ビジョナリーカンパニー の商品レビュー
読み応えのある本だった。つまり、読むのに時間がかかった。それでも、手に取り、ページをめくる価値は十分にある。経営に対する考え方が変わった。 実在するいくつもの企業を分析し、そこから時代を超えて生き残る企業の条件を導き出している。P&G、ウォルマート、3Mなどが登場する。「カリ...
読み応えのある本だった。つまり、読むのに時間がかかった。それでも、手に取り、ページをめくる価値は十分にある。経営に対する考え方が変わった。 実在するいくつもの企業を分析し、そこから時代を超えて生き残る企業の条件を導き出している。P&G、ウォルマート、3Mなどが登場する。「カリスマ的な指導者は必要ない」「無謀としか思えない戦略が有効な時がある」「基本理念を堅持すれば、あとは柔軟に変化させてよい」など、ぶっ飛んだことが書いてあるので最初は驚くが、読み進めていくうちに納得出来る。重要そうな所が多過ぎて、大量に線を引いてしまった。
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50年間以上「ものすごくうまくいっている企業」か「すごくうまくいっている企業」とどう違うのかを研究してまとめた有名なビジネス書。
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自分で会社を経営したい方、事業を始めたい方は読んで損はないです。 なぜ潰れる会社といつまでも残る会社があるのか 面白い視点から分析されており、参考となります。
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ビジョナリーカンパニーとは、先見性のある企業のこと。 長くに渡ってリードし続ける企業にはどういう特徴があるのかについて研究された結果を述べている。 結論から言うと、大事なことは ・理念が明確であり、わかりやすい ・理念が企業の細部にまで渡って浸透している ・理念に即して行動する...
ビジョナリーカンパニーとは、先見性のある企業のこと。 長くに渡ってリードし続ける企業にはどういう特徴があるのかについて研究された結果を述べている。 結論から言うと、大事なことは ・理念が明確であり、わかりやすい ・理念が企業の細部にまで渡って浸透している ・理念に即して行動するが同時に利益も追い続ける (理想を常に口にし続け、同時に現実的な思考も行う) ・進歩を促す仕組みを持っている ・理念に背く行動は企業のどんな細部でも行わない。 (一貫性を常に意識する) 進歩を促す仕組みとは。 ・社運をかけた大きな目標を常に持っている ・カルトのような文化(社風)を持っている ・大量のものを試して、上手くいったものを活かす ・生え抜きの経営陣を幹部に採用する ・決して満足しない 以下は感想。 ビジョナリーカンパニーになるために、個々人が働く上で重要なことは、 『目の前の仕事が好きであり、その企業内での働き方が自分のスタイルに合っていること』 であると思った。 この理由を説明する。 まず、「目の前の仕事が好きであり」について。 これはつまり、仕事が好きであることは、企業の理念と自分の意見が合っているということだ。 これにより、努力すべき対象が自分自身の中で正当化されることになる。 今まさにやっていることが自分のやりたいことであり、自分を成長させてくれるんだ!という気概を持てることである。」 これは、社運をかけた大きな目標に取り組んでいる時に上記のように全社員が感じていれば、ビジョナリーカンパニーに1つ近づく。 次に「その企業内での働き方が自分のスタイルに合っている」について。 これは、基本理念を皆が信じていることが前提にある。 その上で、正当な評価がなされ、個々が尊重されていることが重要である。 なぜなら、決して満足せずに挑戦し続けるためには、正当な評価が必要であり、大量のものを試すには、年代に関わらず全ての社員の意見が尊重される必要があるためだ。 生え抜きの経営陣が必要だということは、その企業の理念を体現できるのは生え抜きの社員であるためである。 すなわち、外部の人間をCEOにしても良いが、理念を体現するのは実際難しいという理由がある。 企業といっても、それは個々の人間の集まりである。 よって、どのような人間を会社に入れるかは非常に重要である。 理念に共感した優秀な人がベストである。 仮に現在務めている企業の理念や社風が合わないとしても、まずは無理やりにでも合わせてみることが必要であると思った。 そうすることが社内の評価に繋がるのではないかと思う。
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マネジメントの本ではあるが、個人としてどのように考え、行動すると良いかを学ぶことができた。 印象に残ったのは、”とにかく仕組み・仕掛けを作る”ということと、進化を止めてはならないということ。 学習、努力、業務上の工夫や取組みを一過性のもとせず、自分だけのものとせず、組織として継...
