検屍官 の商品レビュー
人気のシリーズなのは知っていたが、 今まで手を出さなかった。 どこかでちょっと立ち読みしたような、 それはシリーズの途中の作品だったような、 世の中でこんなにもてはやされているのに、これなのかーと思ったような。 かなりあいまいだが、その記憶があったからだ。 今回、他のミステリー...
人気のシリーズなのは知っていたが、 今まで手を出さなかった。 どこかでちょっと立ち読みしたような、 それはシリーズの途中の作品だったような、 世の中でこんなにもてはやされているのに、これなのかーと思ったような。 かなりあいまいだが、その記憶があったからだ。 今回、他のミステリーの解説で勧められたので、 手に取ってみた。 全く内容は覚えていないが、 少なくともこの第一作ではなかった。 これなのかーと思った印象は変わらず。 女性がイライラしているのは好きじゃないんだよね。 検屍官というハイストレスな仕事の上、 検屍局長という立場にあればプレッシャーが大きいのもわかるが。 でも、姪のルーシーの存在が良かった。 姪を思いやる彼女の姿に救われた、というか。 長いシリーズだが、とりあえず、もう一冊は読む。
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主人公が年齢を重ねたキャリアウーマン、というのが好き。 料理をつくるシーンも好き。 登場人物がみんな常に苛立って不機嫌な印象があるのは、あまり好きではない。 読んでもすぐ内容を忘れてしまうので、何回読み直しても新鮮な気持ちになれる。
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ミステリーとしては、☆2つ。 犯人は最後になって突然特定されるのは、ミステリーとしてはどうなのかと。 しかも、科学調査をしているのにもかかわらず、犯人特定の鍵は「におい」とは。なんとも納得いかない。 ただ、登場人物は個性的かつ魅力的で、人間ドラマとしては面白い。☆4つ。 総合的...
ミステリーとしては、☆2つ。 犯人は最後になって突然特定されるのは、ミステリーとしてはどうなのかと。 しかも、科学調査をしているのにもかかわらず、犯人特定の鍵は「におい」とは。なんとも納得いかない。 ただ、登場人物は個性的かつ魅力的で、人間ドラマとしては面白い。☆4つ。 総合的に見れば☆3つかな。 内容(「BOOK」データベースより) 襲われた女性たちは皆、残虐な姿で辱められ、締め殺されていた。バージニアの州都リッチモンドに荒れ狂った連続殺人に、全市が震え上がっていた。犯人検挙どころか、警察は振回されっ放しなのだ。最新の技術を駆使して捜査に加わっている美人検屍官ケイにも魔の手が―。MWA処女作大賞受賞の傑作長編。
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これも、ずいぶん前に買っていたんだけれど、やっとの読書です。 なんだか、もっとこう、科学的なというか、死体がばっちりというか、そんな海外ドラマ的方向を期待していたんですが、人物重視というか、ま、よく考えるとこっちかって方向でしたね。 それはそれで面白かったんだけれど、オチの方向が...
これも、ずいぶん前に買っていたんだけれど、やっとの読書です。 なんだか、もっとこう、科学的なというか、死体がばっちりというか、そんな海外ドラマ的方向を期待していたんですが、人物重視というか、ま、よく考えるとこっちかって方向でしたね。 それはそれで面白かったんだけれど、オチの方向が、どこかで読んだような感じがするというか、また途中でわかっちゃった感じで、微妙に不満かも。
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「櫻子さんの・・・」があまりに物足りなかったので読んでみる。 いまや大物作家ですが、これがデビュー作なんですね。それで、この面白さ!すごいです。いまだに売れている訳だ。警察担当の新聞記者、検死局でのコンピュータープログラマーの経験がなせる業でしょうか。 インターネットもブレイク...
