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見えるか 保己一
2,035円
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | KADOKAWA |
| 発売年月日 | 2026/03/13 |
| JAN | 9784041160329 |
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見えるか 保己一
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商品レビュー
4.3
11件のお客様レビュー
★5 江戸時代に盲人ながら群書類従を編纂した国学者の評伝、晴眼者との関係を描く #見えるか保己一 ■あらすじ 全盲の国学者である塙保己一の物語。両親や友人に愛されながらも、幼年期に失明した彼の人生を描く。どんな本でも一度聞けば覚えてしまう記憶力で、国学史をまとめた『群書類従』を...
★5 江戸時代に盲人ながら群書類従を編纂した国学者の評伝、晴眼者との関係を描く #見えるか保己一 ■あらすじ 全盲の国学者である塙保己一の物語。両親や友人に愛されながらも、幼年期に失明した彼の人生を描く。どんな本でも一度聞けば覚えてしまう記憶力で、国学史をまとめた『群書類従』を編纂していく。保己一は普段から近くにいる妻、友人、弟子たちとどんな関係だったのだろうか、そしてそれぞれの胸中は… ■きっと読みたくなるレビュー ★5 洗練された文章、物語に引き込んでくるプロット、心に訴えかけてくる人物描写、もうかなり凄い。びびった 蝉谷めぐ実先生のご活躍ぶりは色々拝見してまして、『万両役者の扇』で山田風太郎賞を受賞されてます。さらに本作も山本周五郎賞候補にもなってるようですし、そう遠くない未来に直木賞を受賞しても全然おかしくない。また映像化されても本質的な面白さを伝えるのは難しいんじゃないかなーと思う、文字を目で追って楽しみたい作品ですね。 本作は塙保己一を描いた伝記小説。江戸時代に盲目ながらも全600冊以上の国学史『群書類従』として編纂。後に国学の研究教育機関である和学講談所をした設立した人物。なんとなく名前は聞いたことがありましたが、何をどうした人物かは存じ上げず。はー、読書ってのは勉強になりますよね。 とんでもなく優秀な人物なのは想像に難くないんだけど、以下の有名な川柳が全てを物語る。健常者の弟子たちが、全盲の保己一に学んでいる様子を皮肉った川柳です。 「番町で 目明き盲に 道をきき」 本作はそんな保己一の幼年期から総検校(盲人の最高役職)まで出世するまでを描いていく。若い頃は学問を志すも受け入れられない、あん摩師になるよう強いられるも不器用といわれ落ちこぼれ。しかしその後一時的に学問を許され、保己一の類稀なる能力を発揮、出世の道が開かれていく… という筋立てです。 この物語は彼の努力っぷりが滔々と語られる――というわけではなく、メインは盲人である保己一と晴眼者である彼の周囲にいるひとたちとの関係性を描いていくのです。 保己一は目が見える妻、友人、弟子たちのことを、どう思い、どのように扱っているのか。一方、健常者たちは保己一を尊敬しながらも、嘘をついたり、都合の良く扱ったりもする。だからこそ保己一は、どのような行動をとることになるのか… 不安で切ない心の深い部分まで描写していくのです。 このあたりは章のタイトルの読み方が2種類あるんです。 第1章:むしの子(虫/霧視) 第2章:えんていの水(淵底/園庭) など これも、見えている側、見えていない側の両面から表現されてるってことだと思いました。 読み味が深く高品質な伝記、評伝小説ですね、お時間をとってゆっくりと味わってほしい作品でした。 ■ぜっさん推しポイント 最終章である第6章:眩くて眩む(まばゆくてくらむ)が印象的でしたね~。これまで学問にまっすぐ生きてきて、周囲にも優しく力強く関係性を築いてきた保己一が、幼馴染と出会う。これまでの語られてきたエピソードを想うと、そこで交わされる会話に心が揺さぶられるんすよ。 現代で天才といわれる人物というと、たとえば将棋の藤井聡太さんでしょうか。常人には理解できないレベルで生きているひとたちも、ただその時その時を必至に生きているだけのような気がしますね。
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聖人などではない、そんなものではない。 その本質を見抜けなかったのは、目明きも盲も同じだったのがそもそもの悲劇。 お丁さんと葉次郎の…とか、おたせさんととせ子の……とか。 大切な人を理解できなくても、それでも特別で仕方なくて、だからこそこんなにもそばにいるのが苦しい、かなしい。 ...
聖人などではない、そんなものではない。 その本質を見抜けなかったのは、目明きも盲も同じだったのがそもそもの悲劇。 お丁さんと葉次郎の…とか、おたせさんととせ子の……とか。 大切な人を理解できなくても、それでも特別で仕方なくて、だからこそこんなにもそばにいるのが苦しい、かなしい。 自分を見てほしいのに、そんなことはどうしたってありえないのだとよく分かっている。 好きなひとをただ大切にする。 ただそれだけのことが、どうしてこんなにも苦しくて困難で、痛みを伴うのか。 人と人のやり取りのやるせなさ、不毛さ、貪欲さ。 そんなかなしみをこれでもかこれでもかと教えてくれる。そんな一人の盲いた男の、物語。 最終的には幼馴染の男同士のクソデカ感情に終結するのが、蝉谷先生すなあ…(最高)と思いました。
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蝉谷めぐ実「見えるか保己一」角川書店読了。辰之助は七つで目が見えぬようになった。この子の見る世界を、己も見てみたいとそう思った。これは江戸時代の全盲の国学者・塙保己一の物語だ。門弟や妻を含め周りと心がすれ違う。見たいもの、見えてないもの、すべてを見えていたのかもしれない。闇の中で
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