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花のあと の商品レビュー

3.8

70件のお客様レビュー

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2012/03/26

祖母に薦められて読んだ本の一つ。 私は表題作の「花のあと」がお気に入り!後味が、サッパリとしていて、、清々しかった。

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2012/03/23

映画化された表題作「花のあと」と「雪間草」の女の強さ、「鬼ごっこ」「疑惑」はミステリー仕立て、「旅の誘い」は広重もの、藤沢さんの特技を存分に味わえる短編集。中でも「冬の日」こういう短編に出会うといい一日だったと思える。

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2012/01/30

江戸の町人や武家が主人公の短編集。表題作の「花のあと」が一番面白かった。昔、剣で鳴らした婆が娘時代の淡い恋を孫に語る話。20120130

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2011/12/07

祖母の花の季節も終ったせいであろうかの。 祖母はそれっきり、花見には行かなんだ。 (鬼ごっこ/雪間草/寒い灯/疑惑/旅の誘い/冬の日/悪癖/花のあと)

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2011/11/04

連作短編かと思ってたらそうじゃなかった。 町人もの。 終わり方がどれもすぱっとしててきれいだった。 「寒い灯」「冬の日」「花のあと」がお気に入り。 短編はラストでぐっと盛り上がるのがいいです。

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2011/07/12

前に一度読んだような…?? 2011年7月12日 また借りてしまった…都合3回目?? こちらの更新を忘れて「読みたい」に登録したままだったので、 そのまま図書館で予約してしまったー…。

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2012/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

庶民の生活を描いた短編集で読みやすかった。 表題になっている「花のあと」の結末には驚いた。 お婆、子供にそんな話して大丈夫なの?? 私は特に「冬の日」が好き。 幸せになって欲しいって思う。

Posted byブクログ

2011/06/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

短編集 ・鬼ごっこ ・雪間草 ・寒い灯 ・疑惑 ・旅の誘い ・冬の日 ・悪癖 ・花のあと 解説:桶谷秀昭 「旅の誘(いざな)い」 歌川広重の話。 保永堂は言う。 「あなたの風景には誇張がない。気張っておりません。恐らくそこにある風景を、そのまま写そうとなさったと、あたしはみます。」  それは北斎のような奇想の持ち合わせがないからだ、と言いかけて広重はふと声を呑んだ。そうではなかったと思ったのである。たとえ奇想が湧いても、北斎のようには描かないだろう。風景はあるがままに俺を惹きつける、と思ったのである。」(153pより引用) ――人間、読みたいところを読むものだ、と改めて思った(笑)。 藤沢さんの本は初めて読んだ。穏やかな描写の続く小説だった。

Posted byブクログ

2011/03/15

生まれ変わったら何になりたい、と尋ねられたら「武士・侍。それも藤沢周平の小説に出てくるような腕の立つ侍」と私は答える。この本には、腕の立つ侍だけでなく、腕の立つ女性、癖のある主人公が出てくる。いつもながら、大いに楽しめた一冊。

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2011/02/18

映画「花のあと」の試写会のあとに買った本。 藤沢さんをじっくり読んだことはたぶんなかったと思う。 平易な文章の中に人の心を入れ込む短編集。 最後にここだけは譲れないという潔い、 あるいはちょっとかっこよすぎる心意気を描いている。

Posted byブクログ