商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2026/05/15 |
| JAN | 9784065436493 |
- 書籍
- 文庫
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商品レビュー
4
16件のお客様レビュー
文庫オリジナルの短編4作が収録されている。 合計189ページなので気楽に読めたし、税抜500円とお得価格でした。 さすが塩田さん、短い物語でも笑いあり涙ありでした。 特に『仮縫い』が良かった。 男の馬鹿さ加減が見事に描かれ、最後は感動と元気ももらえました。
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感想 最後の起点はとても短い話だったが、将来訪れるかもしれない話で面白かった。 あらすじ 短編集。 役所の広報課の新入社員の啓太は、ケチで大言壮語を吐くが仕事ができない小山田にウンザリしていた。しかし、彼が必死に病気の両親を支える姿を見て考え方を改める。 記者の育郎は裁判所...
感想 最後の起点はとても短い話だったが、将来訪れるかもしれない話で面白かった。 あらすじ 短編集。 役所の広報課の新入社員の啓太は、ケチで大言壮語を吐くが仕事ができない小山田にウンザリしていた。しかし、彼が必死に病気の両親を支える姿を見て考え方を改める。 記者の育郎は裁判所に行くと子供を轢いた室戸という男が執行猶予を言い渡されるところだった。被害者の父親は昔、仕事をした岡崎。育郎は事件を調べるうちに岡崎の妻が室戸の元恋人で、室戸が恨んでしたことが分かる。岡崎が室戸に仕返しをしようとする所を育郎が止める。 高校教師である私とその仲間たちの中で最も冴えないリンネンが、昔のマドンナを射止めて結婚する話。 筆者が80歳になった時代、AIが進化して昔の取材方法が全て無駄に思える孫との対談。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
レビューとして問題があると思うで、ネタばれにしています。 その問題は、自分の感性の問題なのか、はじめて合わない作家に触れたのかが、まだ検討がつきません。 まず、四作のうち、「仮縫い」以外は読みました 小さい上司は、読み出した時には、カネ使っちゃったよ、という後悔を少し抱きながら、読み終えるとキレイなカタルシスがあり、カネ払わなきゃ読み切れなかったから、買って良かったなぁと思えました、面白かったんですよ 鈍い火も面白かったです ちょっと生理的に苦手な感じのする主人公のおかげで、作品へ意識を注げて、ああ面白い短編だったなぁと有料の水準の小説を読んだ快感がありました その次に、「仮縫い」を読もうとしたのですが、上の世代の人の同世代や先輩後輩に対する、越えてはいけない他人の敷地の垣根を思わせる意識の壁を取り払ってしまった世代なので、私の感性から来る造語ですが、ねめじい他者への視線や思いへ共感できそうになくて、カタルシスを拾えそうにないので、写真の出てきたあたりで止めました、もう少し人生経験を積めれば、楽しめると思います。 そして、問題なのが、「起点」です この8pの短編が、私に、はじめての小説体験をもたらしました、読んでいて、「これではいけませんよ」って誰か編集者とか言ってくれなかったのかと疑問を抱いて読みました それでもレビューで星を五つにしたのは、小さい上司と鈍い火が面白いからで、一度に、同時に「小さい上司」「鈍い火」「起点」「仮縫い」を並行しながら読むことなんて出来ないので、点数を平均化する意味はなくて、星五つだって言える作品が一つでも入っているなら、それは星五つで良いと思っています それで、「起点」を読んだこの感覚って何だろうと感じたことを振り返っていました、つまらなくてはありません、つまらないは、何の感情や興奮を抱かせなくとも、見続けさせる読み続けさせる人目を引く質がある、という価値だと思っています、けれども、ただ読んだ感覚が無いような、手触りのない感じだけ残っています、それはストレスを強く感じている時に、ファストフードを食べて、ただただ温かいとしか味わえないような感じがします そして、困ったことに、書き手の情念のような意志を感じた作品が、この短編の他の2作と比べると、「起点」が一番に強かったのです、それはSNSで男はカス女はクソと異性をけなして、決して異性を認めない強い意志のような硬さを感じました だから、奥付を見て、新聞で発表された作品だと知り、それが、自分の感性の起源を探るためのヒントとなると思い、作品が世に出た経緯を想像をしました まず、短編集として、三作品で179pより、四作品で189pの方が、満足感が高そうです、それで収録されていることに納得はいきました では、どうして新聞は、「起点」を載せようとしたのかと考えました ここから、いよいよ困っていきました 多くの名作があり、SF作品の中で培われた近未来の描写が、先例として活用されていないのはなぜだろう、たぶん短い文章で、まして広く新聞で読んでもらうには、インチキなSFの文章は、いつもの新聞を読む時には、相手にもされないでしょう 次に、どうして「起点」の中身が出来上がったのかと考えました 新聞社に、こういうの書いてと発注されたのか、喫茶店で話していて、盛り上がった内容をこれでいきますって書いたのか つまり、「拙さ」を感じてしまう部分が、そのまま出ていることへの違和感がスゴイ強かったのですよ じゃあ、あえて「拙さ」を出した小説もあるという話を聞いたことがあります、その目的は何でだろうと、困ったことに、考えてばかりになっていました つきはなして考えれば、SNSは素人ばかりで、カネをもらって書いているプロの文章ほど内容も文章も練らないバズりの勢いに任せたフェイクニュースと誹謗中傷と呼ぶには中身のない罵詈雑言で、新聞は凄いんだよ、なんでかって、会って取材してっから、って内容なのかなぁと考えもしたのですが、それでは、「拙さ」を感じてしまう自分の感性と矛盾します むしろ、新聞の取材なんて、テレビも一括りのオールドメディアで「起点」の内容を恥ずかしげもなく、事件の当事者が自分で発信できる令和になっているのに、取材してってから、なんて胸を張っても、拙いことしか出来ていない、という内容を、「拙さ」を強調することで、新聞への慇懃無礼な文章を載せさせる、という目的なのかとも考えましたが、そこまで、ろくでもない作家ではないでしょう。 だから、尚更、困ってしまっていて、その困っていることを記録するために、このレビューを書きました。 いつか、自分の感性が整えられればなぁと思いました
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