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自分の中に毒を持て の商品レビュー

4.3

415件のお客様レビュー

  1. 5つ

    184

  2. 4つ

    123

  3. 3つ

    56

  4. 2つ

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  5. 1つ

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2020/04/21

長らく積読になっていたが、マコなり社長などもお勧めされていたので読んだ。結論凄く良かった。将来また読む必要のある本と感じる。 以下、心に残った箇所。 自分は内向的な性格で、うまく話もできないし、友人もできないと悩んでいる人が多い。だが、内向的であることは決して悪いことではな...

長らく積読になっていたが、マコなり社長などもお勧めされていたので読んだ。結論凄く良かった。将来また読む必要のある本と感じる。 以下、心に残った箇所。 自分は内向的な性格で、うまく話もできないし、友人もできないと悩んでいる人が多い。だが、内向的であることは決して悪いことではない。そう思い込んでこだわっているから暗くなり、余計、内向的にしているんじゃないだろうか。内向的ということをマイナスと考えたり、恥じちゃいけない。生きるということを真剣に考えれば、人間は内向的にならざるを得ないのだ。 たとえば、もって生まれた性格は、たとえ不便でも、かけがえのないその人のアイデンティティなんだから、内向性なら自分は内向性なんだと、平気でいればいい。内向性の性格は悪いことだと思っているから、ますます内向的になってしまう 人間だから、誰でもが内向性を持っているんだ。いくら派手に見える人間だって内向性を持っている。内向性で結構だと思えば、逆に内向性がひらいていく。内気な人の表現力が、派手にチャカチャカふるまう人より強い印象を与えることもある。口べタの説得力ってものもある。平気でやれば、逆にひろがる精神状況が生まれてくる。自分は消極的で気が弱い、何とか強くなりたいと思う人は、今さら性格を変えようなんて変な努力をしてもむずかしい。強い性格の人間になりたかったら、自分がおとなしいということを気にしないこと──それが結果的には強くなる道につながる。強くなろうと思えば思うほど余計、コンプレックスを持つだろう。 自分は気が弱い、怒れない人間だと、むしろ腹を決めてしまうほうが、ゆったりして、人からその存在が逆に重く見えてくるかもしれない。もっと極端なことを言えば、強くならなくていいんだと思って、ありのままの姿勢を貫いていけば、それが強さになると思う。静かな人間でそのまま押し通すことが、逆に認められるし、信用されるということは十分あり得る。 なぜ友達に愉快なヤツだと思われる必要があるんだろう。こういうタチの人は自動的にみんなに気をつかって、サービスしてしまうんだろうけれど。それは他人のためというより、つまりは自分の立場をよくしたい、自分を楽なポジションに置いておきたいからだということをもっとつきつめて考えてみた方がいい。もっと厳しく自分をつき放してみたらどうだろう。 自分を無にしてヘイヘイするという謙譲の美徳はすでに美徳ではないし、今日では通用しない卑劣な根性です。友だちに好かれようなどと思わず、友だちから孤立してもいいと腹をきめて、自分を貫いていけば本当の意味で皆に喜ばれる人間になれる。自分で自分のあり方が分かってやることなら、もう乗り越えているはずだ。自分自身にとっていちばん障害であり敵なのは自分自身なんだ。その敵であり、障害の自分を見つめ、つかんだらそれと戦わなければならない。戦闘開始だ。 まともにこの社会というものを見すえ、自分がその中でどういう生き方をすべきか、どういう役割を果たすのか、決めなければならない。 純粋に生きるための不幸こそ、ほんとうの生きがいなのだと覚悟を決めるほかない。 才能のあるなしに関わらず、自分として純粋に生きることが、人間のほんとうの生き方だ。頭がいいとか、また才能があるなんてことは逆に生きていく上でマイナスを背負うことだと思った方がいいくらいだ。 ただの生ぬるいサラリーマンになることは容易だ。しかし、そこではほんとうの自分をごまかして、画一化するより他はないのだ。それよりも、自分の目、手で触れる、だからこそ危険な道を切り開いていくべきだ。 フランス語では子どもを作ることをクレアシオン=創造という * 無条件で生きる人間、最も人間的に純粋に燃焼する。人間の生命、生きるという営みは本来、無条件、無目的であるはずだ。何のためにこの世に来たのか。そして生き続けている。 人間は本来非合理的存在である。割り切れる面ばかりではなく、いわば無目的な、計算外の領域に生命を飛躍させなければ生きがいがない。ただの技術主義だけでは空しい。 人間は祭りのために生きる、と言ってもよい。祭りによって命を再確認し、全存在としてひらくのだ。 あなたは何に燃えたいか。僕が問題にしたいのは、人間の一人ひとりは一体本当に生きているのだろうかということだ。本当に生きがいをもって、瞬間瞬間に自分を開いて生きているかどうか。システムのベルトコンベアーに乗せられ、己を失って、ただ惰性的に生活を続けているというのなら、本質的に生きているとは言えない。一人一人が強烈な生きがいにみちあふれ、輝いていない限り。今日の市民生活は物質的に恵まれている。そのために緊張感を失い、逆に空しくなっている。

