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大地の子(4) の商品レビュー

4.5

139件のお客様レビュー

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中国の激動の時代を、育ての父と実の父の間で揺れる主人公の葛藤が、切なくなります。歴史物が好きな人は絶対に読むべき!!この作品に出会えて、本当に良かったです。

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大地の子 最終巻 戦争の愚かさ 家族の絆 すべてが詰まった作品です

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2024/05/19

胸が張り裂けそうになりながらも、読破。 主人公、陸一心の人生は苦難の連続で、その度に自身の努力や周囲からの助けで這い上がってきた。これから自分の人生にどんなに辛いことがあっても、陸一心ほどのことではないだろう。 戦争が市井の人にもたらした影響の大きさや、家族の絆について考えさ...

胸が張り裂けそうになりながらも、読破。 主人公、陸一心の人生は苦難の連続で、その度に自身の努力や周囲からの助けで這い上がってきた。これから自分の人生にどんなに辛いことがあっても、陸一心ほどのことではないだろう。 戦争が市井の人にもたらした影響の大きさや、家族の絆について考えさせられた。

Posted byブクログ

2024/03/08
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ようやく再会した妹だったが、重い病に臥せっており間もなく亡くなってしまう。 そして、妹臨終の場で実の父と再会する主人公。 お互いに、仕事の立場の違いからすぐに打ち解けることはできない。 出張で日本に行った際、主人公は父の自宅を訪れ、母や妹達の仏壇に手を合わせることで父と打ち解けることができた。 しかし、このことが原因でライバルに足を引っ張られ、主人公は左遷されてしまう。 1年あまりを経て主人公の冤罪は晴れるが、その窮地を救ったのが元カノというのが意外だった。 悲願であった日中共同の製鉄所もようやく稼働することができ、終始仲の悪かった日中間も和解する。 そして、物語の終盤、主人公と日本の父は2人で中国大陸の旅に出る。 日本に戻ってきてほしいと訴える父に主人公は「私は大地の子だから」と応える。 広大な中国大陸、大地の子。この物語の題名の意味を知り、とても感動した。

Posted byブクログ

2024/02/25

ひたすら心に重く、戦争への怒りでいっぱいで、読むのがつらかったです これが今からそう遠くない昔のこととは。 運命の過酷さを受け入れられない、納得できないと思いながら読み続け、最後の最後でもう全身に衝撃なほどの納得と涙が この世から戦争がなくならない限り、...

ひたすら心に重く、戦争への怒りでいっぱいで、読むのがつらかったです これが今からそう遠くない昔のこととは。 運命の過酷さを受け入れられない、納得できないと思いながら読み続け、最後の最後でもう全身に衝撃なほどの納得と涙が この世から戦争がなくならない限り、今もどこかの紛争地で同じような人たちがいるかと思うと、本当につらいです。

Posted byブクログ

2023/11/12

前半の戦争及び日本人への待遇、また日本軍の行為、えん罪のための囚人描写など大変につらい内容だったが、近代から現代への中国の発展へ続く鉄鋼の製造の様子は、新しい中国へ、人々の暮らしが豊になりそうな復興を予期する内容。 主人公が肉親との逢瀬を果たすも、それがまたもやスパイ扱いされる...

前半の戦争及び日本人への待遇、また日本軍の行為、えん罪のための囚人描写など大変につらい内容だったが、近代から現代への中国の発展へ続く鉄鋼の製造の様子は、新しい中国へ、人々の暮らしが豊になりそうな復興を予期する内容。 主人公が肉親との逢瀬を果たすも、それがまたもやスパイ扱いされるなど、過酷な運命は続くが、戦後を生き抜いた強い魂が広大な土地ではぐくまれ、またさらに生きていくという決心は壮大でよい終わりだった。

Posted byブクログ

2023/09/30

以前に一度読んでいて、再読だったが今回の方が読んでいて辛く感じた。 解説にあった著者の「戦争は個人を虐殺するのです」という言葉が印象に残った。

Posted byブクログ