魔球 の商品レビュー
ある街の、主要企業に爆弾がしかけられ、 社長へは金銭の要求があった。 また、甲子園出場チームのキャッチャーが殺される事件が起きた。 二つの事件の関連性とは・・・・? 最初から最後まで謎が謎を呼ぶという感じ。 しかし、不幸が多いな・・
Posted by
先が気になるので、どんどん読める作品でした。ただ、犯人あてをするサスペンスでもなく、犯人がわかっている上で人間の心理を描くヒューマンドラマでもなくて、社会問題に焦点をあてたものでもなく、中途半端であった気はします。
Posted by
家族のためにただひたすら野球をやる主人公。 一気に読みました。 タイトルの魔球がずっと事件に関わっています。 感動しました。
Posted by
少し重みのあるテーマでそこそこ面白い。でも本当に面白いと思う東野作品と比べると、やや物足りない感じ。 執筆されたのはたぶん昭和60年代だけど、設定が昭和30年代。そこにどういう意図があったのだろうか。須田武志のストイックさは昭和60年代の人間ではありえないってこと?
Posted by
ボリューム的に多すぎず少なすぎず、中身も重過ぎす軽すぎず、ミステリーというエンタテインメントを手軽に楽しむことができました。 このラストは個人的にはスッキリできたんで良かった☆
Posted by
132ページ目。本当の始まりはそこからだ!急げ!船を出せ! 知り合いの母親がこれで泣いたって言ってたけど、泣けはしないような気がするねい。
Posted by
この事件はどこがつながるんだろう?と見当がつかない複数の事件がすべて伏線ありで繋がってくる爽快感。 それと同時に、魔球という武器を求め、プロ入りを切望した天才高校生ピッチャーの独特の孤独感が浮かび上がってくる。救いのない凄惨な事件の裏にほのかに見え隠れする静かな情。ラスト1ページ...
この事件はどこがつながるんだろう?と見当がつかない複数の事件がすべて伏線ありで繋がってくる爽快感。 それと同時に、魔球という武器を求め、プロ入りを切望した天才高校生ピッチャーの独特の孤独感が浮かび上がってくる。救いのない凄惨な事件の裏にほのかに見え隠れする静かな情。ラスト1ページでその情はたしかなものであったと確信できる。
Posted by
東野圭吾さんのミステリーそのものな作品。途中怪しい人物が数人出てきて気になる物の最終的に予測できないようなどんでん返しが。事件の鍵となるキーワードが出てきているはずなのに巧妙に隠されていたり見事に騙されたりする。 "手紙"のように恵まれない境遇の兄弟がメインだ...
東野圭吾さんのミステリーそのものな作品。途中怪しい人物が数人出てきて気になる物の最終的に予測できないようなどんでん返しが。事件の鍵となるキーワードが出てきているはずなのに巧妙に隠されていたり見事に騙されたりする。 "手紙"のように恵まれない境遇の兄弟がメインだけどこちらの方が胸打たれて、感動感が強かった。
Posted by
かわいそうで、切なくなる話。 この物語の舞台は昭和39年だが、この時代の高校生は作品の主人公の須田武士のように逞しく生きていたのだろうか。 家族のため、必死に野球に打ち込む少年の話。 この作品も読み出したら止まらない。
Posted by
東野圭吾の初期の傑作です。面白かったです。 エースのバッテリーが相次いで不可解な死をとげる。死体のそばに残されたマキュウという言葉。魔球に込められたエース須田の思い。 そこには悲しき物語があった。
Posted by