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2020/05/19
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大学生くらいの頃に読んだ。 やりたいことを死ぬ気でやりましょう!死ぬ気でやれば何でもできる!って本。 元気がないときに読むといい。

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2020/04/15

めざましテレビで紹介! あたりまえの人間なんて屁の役にも立ちゃしない。いつも興奮と喜びに満ちた自分になる。

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2020/04/07

やっばい。 ちょーカッコいい。 こんなひと、近くにいたら惚れてまう。 ばっきばきの情熱とか、孤独とか劣等感とか、 もうもうすごくて、泣けました。 角畠がお客さま用のコーディネートに入れているのを見て、20年ぶりぐらいに、本棚から引っ張り出してみたの。 18才の頃は泣かなかっ...

やっばい。 ちょーカッコいい。 こんなひと、近くにいたら惚れてまう。 ばっきばきの情熱とか、孤独とか劣等感とか、 もうもうすごくて、泣けました。 角畠がお客さま用のコーディネートに入れているのを見て、20年ぶりぐらいに、本棚から引っ張り出してみたの。 18才の頃は泣かなかったけど、 今泣けるって、生きる重みを感じます。 同じこと、RADIO EXPOに出演してた Mummy-D(RHYMESTER)の、とあるverseの凄まじさを聴いて思ったな。出る杭のかっこよさ。 【本文より】 ○出る杭になれ ・ ○危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。 ・ ○才能なんて勝手にしやがれだ。ダメ人間なら、そのマイナスに賭けてみろ

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2020/04/04

歓喜。 今まで読んだ方の中でベスト3に入る。 素晴らしい本。 涙が止まらなかったし、この本をオススメしてくれたシバヤマに感謝です。

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2020/03/28

「人生は積み減らせ」「出る杭になれ」「己自身と闘え。炎はその瞬間に燃えあがり、あとは無。ーー爆発するんだ」強烈な言葉のエネルギー。言い知れぬ感動で、後半涙が。人間の「生」の意味を問い、甘えた心を燃やし駆り立てる、愛と魂の書!

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2020/03/09
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星5位上。人生のバイブルにしたい本。 ずっと受け継ぎたい本。 心に刺さる太郎節が多すぎて多すぎて、メモだらけになった。 ゼロか100かみたいな極端な言葉たちだけど、岡本太郎という人間が、すごく人間らしく生きてきた理由が、どうして岡本太郎の芸術が呪術のように自分の心を掴んで離さないのか、この本を読んでわかった気がする 読みながら書いたメモはすぐに見れるように自分と一緒に常に持ち歩く 以下引用。 人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に積み減らすべきだと思う。財産も知識も蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。 自分自身の最大の敵は自分自身。 自分を突っ放して自分と戦えば、逆にほんとうの意味での生き方ができる。人生というのはそういうきびしさをもって生きるからこそ面白いんだ。 人間にとって成功とはいったい何だろう。 自分の夢に向かってどれだけ挑んだか、努力したかどうか、ではないだろうか。 危険だ、という道は必ず、自分の行きたい道なのだ。 何かすごい決定的なことをやらなきゃなんて思わないで、そんなに力まずに、チッポケなことでもいいから、心の動く方向にまっすぐ行くのだ。失敗してもいいから。 うまく行かない時は、素直に悲しむより方法がないじゃないか。 プライドというのは絶対感だと思う。自分がバカであろうと、非力であろうと、それがオレだ、そういう自分全体に責任を持って、堂々と押し出す。それがプライドだ。 どんなことを言っても、それが自分の本当に感じているナマナマしいものとズレているように感じる。 言葉は全て自分以前に既に作られたものだし、純粋で、ほんとうの感情は、なかなかそれにぴったり合うはずがない 自己嫌悪なんていい加減のところで自分を甘やかしていないで、もっと、徹底的に自分と闘ってみよう。 するとモリモリっとファイトが起こってきて、己自身を乗り越えてしまうし、自己嫌悪なんか吹っ飛んでしまう。 どんな二人の場合だって、いつでも愛はどちらかの方が深く、切ない。 本当の美人というのはその人の人間像全体がそのままの姿において充実し、確乎とした生命感をあらわしている姿だと思う。 芸術は呪術である 本当の芸術の呪力は、無目的でありながら、人間の全体性、生命の絶対感を回復する強烈な目的をもち、ひろく他に伝える。無目的だからこそ。 自分を大事にしようとするから、逆に生きがいを失ってしまうのだ。 死ぬのもよし、生きるのもよし。 ただしその瞬間にベストをつくすことだ。 現在に強烈にひらくべきだ。 未練がましくある必要はないのだ。 無目的にふくらみ、輝いて、最後に爆発する

