商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 集英社 |
| 発売年月日 | 2025/10/17 |
| JAN | 9784088938349 |
- コミック
- 集英社
キングダム(77)
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キングダム(77)
¥770
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商品レビュー
4.3
28件のお客様レビュー
守るべきは「国」か「民」かという深いテーマが描かれる本巻では、戦局が有利に進む中、韓王が降伏を決断する場面が中心に据えられています。秦軍の圧倒的な強さが際立つ一方で、王や王族が直面する選択の重さがリアルに描かれ、戦うことが全てではないというメッセージが伝わってきます。特に、民を優先する寧公主の姿勢や、信の成長が印象的で、勝利の意味を問い直す構成が新鮮です。勝った後に何を選ぶのか、国家が滅びる瞬間に迫る意思決定が物語の軸となり、作品全体の重心が一段上がった印象を与えます。次なる大戦への不穏な空気も漂い、物語はますます深く広がっていくことでしょう。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
武装放棄が済めば獣と化すやも知れぬだろうが 春秋時代を経_戦国七雄の一角「韓」が遂に滅び 辺境の地ではそんな戦いがあった事すら知らぬ韓人もいた
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- ネタバレ
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民があるから国があるのか、 国あがあるから民があるのか。 子供まで徴兵してしかも練兵の時間もなく 無駄死にさせるだけなのに 止められない大王。 何が正しいのかわからない中で 寧と大王が降伏を選んだことは尊い行為だし それをぎりぎりまで信じてくれた騰も凄い。 ここで降伏するくらいなら先の犠牲はなんだったのか と思う気持ちも勿論分かる。 洛亜完の判断は恐らく正しい。 戊辰戦争の新選組の立場を連想した。 寧が気の毒に思えて仕方なく、 騰の助け方にはちょっと笑ってしまったが 少し前から引退を考えていたのだろうなとは思った。 いくら信たちが育っているとは言え 六将が欠けた状態でこの先に進むのは少し不安もあるが 騰がいてくれることで少しでも寧の気持ちが 安らいでくれたらと思う。
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第77巻は、「勝ったかどうか」を描いた巻ではない。むしろ、勝った後に何を選ぶのかを突きつける巻だった。 秦軍は韓の主力を次々と打ち破り、戦局そのものはほぼ決している。信も博王谷を討ち取るなど、戦場では明確に秦が上回る展開が続く。その流れのまま王都・新鄭へと進軍し、韓は国家として...
第77巻は、「勝ったかどうか」を描いた巻ではない。むしろ、勝った後に何を選ぶのかを突きつける巻だった。 秦軍は韓の主力を次々と打ち破り、戦局そのものはほぼ決している。信も博王谷を討ち取るなど、戦場では明確に秦が上回る展開が続く。その流れのまま王都・新鄭へと進軍し、韓は国家として追い詰められていく。ここまでは従来のキングダムと同じ「勝ち切る物語」に見える。  ただ、この巻で中心に置かれているのは戦場ではない。韓王や王族が迫られる「国を守るか、民を守るか」という選択だ。国として抵抗を続ければ民が犠牲になる。一方で降伏すれば国家は消える。この二択が物語の軸になっている。  印象的だったのは、この選択に対する描き方が非常に現実的だった点だ。武将たちは戦うことで役割を果たせるが、王は「戦わない決断」をしなければならない。ここに、これまでの巻にはなかった重さがある。特に寧公主のように、民を優先する判断を下す側の存在が、単なる敗者ではなく「別の形で責任を取る者」として描かれている。  信の立ち位置も少し変わってきている。戦場では確実に結果を出しているが、それだけでは足りない段階に入っている。仲間の命を背負い、国の方針の中で戦う。その重さを自覚し始めている描写があり、単なる武の象徴から一段上に進んだ印象を受ける。  読み終えて残るのは、「勝利とは何か」という問いだ。韓は戦では敗れる。しかし民を守る選択をした場合、それは完全な敗北なのかは曖昧になる。逆に秦は勝っているが、その勝利は支配と責任を同時に背負うものになる。 第77巻の本質は、戦いの決着ではなく、**国家が滅びる瞬間を“意思決定”として描いた点にある。**敵を倒すことではなく、何を残すか。その視点に切り替わったことで、キングダムという作品の重心がさらに一段上がった巻だった。
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