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魔球 の商品レビュー

3.8

317件のお客様レビュー

  1. 5つ

    58

  2. 4つ

    128

  3. 3つ

    96

  4. 2つ

    15

  5. 1つ

    2

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2012/08/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

登場人物が生き生きしていて感情移入しやすく、とても読みやすかった。 【以下ネタバレ】 それにしても、いい雰囲気で小説は終わってるけど、犯人はかなり残忍で衝動的な人間だと思う・・ 約束を破ったとはいえ問答無用で犬を殺したりグローブを裂いたりするような人間とは友達になりたくない・・

Posted byブクログ

2012/08/19
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校野球と殺人事件という珍しい設定。 天才ピッチャーが抱える苦悩と、表に見える性格とは違うやさしさ。 ミステリー小説の中にも人間像をしっかり描いていておもしろかった。

Posted byブクログ

2012/07/29

魔球というキーワードをどうミステリーの中心に持ってくるのか、興味深く読んだ作品だった。複数の事件がパズルがはまるように1つの背後を浮かび上がらせるストーリー展開は見事、また主役の少年の孤高な人物像も魅力的だった。他の名作と比べてしまうと、それほど秀でた作品には感じられない

Posted byブクログ

2012/07/01

爆破未遂と高校生が犠牲になった殺人事件。 どんなふうに絡んでくるのかとおもったら、こうきた。 すごい。 須田兄弟の姿に涙が出そうだった。 「約束はなにがなんでも守ってもらうからな」

Posted byブクログ

2012/06/03

再読。 孤独について考えさせられた。 読み終わって、切なさが残り涙が出そうになった。やはり、東野圭吾の作品はただのミステリーではないと、再認識した。

Posted byブクログ

2012/05/27

たくさんあるこの人の作品の中で何故これを手にしたかなあ。スポーツは描いてない。あくまでも手段。普通に楽しめた。

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2012/05/24

今月の15冊目。今年の69冊目。 東野圭吾さんの初期の作品。うーん、なるほど。やっぱり伏線の張り方がすごいね。そしてその回収の仕方。この『魔球』は伏線はちゃんと「伏線だよ」っていう感じが出ているので、一回読んだだけでも結構すんなり理解できちゃいます。『白夜行』とか何気ないところ...

今月の15冊目。今年の69冊目。 東野圭吾さんの初期の作品。うーん、なるほど。やっぱり伏線の張り方がすごいね。そしてその回収の仕方。この『魔球』は伏線はちゃんと「伏線だよ」っていう感じが出ているので、一回読んだだけでも結構すんなり理解できちゃいます。『白夜行』とか何気ないところに伏線が張ってあるのも好きだけどね。

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2012/05/07
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

終盤にかけて犯人に驚き、さすがと思わされた。 ミステリーとして面白く、登場人物誰も憎むことができないもどかしさも感じた。 複雑な家庭事情という原因に「手紙」に少し似たものがあるかなと思う。

Posted byブクログ

2012/05/07

須田勇樹と武志の兄弟。武志は高校のエースで無名の高校を甲子園まで導く。甲子園では9回2死までこぎつけるが最後に暴投で逆転サヨナラ負けを喫する。しかし不動の優秀投手の名を得る。 高校のある町の有名企業(東西電機)で爆弾事件、社長誘拐事件がおこる。その間のないときにバッテリーを組んで...

須田勇樹と武志の兄弟。武志は高校のエースで無名の高校を甲子園まで導く。甲子園では9回2死までこぎつけるが最後に暴投で逆転サヨナラ負けを喫する。しかし不動の優秀投手の名を得る。 高校のある町の有名企業(東西電機)で爆弾事件、社長誘拐事件がおこる。その間のないときにバッテリーを組んでいた捕手の北岡が殺害され、今度は武志が死体となって発見される。 後半で誘惑された社長は武志の実の父親であるおとがわかり、この二つの事件の繋がりがはっきりしてくる。

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2012/04/22

読み終えて気付いたのですが,この本わたしと誕生日が同じ年でした. バブル期のなんとなく必死に生きている感じ,悲壮感みたいなものがすごく伝わってくる秀作だと思います. 辛く悲しい,必死に生きるということを感じつつ,伏線の張られた2つの事件が関わりあっていくストーリーを単純に楽し...

読み終えて気付いたのですが,この本わたしと誕生日が同じ年でした. バブル期のなんとなく必死に生きている感じ,悲壮感みたいなものがすごく伝わってくる秀作だと思います. 辛く悲しい,必死に生きるということを感じつつ,伏線の張られた2つの事件が関わりあっていくストーリーを単純に楽しめました.

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