魔球 の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
何もかも自分で背負っていくことはなかったのに・・・ 子供は子供らしく生きてほしいね。 才能があることでかえって不幸になることもあるんだなと思った。
Posted by
東野作品にハマった、大学1年か2年の時に読んだ本。 内容はちょっと忘れた。けど、眠れなくなるくらいハマる。
Posted by
東野圭吾の「回廊亭殺人事件」を読んだり、TVシリーズを観てから、今更ながら推理小説にハマりました。物語が進むにつれて、主人公・須田武志の人間性や生い立ちが次第に明かされていくのですが、どんどん引き込まれていく感じがしました。結末を推理するものの、読めない結末は、やはり推理小説の面...
東野圭吾の「回廊亭殺人事件」を読んだり、TVシリーズを観てから、今更ながら推理小説にハマりました。物語が進むにつれて、主人公・須田武志の人間性や生い立ちが次第に明かされていくのですが、どんどん引き込まれていく感じがしました。結末を推理するものの、読めない結末は、やはり推理小説の面白いところです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
主題となっている運動競技は好きではありません。 具体的な運動競技に関する記述は読み飛ばしました。 本書が,本当に,東野圭吾が投げた魔球であることが分かりました。 運動競技を除くと、企業における安全、事故への対応を警告するものであるとともに,大企業病におちいっている組織への警鐘にもなっています。 略歴から,著者が電気装備会社に勤務していたことがわかります。 物語にどのような影を投げかけているだろか。 ガスバーナのゴム管が劣化していて起きた事故を, 操作ミス、手順ミスとして事故報告書を作成し, 個人の責任に押し付けたという関係者1。 電気の仕事をしていた父親が感電死したあとの 処理が不十分で苦労したという関係者2。 子供ができたのに,組織の上司の娘と結婚するために 分かれ,その後,関係者2に引き取られる関係者3。 関係者1から魔球を教えてもらう関係者3。 うまく組み立てている,社会派小説だと読めます。
Posted by
初期っぽい作品だけど、わかりやすい大きな伏線と最後まで情報を出さずに進める小さな伏線はいかにも東野圭吾な感じ。 なので途中で真相が予想できても最後まで楽しめた。 ただ、キャラのイメージがたまにブレる時があって「今書き直したらもっと違う感じになるんだろうなぁ」と思った。 大阪からの...
初期っぽい作品だけど、わかりやすい大きな伏線と最後まで情報を出さずに進める小さな伏線はいかにも東野圭吾な感じ。 なので途中で真相が予想できても最後まで楽しめた。 ただ、キャラのイメージがたまにブレる時があって「今書き直したらもっと違う感じになるんだろうなぁ」と思った。 大阪からの帰りの新幹線でサラッと読めて良かった。
Posted by
印象的なプロローグがどのように結末に結びつくのか。 その興味でグングン読ませる。 ひょっとしたらそれが全てかもしれない。いい作品だ。 初期の東野の作品の例に漏れず後味が悪いが。 内面描写を排除してミステリの興趣を高めるのは常套手段だが、 この話に限って、主人公(?)の内面の葛...
印象的なプロローグがどのように結末に結びつくのか。 その興味でグングン読ませる。 ひょっとしたらそれが全てかもしれない。いい作品だ。 初期の東野の作品の例に漏れず後味が悪いが。 内面描写を排除してミステリの興趣を高めるのは常套手段だが、 この話に限って、主人公(?)の内面の葛藤や、 犯行場面の描写を克明にしたほうが、より哀しさが際立ち、 小説として効果的だったのではないかと思わなくもない。ドラマにしたら否応無しに感動的な話になるだろう。
Posted by
話の展開が早く、構成もまとまっていてよかったけど、内容が酷くて、ちょっと苦手かも。さわやかな野球小説が読んでみたい。
Posted by
高校球児を主人公にしたサスペンス。野球の要素はそんなに深いものではないが野球にかける意思には感動できる。高校生には似つかわしくないと思えるほどの意思の強さが印象的。
Posted by
ここから東野圭吾に入った人って珍しんじゃないですかね。 野球のお話らしいので手に取ってみましたがめちゃくちゃ読みやすかった。誰もムダな人物が出てこない、誰も悪者じゃない、ここがこの作品のおもしろいところだと思います。 またミステリーの世界にどっぷり浸かりそうです。
Posted by
高校野球と引退後の学校生活、爽やかな設定がこんなにも悲しく重たくなる…守るものがあると強くなれる、というのは実は残酷なこと。
Posted by