龍は眠る の商品レビュー
流石に今読むと設定や、台詞回しが古い印象は否めない。 サイキックの設定からして、ミステリよりSFなのか? ちょっと、そのあたりもあいまい。 物語も、もっとギュッと密度を上げることができたのかもしれない。キャラの印象付けがくりかえされ、若干くどいような印象を受ける。好みの問題だろ...
流石に今読むと設定や、台詞回しが古い印象は否めない。 サイキックの設定からして、ミステリよりSFなのか? ちょっと、そのあたりもあいまい。 物語も、もっとギュッと密度を上げることができたのかもしれない。キャラの印象付けがくりかえされ、若干くどいような印象を受ける。好みの問題だろうか。 味付けで言うとかなり濃い目。
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人の心を読める、そんな少年と出会って、疑ったり信じたり。その子たちの苦悩も聞き、助けになっていく主人公。
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職場の上司から薦められたミステリー小説。 宮部みゆきさんの長編ミステリー。 人の心の中を読める超常能力者(サイキック)と共にとある台風の夜の死亡事故に遭遇し、その真相を明かされる。それが始まりだった。 「こいつが犯人か?いやこいつか?」読みながら、自分の推理が二転三転する。そして...
職場の上司から薦められたミステリー小説。 宮部みゆきさんの長編ミステリー。 人の心の中を読める超常能力者(サイキック)と共にとある台風の夜の死亡事故に遭遇し、その真相を明かされる。それが始まりだった。 「こいつが犯人か?いやこいつか?」読みながら、自分の推理が二転三転する。そして複雑なトリックを解いた時の爽快感。ミステリー好きに是非薦めたい作品です。 「我々は本当に、自分の中に一頭の龍を飼っているのかもしれません。底知れない力を秘めた、不可思議な姿の龍をね。それは眠っていたり、起きていたり、暴れていたり、病んでいたりする。」 作中にとある刑事のワンフレーズ。 ミステリー要素だけでなく、人間の苦悩や煩悩を描写している。サイキックも普通の人間も生き辛さを感じている点では同じ。そんな人間の心理も窺える作品でした。
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最後まで緊迫感がありあっという間に読了。 登場人物もそれぞれ抱えているものがあり、人間味があり、伝わりものがあった。
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超能力とミステリを掛けわせたストーリー。超能力者のことをサイキックっていうんですね。この2つを扱うとなるとアニメ的になってしまいそうだが、そうなってないのが流石なんだと思う。能力を持つ者の苦悩が描かれてるが、本来なら悪用もできてしまう力だから怖いもの。
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【新潮文庫2014夏の100冊26/116】いかにも宮部みゆき先生らしい構成。最後の最後まで、謎が解き明かされることなく進むけど、独特の雰囲気を醸して間延びせず謎の中に身を委ね、あっという間に読了となる。出だしの大雨の中の様は鮮明にイメージ出来、一気に引き込まれた。何のために生き...
【新潮文庫2014夏の100冊26/116】いかにも宮部みゆき先生らしい構成。最後の最後まで、謎が解き明かされることなく進むけど、独特の雰囲気を醸して間延びせず謎の中に身を委ね、あっという間に読了となる。出だしの大雨の中の様は鮮明にイメージ出来、一気に引き込まれた。何のために生きるのか?誰かの役に立つため?自分の存在意義って?確かに一年に一度くらい、夜中、一人っきりになって考えてみるのも悪くない。重荷は、それを背負える肩を選んで乗せられる。背負いきったその先の未来はきっとひらけてる。
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不思議と今まで宮部みゆきを読まずに過ごして来たんだけど、初めて読んでみたら面白かった。 他にもたくさん作品あるから、これからは読んでいこう。 超能力とミステリーがいい具合に混ざってるな。
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主人公はジャーナリストで、台風の夜に不思議な能力を持つ少年に出会う。少年は人の心を読み取ることができて、その強大な能力のために生きづらい生活を送っていた。
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ある台風の夜に通りかかった道で高坂は少年を拾う。偶然のりあげた口を開けたマンホールに危険を感じた矢先、台風に飛ばされる学童用の黄色い傘を見る。嫌な予感が走る中、拾った少年慎司が次々と漏らす言葉が示すものとは。 そこからはじまる高坂と慎司の間についた傷や悲しみや信頼のお話。 すっ...
ある台風の夜に通りかかった道で高坂は少年を拾う。偶然のりあげた口を開けたマンホールに危険を感じた矢先、台風に飛ばされる学童用の黄色い傘を見る。嫌な予感が走る中、拾った少年慎司が次々と漏らす言葉が示すものとは。 そこからはじまる高坂と慎司の間についた傷や悲しみや信頼のお話。 すっごい面白かった・・・。 たくさんの人が出てくるんですが、それぞれが生き生きと自分の思った通りに動いていて、その中には「なんでそんなことするのかなぁ」な行動もあるんですが、それはそれなりに筋は通っている(というかわからないでもない)。 いい人ばかりではなく、といって悪いことする人に理がないわけではなく。実社会に似ていて、受け入れるしかない世界。彼らがやることは悪意があったりなかったり、実を結んだり結ばなかったり。よくないことだけど、よくあることでもあるなーとか思いつつ読んでたら終わってた・・・! たとえば障害があったり、超能力を持ってしまっていたり、何もなくてもそこそこめんどくせーのに、何かあった場合もひとつ面倒でタイヘンなんだろうな、でも疲弊するだけの毎日じゃなければいいなと願いました。あなたも、わたしも。
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内容(「BOOK」データベースより) 嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中...
内容(「BOOK」データベースより) 嵐の晩だった。雑誌記者の高坂昭吾は、車で東京に向かう道すがら、道端で自転車をパンクさせ、立ち往生していた少年を拾った。何となく不思議なところがあるその少年、稲村慎司は言った。「僕は超常能力者なんだ」。その言葉を証明するかのように、二人が走行中に遭遇した死亡事故の真相を語り始めた。それが全ての始まりだったのだ…宮部みゆきのブロックバスター待望の文庫化。
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