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踏切の幽霊 文春文庫
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踏切の幽霊 文春文庫

高野和明(著者)

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踏切の幽霊 文春文庫

825

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 文藝春秋
発売年月日 2025/11/05
JAN 9784167924379

踏切の幽霊

¥825

商品レビュー

3.5

14件のお客様レビュー

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2025/12/03

中途半端に時代が古く、話に上手く 気持ちが乗り切れませんでした 他人の不幸を稼ぎの種にする 記者って仕事も苦手です

Posted by ブクログ

2025/12/02

◼️高野和明「踏切の幽霊」 次はどうなる?という畳み掛けはさすが。評判の良い幽霊事件ストーリー。 高野和明といえば佳作「13階段」、本屋大賞2位「ジェノサイド」がすぐ思い浮かぶ。今作は「ジェノサイド」以来の長編だそうだ。SNSの本好きさんの動きを見ていると好評ということが窺え...

◼️高野和明「踏切の幽霊」 次はどうなる?という畳み掛けはさすが。評判の良い幽霊事件ストーリー。 高野和明といえば佳作「13階段」、本屋大賞2位「ジェノサイド」がすぐ思い浮かぶ。今作は「ジェノサイド」以来の長編だそうだ。SNSの本好きさんの動きを見ていると好評ということが窺えた。 大手新聞の元敏腕記者だった松田。妻の病死が原因で会社を辞め、いまは売れ行きの悪い雑誌「女性の友」の契約記者をしており、評価が良いとは言えない。いまの職を斡旋してくれた井沢編集長からは、次の仕事として心霊特集の取材を命じられる。投稿ネタから拾った下北沢三号踏切の心霊映像や写真を調べるうち、近くで起きた殺人事件に突き当たる。被害者はキャバクラのキャストの女性だった。 ありえない心霊映像、大物悪徳政治家、派手で色気と嘘のあるキャバクラの世界、ヤクザ、と日本映画がよく使う演出のようだ。著者はもともと映画監督を志しており、この作品も、そもそも映画のストーリーとして書いたものだそうで、設定は1994年となっている。 人気のない窪地の廃屋で起きた凄惨な殺人。致命傷を負いながら三号踏切まで歩いた被害者の身元、生い立ちは謎に包まれている。 少しずつ解き明かされていく過程では次は次はと読み込んでしまう。分からない、分からないという感覚が強いからブレイクスルーまで引っ張られる。確かに面白かった。 まあその、明らかになった時、私的には物語の流れを含めて既視感があったかな、という感触だ。意外性がなく、すこうしだけ、物足りない。 ミステリの類には入るだろうけども全てが物理的法則で説明されるわけではない。ファンタジックな要素もある。その扱いはちょい人間味が仄見えつつ、クールである意味残酷。全体に時代感があると言えるだろう。 一気読み、熱中する作品であることは間違い無いです。

Posted by ブクログ

2025/12/01

主人公の記者である松田が心霊ネタの取材をする中で、下北沢3号踏切の怪異とそこで起こった殺人事件について調べるお話。 殺人事件の被害者の身元を調べる展開は社会派ミステリーのようで夢中になって読んでしまいました! そこに怪異が織り交ぜられており、2つを融合させるなんてすごい…! ...

主人公の記者である松田が心霊ネタの取材をする中で、下北沢3号踏切の怪異とそこで起こった殺人事件について調べるお話。 殺人事件の被害者の身元を調べる展開は社会派ミステリーのようで夢中になって読んでしまいました! そこに怪異が織り交ぜられており、2つを融合させるなんてすごい…! ホラーとは少し違い、ただ怖いのではなく死後の世界について考えたり、温かみも感じるストーリーになっていたので、帯にある幽霊譚という表現がピッタリな作品と感じました 個人的には、殺人事件について追いかけている時がすごく重厚な物語に感じていたので、ラストが「もう終わり?」と少し物足りなさを感じました。 あと、プロローグが少し読みにくくて話に入り込むのに時間がかかったのと、プロローグで出てきた人もつながったら面白いのになと思ってしまいました

Posted by ブクログ