風の万里 黎明の空(下) の商品レビュー
慶国物語の後半。 陽子、鈴、祥瓊、それぞれの物語が一本につながっていく。 本物の慶王になっていく陽子の姿が圧巻。 この物語は本当に兎に角面白い。引き込まれ方が半端ない。 フルタイムで働き、母親もこなす私の少ない時間の中でも、 一日一冊ペースでとりつかれたように読んでしまう。 ...
慶国物語の後半。 陽子、鈴、祥瓊、それぞれの物語が一本につながっていく。 本物の慶王になっていく陽子の姿が圧巻。 この物語は本当に兎に角面白い。引き込まれ方が半端ない。 フルタイムで働き、母親もこなす私の少ない時間の中でも、 一日一冊ペースでとりつかれたように読んでしまう。 話の面白さはもとより、表現力や文章力、ファンタージーなのに凄い筆力。 この作家さん凄い。
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※このレビューにはネタバレを含みます
話した事がないもの同士が、察し合っている。 陽子に対するショウケイがまさにそういう感じで、何も言わなくても理解してくれたんだと嬉しくなった。楽駿は出るだけでほっとする。 3人共、「自分で動いた」巻だった。 時代が、反乱軍と切り捨てた中にも、彼らなりの正義や言い分があったんだろうなと思ったりした。
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上巻とは うってかわって 大ファタジーの要素たっぷり どうなっていくのだろう 小野不由美さんの ストーリーテラーとしての筆力が 全開ですね 気持ち良く 最後まで 引っ張っていかれてしまいました あとがき に 物語の中で「死んで」いく幾多のひとたちに 弔意を添えておられる...
上巻とは うってかわって 大ファタジーの要素たっぷり どうなっていくのだろう 小野不由美さんの ストーリーテラーとしての筆力が 全開ですね 気持ち良く 最後まで 引っ張っていかれてしまいました あとがき に 物語の中で「死んで」いく幾多のひとたちに 弔意を添えておられる その姿勢がすてきですね
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再読! あ〜やっぱり面白い!読み応えある!最後が本当に清々しい! 2019.01.15 新刊が嬉しくて再読!ほんといつ読んでも面白い。3人の運命が重なりだして、初めて同じ場所に揃ったときとか、怒涛の勢いで物語のお終いに向かっていくところ、やっぱり最高。陽子は最初から最後までかっ...
再読! あ〜やっぱり面白い!読み応えある!最後が本当に清々しい! 2019.01.15 新刊が嬉しくて再読!ほんといつ読んでも面白い。3人の運命が重なりだして、初めて同じ場所に揃ったときとか、怒涛の勢いで物語のお終いに向かっていくところ、やっぱり最高。陽子は最初から最後までかっこいいし、初勅は本当に痺れる!
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陽子の信念と采配に最後は感涙。今までの十二国記の集大成とも言える巻だった。登場人物、場面が多く、途中まで読むのが大変だったが、読後は最高だ。
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陽子・鈴・祥瓊の成長が素晴らしい。 鈴と祥瓊は上巻とは別人のよう。本当の美しさとは華やかな衣装に身を包んだり、地位の高さで決まるものではなく、目の前の現実や自分の弱さと向き合い、闘う心の強さなのだと思う。また人は、心の持ちようで変われるのだということを教えてくれる。 「月の影」からその成長を追ってきた陽子には気持ちの入り方も特別で、この作品で新たな成長を遂げる姿を見られることがとても嬉しい。迷いながらも自分なりの答えを見つけ、凛々しく言葉を放つ対禁軍~初勅のシーンには鳥肌が立った。 ブログ:「十二国記 風の万里 黎明の空」小野不由美|3人の少女の成長と変わりゆく慶国を描いた物語 https://choco-mintonz.com/hobby-life/twelve-kingdoms-4
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鈴もしょうけいも、自分の考えが間違っていたことに気が付き、陽子も、閣僚たちに踊らされたことに気が付く。 この巻で3人が大きく成長したなと思いました。
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陽子が「王」になった。 国がどうあるべきか、を自分の中で明確にできた。 三人とも成長し、感謝と謝罪を自覚し心が外向きに広がってきた。 立派に成長したなぁw
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陽子を中心とした人々が、集まっていくという形がすごくよくわかっていく。 これから三人の少女がどうなっていくのかすごく楽しみ。そして陽子が掲げた初勅にすごく感動した。 初勅を言い渡した陽子を見て「衣食足りて礼節を知る」という言葉が浮かんだ。
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国を立てなおすため決断する陽子。長い旅の道のりで友を失ない、混乱に巻きこまれながら、陽子に会うため慶国をめざした祥瓊と鈴。邂逅は人生の夜明けになるか。 わりと鈴と祥瓊が似たような状況におかれていたので、どっちがどっちだっけとなりました。 ただ、彼女たちが自分の身分を明かし、陽子...
国を立てなおすため決断する陽子。長い旅の道のりで友を失ない、混乱に巻きこまれながら、陽子に会うため慶国をめざした祥瓊と鈴。邂逅は人生の夜明けになるか。 わりと鈴と祥瓊が似たような状況におかれていたので、どっちがどっちだっけとなりました。 ただ、彼女たちが自分の身分を明かし、陽子を信じろと言ったり、陽子が王らしさを発揮して官を服従させるさまはおお!と興奮してしまいました。
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