ファントム(上) の商品レビュー

スーザン・ケイ(著者),北条元子(訳者)

2009/10/04

オペラ座の怪人のパロディのようなもの。
原作では語られていない怪人の出生からクリスティーヌとの恋の結末までを、描いた物語。
スーザン　ケイは怪人ファンなので、怪人かっこよすぎです。
上巻では、まだ怪人の少年時代あたりなのでクリスティーヌは出てきません。
エリックもまだ子供なので、可愛げがあります。

2009/10/04

久しぶりにはまった本。上、下巻とあるのですが（どちらもケッコーな厚さ）上は夜の１０時に読んで、朝の９時に読み終わりました。。寝食共に忘れて読んでたらしい（笑）

内容は「オペラ座の怪人」のエリックを主人公にしたいわば二次創作の本なんだけども、二次創作だと思って侮ってたら
とんでもないしっぺがえしを食らいました。
「オペラ座の怪人」好きな人は、これは絶対はまるかと・・。。

2009/10/04

原作「オペラ座の怪人」では明かされていない部分を、作者が想像し描いた作品。原作に比べてサスペンス要素は薄いが、人間の内面に焦点をあて、掘り下げて書かれている。先にガストン・ルルーの原作を読んでからの方が楽しめると思う。

2009/10/04

純粋な子供が歪みに歪んで"オペラ座の怪人"になるまでを綴ったもの。の前編。オペラ座の怪人になるのは下巻です。

2009/10/04

『19世紀、フランス。夫を亡くしたマドレーヌが失意の中で産んだ長男エリックは、この世のものとは思えない恐ろしい容貌をしていた。以来マドレーヌは我が子をどうしても愛することができず、仮面をかぶせて屋根裏に閉じ込める。やがてエリックのずば抜けた頭脳は顕著になり、幼くして建築学を極めるとともに音楽の方面でも類いまれな才能を発揮。だが八歳になったとき、自分がいると母にも危険がつきまとうと知ったエリックは、自ら家を飛び出した…。あまりにも有名な〈怪人〉の生涯を、生い立ちから書き起こす感動作。』

2009/10/04

私の大好きな「オペラ座の怪人」。その怪人の幼少時代からが描かれてます。
後半まで一気に読めてしまいます。でもそれはやっぱり切ないんです。ウルウルきます。

2009/10/04

怪人エリックを人間として描いた物語。
オペラ座の怪人をちゃんと読んだことがないが、大まかなストーリーを知っているだけでも楽しめる。

2009/10/04

オペラ座の怪人の映画ファンだったので、この本を読んだのですが、これはファントムへの愛が篭っていると思います。
エリックの悲しい幼少期から、いかにしてオペラ座の怪人となっていくかが描かれています。
母親との関係が、呼んでいて一番辛かったです。

2009/10/04

優しく美しい心と
荒れ果てた土のような姿を持つ

数々あるオペラ座関連の中でも
一際異彩を放ちなお愛されている
名著だと思います

2009/10/04

オペラ座の怪人ファン、特にファントムが好きな方には是非読んでいただきたい作品。何故ファントムがオペラ座に住むようになったのか、何故見せ物になっていたのか、それが彼の幼少期から語られ一つの物語になっています。涙無しには読めないこと、請け合い。