商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日経BP/日経BPマーケティン |
| 発売年月日 | 2025/09/26 |
| JAN | 9784296209378 |
- 書籍
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AIバブルの不都合な真実
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AIバブルの不都合な真実
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商品レビュー
4.4
5件のお客様レビュー
ICTとプライバシーについて深い見識をもつ著者が、AIで今起こっていること、課題となっていることを俯瞰した政策提言。アル・ゴアになぞらえて「不都合な真実」といっているが、暴く対象がAIバブルなのであれば、バブルが見過ごされた結果、国民へどのような影響を及ぼす可能性があるかを論じる...
ICTとプライバシーについて深い見識をもつ著者が、AIで今起こっていること、課題となっていることを俯瞰した政策提言。アル・ゴアになぞらえて「不都合な真実」といっているが、暴く対象がAIバブルなのであれば、バブルが見過ごされた結果、国民へどのような影響を及ぼす可能性があるかを論じるべきであるが、研究開発投資がAIとデータセンターに飛翔されているという、投資家目線の議論しかない。バブルが起こっているのは定性的には誰しも理解していることを論証しようとしても、政策提言のみを行ってきた著者は、経済指標に基づく投資加熱が起こっていることの論証方法を知らない。せっかく、これだけ優れたAIに関する動向とその背後にあるプレイヤー動向の知見を活かしてもらえるのであれば、バブル云々ではなく、私たちの生活が今後どう変わるのかという視点で書ききってほしかった。
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■AIが振興すれば、批判本も出るのは当然の流れ。逆張りだろと断ずることは容易だが、AIバブルの過熱感への警鐘も理解できる点が多数ある。シリコンバレーに在籍する筆者の温度感も重要。 ■国内企業の粉飾事例に象徴される文脈理解の限界や、ハルシネーションという構造的欠陥。AIの本質が因果ではなく相関に基づく高度な知ったかぶりであるという、冷徹な再認識を促す視点。その他、米国AI企業が循環取引状態になり、過剰な売上が計上されている懸念があるリスクも指摘。 (個人的に、オルツの不正は経営者の愚かさが主因だと思うが、会社の議事録を自動化でききれないのも事実としてはある。。) ■AIの主戦場がアルゴリズムの高度化から、電力とインフラという物理領域へ移行したとの指摘。テキサスやイリノイでの接続規制、データセンター事業者がBig Techから強いられる不平等な契約形態。膨大な資源を収奪するAIの持続可能性は、もはや国家レベルのグリッド戦略や金融の論理に飲み込まれている。 ■生き残るのは、データエコシステムを握る巨人か、商流を抑えた特定領域の強者。同時に、電力需要の局所化が招くマイクログリッドの台頭など、大規模集中から小規模分散へ向かうインフラの地殻変動も見逃せない。 ■熱狂を排し、「使えるAI」を既存システムへ静かに着火させるリアリズム。技術の夢から覚め、物理と金融が交錯する泥臭い生存戦略を直視するために一読の価値あり。
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通信分野を主要な活動領域としつつも、それ以外の周辺領域でも活動を続けている著者の最新の一冊にあたる本作ではAIを取り上げる。もちろん政策分野を本領とする著者のことだから、単にAI技術を解説したり、華やかな未来を提示するだけではない。 一方でやや刺激的なタイトル「AIバブルの不都合な真実」が示すような、悲観的な話題だけが提示されるわけではない。2025年末になってもまだ続くAIバブル(一部調整は入ったが、まだバブル状態は続いていると言っていいだろう)がいつかは破裂するというのは悲観的な情報ではあるが、それはほぼ確定した未来である以上、新たな驚きはないだろう。むしろ本作で提示されるのは、その後にどうするかという視点だ。 本作を通読すれば、AIというトピックが単にビジネスやIT技術といった枠組みを超えて、巨大な変動の出発点であり同時に結節点であるということがよくわかると思う。あまりに広大な領域であるが故に、全てをカバーできないという欠点はあるものの、まず2025年段階の現在を把握したいという人にはぴったりの一冊だ(そして2026年の半ばには、この本はもう陳腐化しているだろう)。
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