マネジメントの本ではあるが、個人としてどのように考え、行動すると良いかを学ぶことができた。 印象に残ったのは、”とにかく仕組み・仕掛けを作る”ということと、進化を止めてはならないということ。 学習、努力、業務上の工夫や取組みを一過性のもとせず、自分だけのものとせず、組織として継続させられるような仕掛けを作ること、そのようにして進化し続けないとまずいことになるという不安を駆り立てること。できるようで本当に難しいことと感じる。 日々の仕事や生活に役立てていきたい。
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結構長く時間をかけて読みました。 いわゆる経営の教科書として有名なこの本、安易に「いい会社」を目指すには、になっていないのがポイント。 「ビジョナリー」な会社がほかとどう違うのか、それはどういうビジョンだったのか。 基本的にはこのメッセージがひたすら書いてあります。 個人的に...
結構長く時間をかけて読みました。 いわゆる経営の教科書として有名なこの本、安易に「いい会社」を目指すには、になっていないのがポイント。 「ビジョナリー」な会社がほかとどう違うのか、それはどういうビジョンだったのか。 基本的にはこのメッセージがひたすら書いてあります。 個人的に気になったのが、 「時を作る」こと。 一人のカリスマがすべてをできるようにするのではなく、それをどうやって「仕組化」するか。 これって会社経営だけでなく、それぞれの人の立場の中で必要なことなんですよね。
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世の中でいう、いわゆる「素晴らしい企業」を作るためにはどのようなことをすればよいかということを学んだ。 他と違うことをしながら、理念を崩さないように、自分も生きていきたい。
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目次 第1章 最高のなかの最高 十二の崩れた神話 調査プロジェクト データはあくまでデータ 第2章 時を告げるのではなく、時計をつくる 「すばらしいアイデア」の神話 「すばらしいアイデア」を待つのは、悪いアイデアかもしれない 企業そのもの...
目次 第1章 最高のなかの最高 十二の崩れた神話 調査プロジェクト データはあくまでデータ 第2章 時を告げるのではなく、時計をつくる 「すばらしいアイデア」の神話 「すばらしいアイデア」を待つのは、悪いアイデアかもしれない 企業そのものが究極の作品である 偉大なカリスマ的指導者の神話 建築家のような方法 - 時計をつくる CEO、経営幹部、起業家へのメッセージ 挿話 「ORの抑圧」をはねのけ、「ANDの才能」を活かす 第3章 利益を超えて 現実的な理想主義 - 「ORの抑圧」からの解放 基本理念 - 利益の神話を吹き飛ばす 「正しい」理念はあるのか CEO、経営幹部、起業家への指針 第4章 基本理念を維持し、進歩を促す 進歩への意欲 基本理念を維持し、進歩を促す CEO、経営幹部、起業家のためのキー・コンセプト 第5章 社運を賭けた大胆な目標 BHAG - 進歩を促す強力な仕組み 重要なのは指導者ではなく、目標 - 時を告げるのではなく、時計をつくる CEO、経営幹部、起業家への指針 第6章 カルトのような文化 「病原菌か何かのように追い払われる」 IBMが偉大な企業になった過程 ウォルト・ディズニーの魔法 プロクター&ギャンブル - 本社に浸りきる CEO、経営幹部、起業家へのメッセージ イデオロギーの管理と業務上の自主性 第7章 大量のものを試して、うまくいったものを残す 進化する種としての企業 3M - ミネソタの突然変異製造機がいかにしてノートンをつきはなしたか 3Mでの「枝分かれと剪定」 CEO、経営幹部、起業家にとっての教訓 「機軸から離れない」ではなく、「基本理念から離れない」 第8章 生え抜きの経営陣 社内の人材を登用し、基本理念を維持する CEO、経営幹部、起業家へのメッセージ 第9章 決して満足しない 現状を不十分と感じるようにする仕組み 将来のために投資する - そして短期的にも、好業績をあげる マリオット対ハワード・ジョンソン - アメリカの偉大なチェーンの没落 CEO、経営幹部、起業家へのメッセージ 黒帯の寓話 第10章 はじまりの終わり 一貫性の力 - フォード、メルク、ヒューレット・パッカード CEO、経営幹部、起業家のための一貫性の教訓 これは終わりではない
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ビジョンを持った会社、ビジョナリーカンパニー(急成長を成し遂げる会社)とは、独自の歴史を持ち、独自の社風を持つ。 その会社は特には、カリスマは必要なく盤石としたルールが存在する。 この本では、日本の企業としてソニーを上げているが、現在ではこれがサムソンに変わっていることだろう。 今の日本では、ユニクロだとか、ソフトバンクだろう。
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経営者の教科書と呼ばれる本です。 今までの良い会社と呼ばれる定義を覆すような 内容に目からうろこでした。 「経営者にカリスマは、いらない」 「orではなく、AND」 ビジョナリー(未来志向型)な企業をつくるには? 起業したい人は、ぜひ読んで欲しい本です。 価値観変わります。
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