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それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー 文春新書1523
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それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー 文春新書1523

青木美希(著者)

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それでも日本に原発は必要なのか? 潰される再生可能エネルギー 文春新書1523

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2026/02/20
JAN 9784166615230

それでも日本に原発は必要なのか?

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商品レビュー

4

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2026/04/12

原発については様々な書籍が出ているが、本書は最近の状況を踏まえてコンパクトにまとめられた良書。 ・近年の国際情勢を鑑みると原発は安全保障上の大きなリスクであること ・原発被災者を追ったルポ ・予算や制度から再エネより原発を優先する現状 ・再エネ推進のドイツと原発重視の韓国の取材 ...

原発については様々な書籍が出ているが、本書は最近の状況を踏まえてコンパクトにまとめられた良書。 ・近年の国際情勢を鑑みると原発は安全保障上の大きなリスクであること ・原発被災者を追ったルポ ・予算や制度から再エネより原発を優先する現状 ・再エネ推進のドイツと原発重視の韓国の取材 ・政治献金と票による原発利権の構造 ・「おわりに」では、筆者に対する朝日新聞社内での圧力が述べられている 【目次】 はじめに 「原発優先ルール」こそ日本の安全保障リスク 第一章 原発から再エネに転じた男性の死 第二章 抑圧される日本の再生可能エネルギー 第三章 なぜ日本の再エネは中国に負けたのか? 第四章 再エネ6割のドイツ、1割の勧告をゆく 第五章 日本型の再エネを探る 第六章 原発回帰 権力の舞台裏 第七章 絶望を超えて歩みはじめた被災者たち おわりに それでも私は書き続ける

Posted by ブクログ

2026/04/05

日本で再生可能エネルギーがなかなか伸びず、2011年の東日本大震災から15年経過して、今では原発回帰へと進もうとしています。なぜ外国と比べて再生可能エネルギーが伸びないのか、気になって本書を手に取りました。 本書で紹介されている興味深い内容をいくつか箇条書きで書き出します。 1...

日本で再生可能エネルギーがなかなか伸びず、2011年の東日本大震災から15年経過して、今では原発回帰へと進もうとしています。なぜ外国と比べて再生可能エネルギーが伸びないのか、気になって本書を手に取りました。 本書で紹介されている興味深い内容をいくつか箇条書きで書き出します。 1)世界的には2025年上半期の世界の発電量の34.3%が再エネで発電され、割合として他の発電を抑えて最大になった。日本は2023年度で22.9%(意外と多い印象でした)。 2)太陽光パネルの生産では1999年から9年間日本は世界1位で、2004年、2005年では世界シェアの約50%を占めていたが、2020年代にはシェア1%に落ち込み、2022年は0.2%にまで下落。世界首位の座を中国に譲った 3)2010年代には浮体式風力発電の技術は世界一のレベルにあったが、2020年代では大部分のメーカーが撤退した。 4)石油代替エネルギーの位置づけとして日本は核分裂の原発をメインに据えたため、開発予算の振分けが圧倒的に原子力関連に大きくなった。政府が上記の太陽光、風力等を産業として支援する姿勢に欠けたため、民間の投資が継続せず、折角の優れた技術が再エネ産業として根付かなかった 5)日本では”原発優先”の施策のため、再エネは折角発電しても発電抑制等で電力供給に寄与できないしくみになっている。 6)日本の”原発優先”施策の原動力は大手電力会社と自民党との強力な結びつきで、企業献金等の協力とそれに対する見返りとして機能している。 東日本大震災直後、日本中の原発が止まりました。普通ならそんな事は不可能だったはずなのですが、その機会こそ再エネに一気に軸足を振り切るチャンスだったともいえたはず。それを実現するに足る十分な技術も持っていたのに。その後の15年の迷走が、今またホルムズ海峡の問題であたふたするという事態を招いている今、”やっぱり原発が必要なのかなぁ”と短絡的に考える前に立ち止まる勇気が必要なのでは、と思わされました。

Posted by ブクログ

2026/04/04

電力会社から政治家への献金を違法としない限り、原発優先の構造は変わらないということがよくわかった。それは自民党が政権をとり続ける限り不可能だろう。原子力規制委員会も電力会社からの出向社員が大勢入っていて、政府の答弁書もここが書いているとは驚きだ。この国はまた大きな被害が出ないと変...

電力会社から政治家への献金を違法としない限り、原発優先の構造は変わらないということがよくわかった。それは自民党が政権をとり続ける限り不可能だろう。原子力規制委員会も電力会社からの出向社員が大勢入っていて、政府の答弁書もここが書いているとは驚きだ。この国はまた大きな被害が出ないと変われないのか。 勤務先の朝日新聞社から圧力を受けながら取材を続け、出版までこぎつけた著者に感謝。最近の朝日の政権への迎合ぶりは情けない限りだが、社内で心ある人たちが煮湯を飲まされていることがよくわかった。権力に抗わずにメディアをなのるなと思う。

Posted by ブクログ

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