風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー
上巻があんだけしんどかっただけあって、下巻の読後感はほんとスッキリ。 それぞれがそれぞれの過ちに気付き、認め、前を向く。そういってしまえばありきたりなのかもしれないけど。 これだけ味方側の人間が死んでて、スッキリ爽やかってのも不思議。それだけガホウ・ショウコウが嫌なやつ(という...
上巻があんだけしんどかっただけあって、下巻の読後感はほんとスッキリ。 それぞれがそれぞれの過ちに気付き、認め、前を向く。そういってしまえばありきたりなのかもしれないけど。 これだけ味方側の人間が死んでて、スッキリ爽やかってのも不思議。それだけガホウ・ショウコウが嫌なやつ(というか悪人)として描かれてるんだろうし、反対に、カンタイたちこちら側の人間は魅力的なおっさん(遠甫はおじいちゃんだけど)なんだろうなぁ。
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物語も後半へ進み、陽子が奮闘します。続きが気になって急いで読んだのですが、面白かったです。陽子が主体の上下巻が一番面白いと思います。
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最初はちょっといらいらしながら見てた少女たちが、どんどん成長してかっこよくなるのは読んでて爽快(^^) 最後の陽子さんは、何回読んでもかっこよすぎです そこだけ何度も読み返してます 笑
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
王は人々の希望。だから会いに行く。景王陽子は街に下り、重税や苦役に喘ぐ民の暮らしを目の当たりにして、不甲斐なさに苦悶する。祥瓊は弑逆された父の非道を知って恥じ、自分と同じ年頃で王となった少女に会いに行く。鈴もまた、華軒に轢き殺された友の仇討ちを誓う―王が苦難から救ってくれると信じ、慶を目指すのだが、邂逅を果たす少女たちに安寧は訪れるのか。運命は如何に。 「BOOK」データベース より
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シリーズ最初に、 あっけなくスルーされてしまった 戦いのシーンですが、 今回は、徐々に始まるところから ラストに至るまで、王道的な仕上がりでした バルサか?エリンか? ……みたいなところもありましたが(^^ゞ 陽子は、カッコ良かったです 初勅がいいね 鈴や祥瓊の啖呵もすごかっ...
シリーズ最初に、 あっけなくスルーされてしまった 戦いのシーンですが、 今回は、徐々に始まるところから ラストに至るまで、王道的な仕上がりでした バルサか?エリンか? ……みたいなところもありましたが(^^ゞ 陽子は、カッコ良かったです 初勅がいいね 鈴や祥瓊の啖呵もすごかったよ(^_^;) 女の子の活躍する話が続いたので 違う主人公の話を読もうと思う
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自分の中でぐるぐるしていた三人娘が、それぞれの出会いを通して成長して出会う物語。 自分を冷静に見て、変わっていく少女たちの清々しいほどの凛とした美しさに、頭が垂れる思いです。 同じように変わっていけたらいいのに中々難しい現状を思い知る。でも頑張る。 陽子だけは二人とは違う軌跡を辿...
自分の中でぐるぐるしていた三人娘が、それぞれの出会いを通して成長して出会う物語。 自分を冷静に見て、変わっていく少女たちの清々しいほどの凛とした美しさに、頭が垂れる思いです。 同じように変わっていけたらいいのに中々難しい現状を思い知る。でも頑張る。 陽子だけは二人とは違う軌跡を辿って、王としての道を模索していくのですが、もう本当に陽子好き…v 鈴や祥瓊がたどった道を、もう陽子は通った後だからなぁ。 にしても、あそこで自分が景王であることを告げたのには、再読でありながら「おいおい」と思いました。 でもまあ、必要だとは思うんだけど、可愛いなぁ、と。 既に陽子は――――迷うながらでも自分の主だなぁ、と思いました。 決して褒められた方法ではなかったかもしれないけれど、結果として信頼に足る人を得た…信頼に足る人物を自分の目で見つけ、王である以前に陽子の人と成りを知ってもらえたこの出会いは大きかった。 ああやっぱり私は十二国記となると陽子を特別視してしまうのかもしれない。 好き。
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三人が自然と一緒になる感覚がよかった! え?なんで景王がここにってのがいい。 恨みから、妬みから景王に会いに行った女子が いろいろな経験を経て生まれ変わった気持ちで出会う とてもよかった 人を思いやる気持ちは大切ですね
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三人の少女の邂逅がすごく良かった。 最初はあまり好きじゃなかった鈴や祥瓊が、最後には愛おしくてならなかった。
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3人がそれぞれの答えを見つけて、前に歩き出す。そんな姿に励まされる。戦が巻き起こる中で、逃げないで戦い続ける少女たちの結末とは。ラストは圧巻。必見。
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★2.5だがおまけで。 異様なまでの評価の高さだが、うーん、そこまでの★はやれんですな。 まぁファンタジー好きには堪らんのでしょう、当方、それほどファンタジーに思い入れがありませんので。
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