Posted byブクログ

2011/07/01

「こうばしい日々」は思春期以前の男の子の幼い恋愛と日常の話で「綿菓子」は思春期真っ只中の女の子の恋愛の話。 「綿菓子」の女の子とその姉の元彼のやり取りが甘苦くてすごく良いと思った。

Posted byブクログ

2011/06/07

江國香織の本を初読了。 この人の文体って乙女チック。特に男性像が良くも悪くも(笑) 読んでてステキやなあと思えます。

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2011/05/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ほんわかする小学生の恋愛。男の子と女の子の視点からかかれた二つの短編です。個人的には、女の子の視点から書かれた『綿菓子』が好きです。恋する女の子が”恍惚”ってこういうことなのかと言うシーンがあるんだけど、かわいいな〜って思います。小学生の時に、わたしは恍惚って言葉知らなかったな・・・

Posted byブクログ

2011/04/21

個人的に到来した江國香織ブーム。 とりあえず、解説がすごくおもしろかった。 江國香織さん秘話。 ①ファックス。 なんと、ファックスによって、そのまま紙が向こう側に、 送られると勘違いしていたのだとか。 いや、それもうワープでしょう、というはなしで、 しかし、江國さんは出てきてし...

個人的に到来した江國香織ブーム。 とりあえず、解説がすごくおもしろかった。 江國香織さん秘話。 ①ファックス。 なんと、ファックスによって、そのまま紙が向こう側に、 送られると勘違いしていたのだとか。 いや、それもうワープでしょう、というはなしで、 しかし、江國さんは出てきてしまう紙を訝しく思い、 また送り直したのだとか・・・。 ②車の運転。 なんとゴミ集積所に激突し、箪笥をふっとばし、 それによって対向車のBMWを大破させたのだとか。 そうして、警察には被害者として扱われる・・・。 本作は少年と少女が、それぞれ年の離れた姉の恋愛を、 批判的に観察しつつも、自分もぎこちなく恋愛を進めていく、 というもの。 特筆するような特徴もないと言えばないのだが、 江國香織さんにしては文章が平易でこれといった光る描写もあんまり、 目立ちはしないわけだし、 けれど、平易をここまで軽快に貫いてくれるとなんだかうれしい。 とはいえ、心理描写自体は優れてますよね。 少年や少女という生き物は残酷なまでに観察眼が優れているタイプがあって、 この両者は共にそういうタイプなのかな。 けれど、それを自分に向かってフィードバックさせるのが、 どうにも、この二人は下手なのですね。 観察眼は優れていても、自分を客観的には見られていないというか。 とはいえ、その点では少女のほうがかなり客観的に見れていて、 女性のほうが男性よりも精神年齢が高いというのは、 うん、こうしっかり描かれてもいるのかな。 残酷なまでの描写を平易に押し留めて、ほっこりと心温まる、 物語をつくる。結果だけを見れば平易な物語ができるわけだけど、 これってすごくむつかしい。 江國香織さんかぁ。なんとも、魅力的なひとだ。

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2010/12/29

11歳の主人公ダイの視点を中心に家族、そして恋が綺麗に描かれている作品だと思います。読んでいてほっこりしてしまう内容でした。 ロマンティストな自分はすごくこの本が気に入りました。

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2010/12/27

次郎さんの話のほうがなんとなくよかったかなー。 今気持ちが江国さんの本を読む気分じゃないみたい。 ★3つ。

Posted byブクログ

2010/12/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「こうばしい日々」、タイトルも好きです。 どこかあっけらかんとしたアメリカンな明るさが爽快です。 少年が主人公というところも、新鮮ですね。 電車に長くのるような日に持参して出かけたい一冊。

Posted byブクログ

2010/11/06

恋愛を描いた中編2作品の本です。 どちらも甘く切なくそしてさわやかな江國さんらしい作品となってます。 2作品に共通するのは「お菓子」。

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2010/10/24

図書館に行って座っているのが好きなの。本の生き遣いを聞いているだけでいいのよ。わたしの趣味なの。 日本男児っているのは、女にうつつをぬかしたりしないんだ。 人はね、誰かに愛されたら、その愛に報いるだけの生き方をしなくちゃいけないのよ。 私は死にたい気持ちになった。どうしてこんな馬...

図書館に行って座っているのが好きなの。本の生き遣いを聞いているだけでいいのよ。わたしの趣味なの。 日本男児っているのは、女にうつつをぬかしたりしないんだ。 人はね、誰かに愛されたら、その愛に報いるだけの生き方をしなくちゃいけないのよ。 私は死にたい気持ちになった。どうしてこんな馬鹿げたことを言ったんだろう、哀しくて恥ずかしくて、くやしくてみじめになった。

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