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わが手に拳銃を の商品レビュー

4.1

58件のお客様レビュー

  1. 5つ

    19

  2. 4つ

    22

  3. 3つ

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2023/08/13

中国とかがが絡んでスパイがどうとか言いだすと、まぁ面倒というかよく分からんことになるわけで。隠れ蓑とかみんなで作ってるうちに誰も実態が分かんなくなってるんじゃないか。 そんなわけだから、登場人物の関係性とか把握しようとしても意味がなくて、主人公と田丸さんのなんだかよく分からんこだ...

中国とかがが絡んでスパイがどうとか言いだすと、まぁ面倒というかよく分からんことになるわけで。隠れ蓑とかみんなで作ってるうちに誰も実態が分かんなくなってるんじゃないか。 そんなわけだから、登場人物の関係性とか把握しようとしても意味がなくて、主人公と田丸さんのなんだかよく分からんこだわりっていうか頑固っていうか面倒くさいおっさんの生き様をフンフン言いながら読むべし。

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2023/05/26

拳銃に翻弄された一彰のストーリー 大学生活から、段々と道を踏み外し ていくのが、読んでいて胸が苦しく なるようだった。 雰囲気でいうと、「神の火」に似た 世界観。

Posted byブクログ

2019/10/28

内容 それは一発の銃声から始まった。15年前、大阪の町工場で母を撃った男はどこに?吉田一彰はその男・趙文礼をさがしていた。公安の田丸もまた趙を追っていた。ある夜、キタのクラブに現われた趙に中国語の電話がかかり、直後銃声が轟いた。そして、その時から一彰は、裏社会に生きる男たちの非情...

内容 それは一発の銃声から始まった。15年前、大阪の町工場で母を撃った男はどこに?吉田一彰はその男・趙文礼をさがしていた。公安の田丸もまた趙を追っていた。ある夜、キタのクラブに現われた趙に中国語の電話がかかり、直後銃声が轟いた。そして、その時から一彰は、裏社会に生きる男たちの非情な闘いにのめりこんでゆく…。

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2016/09/06

一気に読めて、ドキドキします。 背景とか拳銃や機械の描写の細かすぎるところは頭に入ってこない部分も多いが、理解できなくてもそういうところがハードボイルドな感じでいい。 読み終わるころにはリ・オウは頭の中で姿形声質まで出来上がっています(笑) 一彰、歪みながらもすごく理解できます。...

一気に読めて、ドキドキします。 背景とか拳銃や機械の描写の細かすぎるところは頭に入ってこない部分も多いが、理解できなくてもそういうところがハードボイルドな感じでいい。 読み終わるころにはリ・オウは頭の中で姿形声質まで出来上がっています(笑) 一彰、歪みながらもすごく理解できます。 よかった 色々と意見のある「李歐」も読んでみます。

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2015/09/30

『李歐』よりこちらの方が好きでした。 自分がどストレートな男子だと自覚できて良かった読書体験。 映画『カリートの道』をもっと素直にスカッとさせたようなラストが大好きです。

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2015/09/24

好きな系統の本だったが、周辺描写が細かく、主人公の心情などを感じる妨げになっていた。もう少しスムーズに読めると良かったのだけれど。

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2014/11/01

李歐が好きすぎて文庫になった時と内容が大分変ってるという話を聞き、ネットで探して購入しました。ハードカバーで二段組みという恐ろしい!と思ったのですがスラスラ読めました。李歐よりも全体的にサラっとした感じで、分かりやすいのですが、李歐の方が魅力的に感じました。

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2013/05/03

男臭くハラハラする息苦しい世界を堪能。リ・オウの背景があまり描かれてないのが残念!もっと知りたい!しかし男性は魅力に溢れ血が通い丁寧に語られる割に、あまり出てこないんだけど女性が実態も魅力もないのが少し気になる。

Posted byブクログ

2013/04/22
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終了日:2010・5・18、今回はカタルシスとか体温に反映される程の身体的な反応よりなにより、痛い程の動悸。 脈打つ素早さよりその重苦しい痛さ。 とにかく苦しくて痛かった。 てか、 李歐 が物凄いラブストーリーだったことを再認識。 こっちのが確実にスリルというか疾走感が強かった。 でも李歐を先に読んだからこそのこの読後の感傷。 結果としては李歐が先でよかったかも。これ、なんかハードル高くない?(苦笑) ああ、でもとにかく最後の数十頁は李歐同様、没頭してしまった。我を忘れるくらい。

Posted byブクログ

2013/02/18

全体の大まかな流れは『李歐』と同じ。ただ違うエピソードが盛り込まれていたり、ディテールに関してはかなり異なる部分もある。特に終盤からエンディングにかけては全く違うストーリーになっているので、『李歐』とは違う作品として十分楽しめる内容になっている。 比較してみてみるとメインキャラク...

全体の大まかな流れは『李歐』と同じ。ただ違うエピソードが盛り込まれていたり、ディテールに関してはかなり異なる部分もある。特に終盤からエンディングにかけては全く違うストーリーになっているので、『李歐』とは違う作品として十分楽しめる内容になっている。 比較してみてみるとメインキャラクターである李歐の描き方がやはり見劣りするなあという印象が強い。『李歐』ではもっと艶のある描写になっていて、ミステリアスな計り知れない感じに惹かれたのだけれど。ストーリー展開が李歐その人を引き立てているような側面もあったので、今作はその点で劣ってる気がする。あとは大陸が十分に描かれていない。これは李歐のルーツでもあるし、大陸の熱みたいなのもが作品を引き立てている節があったので、その辺りも物足りない。 李歐自体が好きなので、新しいエピソードを知るという意味では楽しめたけど、作品全体の完成度という点では断然『李歐』という結論。

Posted byブクログ