風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー
12国記シリーズ。慶…
12国記シリーズ。慶国の物語。3人の少女、陽子・祥瓊・鈴が人との出会いを通して変化し、今までの経験をもとに生き生きと花開いていく様が魅力的。結末も本当にスカッとします。
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3人の話は次第に収束…
3人の話は次第に収束してゆき、やがて一つの物語となってゆきます。己の未熟さを認識し、前を向いて動き出した3人の姿には惚れ惚れしてしまいます。最後をしめるのは陽子の初勅。晴れ晴れとした気持ちになりました。やはりいい作品ですね。
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めっさ良かったよ!!…
めっさ良かったよ!!!最後はやっぱ陽子がキメてくれたねぃ♪まぢ惚れそうになる程陽子かっこいい!!女性の憧れだぃ!!!!
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最後はなにかスカッと…
最後はなにかスカッとさせるような終わり方でした。いや、それ以上に上巻のときとはまた違った二人の心の変化には深いものを感じました。
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十二国記シリーズの七…
十二国記シリーズの七冊目 「人間って、不幸の競争をしてしまうわね・・・自分を哀れんで、他人を怨んで、本当にいちばんやらなきゃいけないことから逃げてしまう・・・」祥瓊の言ったこの言葉。とても心打たれました。王としての陽子を支えてくれる味方が増え、慶国に明るい兆しが見え始めた結末に、...
十二国記シリーズの七冊目 「人間って、不幸の競争をしてしまうわね・・・自分を哀れんで、他人を怨んで、本当にいちばんやらなきゃいけないことから逃げてしまう・・・」祥瓊の言ったこの言葉。とても心打たれました。王としての陽子を支えてくれる味方が増え、慶国に明るい兆しが見え始めた結末に、上巻からの重い空気が一転して、明るい気持ちになれました。
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陽子、祥瓊、鈴、三人…
陽子、祥瓊、鈴、三人の娘たちの進む道は?凛々しい陽子が素敵です。物語の終わり方がスカッとしていて最高!
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陽子の考えを尊重して…
陽子の考えを尊重してくれる人たちがいることにホッとしました。
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陽子、鈴、祥瓊が出会ってからは一気に話が進みスムーズに読めました。 蘭玉と桂桂はかわいそうだった。 これって現代でも簡単に行われていることなんだろうと思います。 だからこその陽子の行動、鈴と祥瓊の成長に希望があるのでしょう。 3人とも狭い世界から飛び出して大活躍でした。 知ら...
陽子、鈴、祥瓊が出会ってからは一気に話が進みスムーズに読めました。 蘭玉と桂桂はかわいそうだった。 これって現代でも簡単に行われていることなんだろうと思います。 だからこその陽子の行動、鈴と祥瓊の成長に希望があるのでしょう。 3人とも狭い世界から飛び出して大活躍でした。 知らなかったこと=それは仕方なかったから卒業して1つ大人になったなと思いました。 これからどう過ごすのかしら?3人でのガールズトークなんてあったら良いな。 そして景麒の景麒だからこその『お呼びだて』にはちょい笑いました。
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「月の影 影の海」の時間軸的な続編。 陽子が景王として即位してからのお話。泰麒の話や延主従の話も好きだったけれど、十二国記は陽子を主人公として知った話のため、やはり陽子が主体の話の続きは特に楽しい。 中でも王として完全に舐められていた陽子が、禁軍の前に景麒に乗って現れるシーンが特に好きかもしれない。 祥瓊と鈴が景王の話をしているときに、黙っていられず自分とカミングアウトするシーンも結構好き。
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今の世界情勢の中、たまたま読了。 こんなことが現実に起きていることに愕然とする。 陽子がいたから良かったものの、実際王師に囲まれ、革命軍は殲滅させられていただろう。 暴力で、権力で、支配しようとするのは人間の性なんだろうか? まさに非道そのもの。 人道避難路も攻撃されるのは何も物語の中だけではなかったのが読んでいて悲しかった。 そしてそれを余すことなく描ききった小野不由美さんはさすがと言うべきか。 景には救いがあって本当に良かった。 初勅が素晴らしい。 己という領土を治める唯一無二の君主に。そのためにはまず、他者の前で毅然と首を上げることから始めてほしい。 命を捨てろとは到底思えないが、どんな状況でも心は腐らせたくないと思った。 ウクライナの方たちの心が生きていますように。救いの手が届きますように。
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