商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 東京創元社 |
| 発売年月日 | 2026/02/27 |
| JAN | 9784488276157 |
- 書籍
- 文庫
怪物を捕らえる者は
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怪物を捕らえる者は
¥1,870
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商品レビュー
4.7
8件のお客様レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
オリヴァ―とピアシリーズの第11作。 雪の中で女子高生の死体が発見され、他殺と判明する。 親友の家に泊まると両親には嘘をついて恋人と過ごす予定のようだったが、 その秘密の恋人が犯人なのか。 遺体の体や服から移民の青年のDNAがみつかるが、 その青年は行方がわからない。 そして、被害者の母親のところには見知らぬ女が現れ、 「犯人を捕まえた、娘の復讐がしたくないか」と告げる。 一方、警察の捜査は行き詰まる中、 裁判官が裁判所で人質をとって立てこもりオリヴァーを呼び出す。 部下の一人、カトリーンが自分は裁判官の恋人だと言って 無理やりオリヴァーに同行するが、 裁判官はカトリーンを射殺したうえで爆弾で自爆する。 女子高校生の殺人と裁判官の自爆は関係があるのか。 オリヴァーは無事離婚できて、末娘のゾフィアと穏やかに暮らしていたのに、 目の前で射殺と爆弾自殺にあうとは。 ピアの方は、結婚していた時は結構もめていたのに 検死官ヘニングとは親友のようになっていて 認知症を発症している母親について相談にのってもらっている一方、 夫クリストフとは揉めている。 とはいえ、最後にはクリストフと共にナミビアに一年間行くことを決意する。 ピアのいない間、オリヴァーは大丈夫? 新しいメンバーが活躍するの? それにしても、 娘を殺されたのにクリスマスツリーを買うべきかどうか悩むほど、 ツリーは重要な存在なのだろうか。 被害者の使っていたハローキティの毛布、キノコ農場でシイタケ、 親友が葬儀でしていた攻殻機動隊の草薙素子のコスプレと、 ちょいちょい日本が出てきて嬉しかった。
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今回は、オリヴァ―が悪い女に引っかからなかった。家族の問題もなかった。良かった。本当に。 ピアの個人的なあれやこれやが無いこともないが、ヤマがデカかったので署内の人間関係的なゴタゴタはなく、そこも良かった。そういうの要らない。 分厚いが、先が気になり一気に読める。でも分厚いので手...
今回は、オリヴァ―が悪い女に引っかからなかった。家族の問題もなかった。良かった。本当に。 ピアの個人的なあれやこれやが無いこともないが、ヤマがデカかったので署内の人間関係的なゴタゴタはなく、そこも良かった。そういうの要らない。 分厚いが、先が気になり一気に読める。でも分厚いので手が痛くなる。何ページを超えたら分けると法律で定めるべきだ(笑)。 今回は被害者家族と展開重視かな?
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「刑事オリヴァーとピアを襲う最大の危機!」 本の帯にはそう記されているが、私は付け加えたい。 「読者を襲う最多級の登場人物!」 シリーズ最多数とはいえない。 過去作『森の中に埋めた』で65人、5ページにもわたる人物紹介があったからだ。 今作『怪物を捕らえる者は』はたった49人、...
「刑事オリヴァーとピアを襲う最大の危機!」 本の帯にはそう記されているが、私は付け加えたい。 「読者を襲う最多級の登場人物!」 シリーズ最多数とはいえない。 過去作『森の中に埋めた』で65人、5ページにもわたる人物紹介があったからだ。 今作『怪物を捕らえる者は』はたった49人、ほんの3ページである。 人物紹介が3ページに渡るのは、過去作でも何回かあったので、シリーズファンからすると、「まあまあ、いつものこと」かもしれない。 厚さ2.7センチ、重さ361グラムのこの本は、扱うテーマも重く大きいものだった。 さすがネレ・ノイハウス! これまた「いつものこと」かもしれないが。 読者が49人もの登場人物に圧倒される間もなく、ネレ・ノイハウスが突きつけ、書き出すテーマは以下の4点である。 1.イスラム系住民とのあれこれ 2015年、メルケル首相の政策でドイツはイスラム圏からたくさんの移民をうけいれてきた。 ドイツはもとがキリスト教国家だから、他宗教他文化からの大量移民は、あちらこちらで課題になったにちがいない。 いいこともあったろうが、問題も多くあったろう。 こんな、政治的にも文化的にもきわどいテーマを、ノイハウスは真っ向から持ち込んでくる。 さすがだ、と私はうなる。 2.被害者遺族が犯人に直接手をくだすこと これはドイツに限らない。 世界のどこでも、日本でも、議論になることがあるだろう。 しかし、たいていの人は「考えないこと」にしている。 そのほうが楽だから。 ノイハウス、そこに踏み込んでしまうんだねえ。 3.教師と生徒とのあれこれ 4.SNSなどのネット社会 これまたドイツには限らない。 世界のどこでも、日本でも、様々にいわれることだ。 厚さ2.7センチ、重さ361グラムの『怪物を捕らえる者は』で、ネレ・ノイハウスはこれらを扱うのだ。 この上、オリヴァー&ピアの私生活のあれこれまで、読者はやきもきしながら読んでいく。 ネレ・ノイハウスとがっぷり四つ!という読書体験である。 そして、がっぷり四つが済んだ時…あなたは、シリーズを読み返したくなるかもしれない。 これはそういう本だ。 ところが、この「オリヴァー&ピアシリーズ」「タウヌス・シリーズ」は、順番が非常にわかりにくい。 発売順序と、話の順番が一致していないのが理由である。
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