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検屍官 の商品レビュー

3.8

140件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    42

  4. 2つ

    5

  5. 1つ

    2

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2012/11/06
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

今となっては道具立て全部が古めかしい(当時ではそれなりに最新だったかもしれないが)。 それよりも、犯人が物語に全然登場してこなかった●●というのは、いくらなんでも唐突すぎないか? 推理小説としては×でしょう、こんなんでは。 それなりに有名で長続きしているシリーズだから期待して読んでいたのだが(途中まではそれなにに楽しめた)、最後で一気にどっちらけ。見事にスカポンタンでございました。

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2012/10/14

結構、グロテスクな描写もあり、そういったた 類が苦手な私は、ページによっては読み飛ばしをしました。でも、最後は予想外の結末で、ミステリーとしては楽しめました。

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2012/08/31

有名な作品なのは知ってたので、読んでみました。 非常に読みやすいミステリィです。 人物描写も状況描写も優れていると思います。 でもなぁ・・・ラストが全く納得できないのです。 なので、星は2つ。 でも、そこまでは良かったので続けて読んでみたいと思います。

Posted byブクログ

2012/08/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

文体が少々読みにくい(古いor翻訳のせい?) 後半は面白く読めたが若干不完全燃焼。 尻すぼみで残念。 読者にアンフェアな気がする。。。

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2012/05/16

このシリーズで一番読みやすく好きです。主人公とサブのキャラが良いですよね。ちょっと恋愛もまじってるので大好きです。

Posted byブクログ

2012/05/07

バージニアの州都リッチモンドで起こる連続殺人。 被害者の女性たちは皆、無残な姿で辱められ、 残酷な仕打ちを受けたあと、絞め殺されていた。 警察は、市を震え上がらせる犯行を繰り返す 犯人の尻尾をつかむことがなかなかできずにいた。 被害者たちの遺体の検屍を担当する 検屍局...

バージニアの州都リッチモンドで起こる連続殺人。 被害者の女性たちは皆、無残な姿で辱められ、 残酷な仕打ちを受けたあと、絞め殺されていた。 警察は、市を震え上がらせる犯行を繰り返す 犯人の尻尾をつかむことがなかなかできずにいた。 被害者たちの遺体の検屍を担当する 検屍局の女性局長ケイ・スカーペッタや マリーノ部長刑事も事件の渦中に巻き込まれていく。 MWA、CWA最優秀処女長編賞同時受賞の傑作長編。 原題「Postmortem」。 コーンウェルといえばもはや大御所と言ってもいいほどの 超有名作家だとは思うが、今回初めて読んだ。 著者の経歴をフルに活かして書かれており、 検屍局の内部の描写や、コンピュータについての描写など、 豊かでリアルな情報によって、しっかりした世界と、 非常に魅力的な物語の展開を生み出すことに成功している。 謎解き中心の「ミステリ」というよりは、 サスペンス仕立ての話の中で、スカーペッタや マリーノ、そしてスカーペッタの姪のルーシーなどを 中心としたドラマが描かれているという感じ。 しかも、登場する人物のほとんどが若くなく、 それなりに地位や立場や信条を持った人間たちであるため とても深い味を持ったドラマになっているところが良い。 また、個人的に気に入ったのは、文体。 簡単に言えば淡々としていてクールなのだが、 たまに、ちょっと驚くほど急な場面転換があったり、 「そんなこと今までに出てきたっけ?」 というような描写がところどころ出てくる。 悪く言えば、多少不親切とも言えるが、 それが読んでいくときの足がかりとなり、 先へ先へと進んでいく手がかりとなっている気がした。 また、べたべたしていないところも非常に好感が持てる。 この粘性の少なさは本当に気持ちがいい。 後半の展開がやや急すぎるように感じたが、 全体としての満足度はかなり高い。 これは次も読んでみたいな、と思わせられた。

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2012/08/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

モロ海外の犯罪ドラマとして脳内で変換される物語だ。 設定や数々の機関名、科学的な検証の細やかさに初めは混乱したが、それがどんどん面白みを増してくる。犯人自体の指摘よりも主人公スカーペッタの人間ドラマであり、彼女の事件に対する取り組みのストーリーである。 連日の超過勤務に加え、刑事の偏見による捜査、上司からの嫌がらせ、一時的に預かっている姪との関係、そして恋人…。様々な苦難が彼女に一気に押し寄せて、いつの間にか頑張れ、と応援してしまうのだ。 面白い、というより試薬や機関名などの深さを楽しむ興味深い読書となった。またスカーペッタ手製の料理!ピザやパスタが美味しそうなのも見どころの一つだろう。

Posted byブクログ

2012/02/18

内容(「BOOK」データベースより) 襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニアの州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の...

内容(「BOOK」データベースより) 襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニアの州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が―。MWA処女作大賞受賞の傑作長編。

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2012/02/08

『検屍官シリーズ』で名高いP・コーンウェルの処女作。所謂シリアルキラーもの。テーマはエグイが、描写はセンセーショナリズムに陥らず、むしろ抑え気味。主人公や周辺の人々のトラウマも織り込みながら、最後まで一気に読ませる。こういう小説はやはりアメリカ人にしか書けないのかもしれない。登場...

『検屍官シリーズ』で名高いP・コーンウェルの処女作。所謂シリアルキラーもの。テーマはエグイが、描写はセンセーショナリズムに陥らず、むしろ抑え気味。主人公や周辺の人々のトラウマも織り込みながら、最後まで一気に読ませる。こういう小説はやはりアメリカ人にしか書けないのかもしれない。登場人物、話の展開とも類型的な感なきにしもあらずだが、それこそ、このジャンルの古典的名作ということの証明でもあろう。非常に面白いのだが、このシリーズを一気に読破しようと言う気にはならなかった。古本屋で見かけたら順不同で買うレベルか。

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2012/02/05

児玉清さんの著書を読み、手にとって読みだした(児玉さんの本は随分前から読んでて、なかなか読み終わらない・・・)。主な登場人物にそれぞれ影の部分があるところや、犯人像の推理展開など面白く、一気に読んでしまった。続編も読みたいと思う。

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