Posted byブクログ

2020/03/03
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※このレビューにはネタバレを含みます

「挑み続けた者にだけ、新しい人生が与えられる。」 人間の習性的に、楽な方を選びがちだしその方が怒られないし他人に嫌われることは少ないと思います。 しかしこの本では全く逆のことが言われていました。 「常に人と違う方、だめだと思う方を選んでみる」ことで 自分自身を変えることができる。 意識し続けるのは難しいですが、少しずつ毎日変化させていきます。

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2020/02/27

「周りの意見に左右されず自分の信じていることに突き進め」といった内容で今の自分に足りてない部分だな〜と思いましたが、全体的にエピソードが冗長で後半からは読むのに飽きてしまいました。 高評価が多い本ですが自分にはあまりフィットしませんでした。と、「周りの意見に恐れず自分の気持ちに正...

「周りの意見に左右されず自分の信じていることに突き進め」といった内容で今の自分に足りてない部分だな〜と思いましたが、全体的にエピソードが冗長で後半からは読むのに飽きてしまいました。 高評価が多い本ですが自分にはあまりフィットしませんでした。と、「周りの意見に恐れず自分の気持ちに正直にいること」というこの本に書いてある内容を実践してみます。

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2020/02/08

岡本太郎。万博の太陽の塔と「芸術は爆発だ」位しか知らなかったが、多岐にわたっての考察。全て強い共感の元に読んでしまった自分におどろく。小さな殻に収まって生きている私だけど、命の炎を燃やしたい。 謙虚である事が世渡りの第一歩みたいなものと捉えられてきたが、傲慢だとはいえないが、不...

岡本太郎。万博の太陽の塔と「芸術は爆発だ」位しか知らなかったが、多岐にわたっての考察。全て強い共感の元に読んでしまった自分におどろく。小さな殻に収まって生きている私だけど、命の炎を燃やしたい。 謙虚である事が世渡りの第一歩みたいなものと捉えられてきたが、傲慢だとはいえないが、不遜だと思う。自分はどれくらいの能力があり、どのくらいなことをすべき器であるかと見極めようとしないで、つまり自分のことが自分で分からないで、勝手にダメだと見切り安全な道を取ってしまう。自分が今の自分を否定してさらに進み何か別の自分になろうとする事は大変な危険が伴う。 自分の運命を賭ければ必ず意志が湧いてくる。 あれかこれか迷ったら危険な道を選べ。それが必ず自分の行きたい道。マイナスか、危険な道を選び賭ける。 何かコレと思ったらまず他人の目を気にしない。次に自分の目を気にしないで萎縮せずありのままに生きていけばいい。三日坊主で構わない。計画性を考えないでやりたいことに手を出してみると良い。 自信なんてどうでもいい。そもそも自分と他を比べるから自信などというものが問題になってくる。ありのままの自分を貫くしかない。 プライドというのは絶対感。相対的なプライドではなく絶対感を持て。自分は未熟だと悩んだり非力を恐れて引っ込んでは良くない。弱く未熟な方が、遥かに膨れ上がる可能性をもっている。熟したものは逆に無抵抗。 自分のところだけ波風を立たなければそれでいい、そんなエゴイストにならなければいわゆる幸せではありえない。たとえ自分がうまくいって幸福だと思っていても世の中にはひどい苦労している人がいっぱいいる。鈍い人間だけが幸せなんだ。僕は幸せの代わりに歓喜という言葉を使う。危険なこと辛いこと死と対面し対決する時人間歯燃え上がる。それは生きがいでありその時沸き起こるのが幸せではなくて歓喜なのだ。 やろうとしないからやれない。うまくやろう、成功しようとするから逆にうまくいかない。制約の多いところでこそ自分のしたいことをするのが本当の行動になる。 激しく挑み続けても世の中は変わらない。しかし、自分自身は変わる。闘い続けることが生きがい。 本当の出会いは約束事じゃない。自分が自分自身に出会う、お互いが相手の中に自分自身を発見する。それが運命的な出会い。好きな相手と一緒に生活するとただ安心して相手に寄りかかってしまうからいけない。なんでも洗いざらい見せてぶちまけて良いということではない。お互いが嬉しい他者であり、同時に一体な気持ちを忘れないこと。 恋愛はとかくエゴいスティックになるが、相手を思いやる余裕を持ちたい。男女の仲というのは肉体関係だけじゃない。年が離れていても気持ちの上での溶け合いができる。 相思相愛でもどちらかの方が深く、切ない。自分の気持ちに殉じお返しを期待せず自分の心を開くこと。 生きるー本来無目的で非合理。この世になぜ生まれて、生き続けるのか、それ自体を知らない。自分を大事にしようとするから、生きがいを失ってしまう。死ぬもよし、生きるもよし。その瞬間にベストを尽くす。

Posted byブクログ