「櫻子さんの・・・」があまりに物足りなかったので読んでみる。 いまや大物作家ですが、これがデビュー作なんですね。それで、この面白さ!すごいです。いまだに売れている訳だ。警察担当の新聞記者、検死局でのコンピュータープログラマーの経験がなせる業でしょうか。 インターネットもブレイク寸前、DNA鑑定の重要性の認知度上昇、携帯電話なし・・・90年という時代。世の中変わってしまいましたね。科学技術の進歩はやっぱり世の中変えてしまいます。でも、変わらないのは、相変わらず男社会の業界の存在と、組織と個人の戦いの中核になる人間の性根か。 がんばれスカーペッタ!
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有名なシリーズの第一作目。 まぁ面白かった。が、正直、期待していたほどではなかった。 上手く言い表せないが、あまり重厚感がなく、読後の印象が薄い。 シリーズもずっと続いているようだし、後の作品はもっと安定しているのだろうか。 作者の実体験に基づくのかもしれないが、どうも「男社会...
有名なシリーズの第一作目。 まぁ面白かった。が、正直、期待していたほどではなかった。 上手く言い表せないが、あまり重厚感がなく、読後の印象が薄い。 シリーズもずっと続いているようだし、後の作品はもっと安定しているのだろうか。 作者の実体験に基づくのかもしれないが、どうも「男社会の中で適切な評価を受けられない能力のある女性」像がちらついて、そこの肩肘張ってるところに、食傷気味になった。
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※このレビューにはネタバレを含みます
検屍官シリーズはこのあと相当読みました。どこまで読んだか覚えてない位・・ 最初のシリーズは結末も???って感じでしたが、後にどんどん続くので、各巻で話は完結したりしなかったり。事件や捜査はかなりエグイものがありますが、止まらない・・・ 最初は難しい年頃のルーシーも感が進むごとに重要人物となっていきます。 また、スカーペッタの恋愛話も差し込まれ、こんなに仕事のできる女性でも、こういう悩みを抱え、思い通りに事が進まないということもあるのだなあという面も。
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アメリカ・ヴァージニア州の女性検屍局長というバリバリのリケジョが主人公。事件の謎ときもですが、主人公やその友人たちがとても魅力的な人物に描かれています。私のイチ押しは主人公の姪のルーシーですね。自分の居場所を探しながらではありますが、生き方がとてもカッコイイですよ。 私は高校の...
アメリカ・ヴァージニア州の女性検屍局長というバリバリのリケジョが主人公。事件の謎ときもですが、主人公やその友人たちがとても魅力的な人物に描かれています。私のイチ押しは主人公の姪のルーシーですね。自分の居場所を探しながらではありますが、生き方がとてもカッコイイですよ。 私は高校の時から読み始めました。高校生、大学生で、日本のミステリーに物足りなさを感じている人にはとってもいいと思いますよ (ブラックマリーさん お勧め)
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非常に安定感のあるミステリーだと思います。 情景描写が緻密で、洋画や海外ドラマのようなビジュアルが 目に浮かぶようでした。 あと主人公ケイが政治的に追い詰められていく際の 心情描写は巧みだった。 テーマはエグイけど、 描写はセンセーショナリズムに陥らず、むしろ抑え気味。 主人公や...
非常に安定感のあるミステリーだと思います。 情景描写が緻密で、洋画や海外ドラマのようなビジュアルが 目に浮かぶようでした。 あと主人公ケイが政治的に追い詰められていく際の 心情描写は巧みだった。 テーマはエグイけど、 描写はセンセーショナリズムに陥らず、むしろ抑え気味。 主人公や周辺の人々のトラウマも織り込みながら、 最後まで一気に読ませる力があると思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今となっては道具立て全部が古めかしい(当時ではそれなりに最新だったかもしれないが)。 それよりも、犯人が物語に全然登場してこなかった●●というのは、いくらなんでも唐突すぎないか? 推理小説としては×でしょう、こんなんでは。 それなりに有名で長続きしているシリーズだから期待して読んでいたのだが(途中まではそれなにに楽しめた)、最後で一気にどっちらけ。見事にスカポンタンでございました。
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