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ハプスブルク家 の商品レビュー

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59件のお客様レビュー

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2009/10/04

西洋史を知るにはこの本から…?なハプスブルク家について、その興りから終焉まで書かれた本。この辺の知識が全くない人が読んでも、おもしろく分かりやすい本です。オーストリア=“東の国”だなんて、本当に目からウロコです。歴史系は丸暗記で覚えるイメージがあるので苦手に思う人も多いと思うので...

西洋史を知るにはこの本から…?なハプスブルク家について、その興りから終焉まで書かれた本。この辺の知識が全くない人が読んでも、おもしろく分かりやすい本です。オーストリア=“東の国”だなんて、本当に目からウロコです。歴史系は丸暗記で覚えるイメージがあるので苦手に思う人も多いと思うのですが、ほんとうはこういう本を併せて読めば、さらに深みが出ておもしろくなるんじゃないかと思います。

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2011/07/17

Wikipediaによるとこの本はロングセラーらしい。たまたま父の部屋にあったのを見つけ,世界史の勉強にと読んでみた。よく覚えてないんだけど,著者がマリア・テレジアを絶賛してたような。それからシェーンブルンでマリー・アントワネットがモーツァルトにプロポーズされたんだっけか…

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2011/04/26

汎ヨーロッパ的性格と重要性を持っていたハプスブルク家を書く。歴史的事象よりも人物像に焦点をあて、その性格、信条、信念を通して歴史の流れを追う。神聖ローマ帝国皇帝となって歴史の表舞台に現れてから、結婚政策による勢力拡大、イスラム圏のトルコとの争い、多民族を抱えることによる内乱を経て...

汎ヨーロッパ的性格と重要性を持っていたハプスブルク家を書く。歴史的事象よりも人物像に焦点をあて、その性格、信条、信念を通して歴史の流れを追う。神聖ローマ帝国皇帝となって歴史の表舞台に現れてから、結婚政策による勢力拡大、イスラム圏のトルコとの争い、多民族を抱えることによる内乱を経て崩壊に至るまでを書く。中心となって取り上げられているのはマクシミリアン一世、カール五世、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフ。「ハプスブルク家はキリスト教の守護者であり、神の加護を受けているからこそ王位を授かり、これが後々までも継承されたのだ」という信念が、歴史を紡いでいく。目次 序章 ハプスブルクの揺籃期―ルードルフ一世からマクシミリアン帝へ 第1章 マクシミリアン一世―華麗なるブルゴーニュ文化のさなかで 第2章 カール五世とその時代―太陽の没することなき帝国 第3章 ウィーンとマドリッド―ハプスブルクの枢軸 第4章 マリア・テレジア女帝―恵み豊かな治世 第5章 会議は踊る―三月革命の前夜 終章 民族主義の嵐のなかで―ハプスブルク帝国の落日短いページ数に多くの内容が教科書的に詰め込まれているが、人物像から記述されているためか飽きさせない。対抗していたプロイセン、ブルボン、トルコの側の歴史も調べてみたくなる。まとめの年表、地図、家系図が欲しいところだ。

Posted byブクログ

2009/10/04

スイス(バーゼル・チューリヒ)周辺の一貧乏貴族でしかなかったハプスブルク家がいかにしてヨーロッパ屈指の名門一族になったのか。ハプスブルク家の歴史の変遷を逆タマに成功したイケメン皇帝マクシミリアン1世、スペイン・神聖ローマの君主を兼ねたカール5世(スペイン王ではカルロス1世)、オー...

スイス(バーゼル・チューリヒ)周辺の一貧乏貴族でしかなかったハプスブルク家がいかにしてヨーロッパ屈指の名門一族になったのか。ハプスブルク家の歴史の変遷を逆タマに成功したイケメン皇帝マクシミリアン1世、スペイン・神聖ローマの君主を兼ねたカール5世(スペイン王ではカルロス1世)、オーストリアの女帝マリア・テレジア、落日の皇帝フランツ・ヨーゼフの4人を中心に書かれているのがこの本です。比較的にわかりやすい本だと思うので、ハプスブルク家に興味がある方は読んでみてください。

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2009/10/04

この本を読むまではハプスブルクって良く知らなくて、政略結婚を繰り返してのし上がった狡っからい家系程度のイメージしかなかったですが、全然そんなことなかったです。当たり前? マリア・テレジアがこんな男気溢れた素敵な女性とは知らなかったです。筆者も好きなのか、マリア・テレジアの項だけ...

この本を読むまではハプスブルクって良く知らなくて、政略結婚を繰り返してのし上がった狡っからい家系程度のイメージしかなかったですが、全然そんなことなかったです。当たり前? マリア・テレジアがこんな男気溢れた素敵な女性とは知らなかったです。筆者も好きなのか、マリア・テレジアの項だけ物語調で雄弁だった気がします。

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2009/10/04

約600年にわたって栄華を誇ったハプスブルク家及び周辺のヨーロッパの歴史を、マクシミリアン1世、カール5世(カルロス1世)、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人を中心にして描き出す。 自分は世界史の知識があまりないのですが、非常にわかりやすい説明で、ハプスブルク家の大まかな...

約600年にわたって栄華を誇ったハプスブルク家及び周辺のヨーロッパの歴史を、マクシミリアン1世、カール5世(カルロス1世)、マリア・テレジア、フランツ・ヨーゼフの4人を中心にして描き出す。 自分は世界史の知識があまりないのですが、非常にわかりやすい説明で、ハプスブルク家の大まかな歴史がつかめた。 特に現在のオーストリアに起源を持つハプスブルク家がスペインまで勢力を伸ばした経緯を知ることができてよかった。

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2009/10/04

「幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」という言葉が示すとおり他国との婚姻政策によって最上級の貴族に登りつめたハプスブルク家の歴史を、始祖のルドルフ1世から「中世最後の騎士」マクシミリアン1世、「太陽の沈まぬ国」を築き上げたカール5世、女帝マリア=テレジア、そして最後の皇帝フラン...

「幸いなるオーストリアよ、汝は結婚せよ」という言葉が示すとおり他国との婚姻政策によって最上級の貴族に登りつめたハプスブルク家の歴史を、始祖のルドルフ1世から「中世最後の騎士」マクシミリアン1世、「太陽の沈まぬ国」を築き上げたカール5世、女帝マリア=テレジア、そして最後の皇帝フランツ=ヨーゼフまで詳しく紹介しています。ヨーロッパの歴史はこの家系抜きにして語れない、ヨーロッパの縦糸を織りなす人々を知る上でまず目にしたい本だと思います。

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2009/10/04

むかしむかしヨーロッパにパプスブルクという家がありました・・・。西洋史に興味のある人におすすめ。

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2009/10/04

西洋史の中でも重要な位置づけである王朝。その影響範囲はほぼ全ヨーロッパに及び、多民族を含んだヨーロッパ共同体として機能していたという。モーツァルト生誕250周年にあたり、オーストリアに行ってみるのもいいかもね。ちょっとこの本は構成が不親切かも・・。参考書としては使えないカモね〜。...

西洋史の中でも重要な位置づけである王朝。その影響範囲はほぼ全ヨーロッパに及び、多民族を含んだヨーロッパ共同体として機能していたという。モーツァルト生誕250周年にあたり、オーストリアに行ってみるのもいいかもね。ちょっとこの本は構成が不親切かも・・。参考書としては使えないカモね〜。小説としたら難しいし。。全体像がぼやけちゃってるのは確か。

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