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ノルウェイの森(下) の商品レビュー

4

186件のお客様レビュー

  1. 5つ

    62

  2. 4つ

    60

  3. 3つ

    38

  4. 2つ

    10

  5. 1つ

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2013/04/28

ねえ知ってる?世の中にはいろんなものを押し付けたり押し付けられたりするのが好きな人ってけっこう沢山いるのよ。そして押し付けた、押し付けられた、ってわいわい祭でいるの。そういうのが好きなのよ。 もちろん俺だって迷うし傷つく。ただそれは訓練によって軽減することが可能なんだよ。 僕...

ねえ知ってる?世の中にはいろんなものを押し付けたり押し付けられたりするのが好きな人ってけっこう沢山いるのよ。そして押し付けた、押し付けられた、ってわいわい祭でいるの。そういうのが好きなのよ。 もちろん俺だって迷うし傷つく。ただそれは訓練によって軽減することが可能なんだよ。 僕はそれほど強い人間じゃありませんよ。誰にも理解されなくていいと思っているわけじゃない。 気長にやるのが一番です。希望を捨てず、絡み合った糸をひとつひとつ解きほぐしていくのです。事態がどれほど絶望的に見えてもどこかに必ず糸口はあります。まわりが暗ければ、しばらくじっとして目がその暗闇に慣れるのを待つしかありません。

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2013/03/15

ただただ哀しい。 生きると言うことは哀しみを紡いでいくわけではないはずなのに。 唯一レイコさんに救われた。 彼女こそが、この物語のたった一つの希望に見える。 BGMに偶然マイルスを聴いていた。 しばらくはカインド・オブ・ブルーを聴けば、この物語を思い出すのだろう。

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2013/01/18

上下巻合わせての感想。 途中から引き込まれて行って、特に下巻のほうは、あっという間に読んでしまいました。 登場人物それぞれが、自分なりの考え方を持っていて、みんな、大人だなぁと感じました。 他の村上春樹さんの作品も読んでみたくなりました。

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2013/01/05

初、村上春樹。 上巻以上に恋愛ものでした。 最後、私には難しかった… でも全体的には素敵な文面で恋愛ものから少し距離を置いたものを探したいかな

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2012/10/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「僕はどこにいるのだ?でもそこがどこなのか僕にはわからなかった。見当もつかなかった。いったいここはどこなんだ?僕の目にうつるのはいずこへともなく歩きすぎていく無数の人々の姿だけだった。」 最期の方にあった「僕」の言葉です。 とても考えさせられた小説でした。 僕たちはどこから来て、どこに向かうのでしょうか。 普通って、まともって、なんなのでしょうか。 そんなことを考えました。

Posted byブクログ

2012/09/17

読み終わって味わったのは、深い喪失感と孤独感と、途方に暮れるような気持ち。 でもいつまで経っても心の中に残ってしまう。 これは映像化してはならない作品だった。 村上春樹の文章だからこそ表現できた世界であり、物語。

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2012/08/09

最初に読んだのは高校生の時。 友人に勧められて読んでしばらくおかしくなった。 入り込み過ぎたんだと思う。 それから封印したまま20年近く経ってから読んでみた。 前回読んだときとは違うカンジ。 前よりもよく内容がわかる。 でも、より一層傷ついた。 つらい。つらい。 振り回される...

最初に読んだのは高校生の時。 友人に勧められて読んでしばらくおかしくなった。 入り込み過ぎたんだと思う。 それから封印したまま20年近く経ってから読んでみた。 前回読んだときとは違うカンジ。 前よりもよく内容がわかる。 でも、より一層傷ついた。 つらい。つらい。 振り回されることはなくなったけど、 やっぱり痛めつけられた。 しばらくまた、封印かな。

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2012/08/09

我々はその哀しみを哀しみ抜いて、そこから何かを学びとることしかできないし、そしてその学びとった何かも、次にやってくる予期せぬ哀しみに対しては何の役にも立たないのだ。

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2012/07/29

レイコさんの言葉は心に響きました。 「幸せになりなさい。強くなりなさい。」 性描写が大胆で刺激が強過ぎ、自ら命を経つ者が多過ぎるのがやや難です。 それが文学だ!といわれればそれまでですが。

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2012/07/25

上巻読んでしばらくたっていたけど 下巻が105円で売られていたので買ってきた 読めば思い出すと思ったけど これっぽっちも上巻の内容思い出さなかったので しかたなく上巻読み直してから読み始めました 読みながら気づいたのは ものすごく読みやすい文章だということ 内容がどうとかでは...

上巻読んでしばらくたっていたけど 下巻が105円で売られていたので買ってきた 読めば思い出すと思ったけど これっぽっちも上巻の内容思い出さなかったので しかたなく上巻読み直してから読み始めました 読みながら気づいたのは ものすごく読みやすい文章だということ 内容がどうとかではなく 情景を思い描きつつ読んでも立ち止まらずに読めるということ 性描写がわりと多いので ちょっとげんなりしたけど この作家がというより(これしか読んだことないし) この本に関してはものすごく文章がうまいんだろうなとオモウ 読んでる途中で、おかーちゃんが仕事から帰ってきたので おかえりーつって本を置いたんだけど さて、読もうと思って開いたページがまだ読んでないページで さらには直子が死にましたって書いてるとこが見えちゃって 自分にガッカリ そうだろうなとは思っていたけど 知ってて読むのと、読んで知るのは違う 付箋をはった文  素晴らしい才能に恵まれながら、  それを体系化するための努力ができないで、  才能を細かくまきちらして終わってしまう人(っているのよ  「僕の目から見れば世の中の人々はずいぶんあくせくと  身を粉にして働いているような印象をうけるんですが、  僕の見方は間違っているんでしょうか?」  「あれは努力じゃなくてただの労働だ」  「努力というのはもっと主体的に目的的になされるもののことだ」  こいつらみんなインチキだ 星は2つってことはないけど 3つってほどでもないかな・・・ でもまぁ3つでいいか・・・な星3つ

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