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「いきり」の構造
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「いきり」の構造

武田砂鉄(著者)

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「いきり」の構造

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞出版
発売年月日 2025/09/05
JAN 9784023324565

「いきり」の構造

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商品レビュー

3.8

28件のお客様レビュー

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2026/02/18

 メディアやネットの言い分を聞いていると、自分の方がおかしいのかと思わざるを得ないような感覚に陥っていたところなので、著者の言っていることを読んで、まさにこれを聞きたかったのだ、とモヤモヤがちょっとだけ晴れてきたような気がした。それにしても大変な時代になったものだ。不正を行なった...

 メディアやネットの言い分を聞いていると、自分の方がおかしいのかと思わざるを得ないような感覚に陥っていたところなので、著者の言っていることを読んで、まさにこれを聞きたかったのだ、とモヤモヤがちょっとだけ晴れてきたような気がした。それにしても大変な時代になったものだ。不正を行なったり嘘をついたり節度のないことに対して野党が批判すると、「悪口」を言っているとみなされるんだから。そういう態度は権力者・強者を利するだけで、結局弱者・持たざる者が虐げられる。24年に書かれたこの本は、26年の今起きていることともぴったり符合する。  「いきり」というのが文脈上どうにも収まりが悪いところもあったが、意見の中味ではなく、「お前にそれを言う権利があるのか」的な、不寛容で頑迷で声の大きさで押しきろうとする態度は、確かにあちこちで見られる。でもそういういきっている人にただ屈して発言権を放棄するのではなく、おかしいことはおかしいと言い続けたいものだ。

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2026/02/14

朝日新聞出版の雑誌『一冊の本』の2023年6月号から2025年3月号までに掲載されたコラムがまとめられたもの。〈「?」より「!」の時代だ。問いより答えが急がれている〉という著者の所感を〈「いきり」というキーワードを広げ〉ながら考えていく一冊。この「考える」というのが重要で、著者は...

朝日新聞出版の雑誌『一冊の本』の2023年6月号から2025年3月号までに掲載されたコラムがまとめられたもの。〈「?」より「!」の時代だ。問いより答えが急がれている〉という著者の所感を〈「いきり」というキーワードを広げ〉ながら考えていく一冊。この「考える」というのが重要で、著者は2024年の『今年の新語』大賞が「言語化」であったことを引き合いに出し、その選評において分析されている「言語化」を取り巻くイメージに反論しながら、いま流行している“上手いとされている「言語化」”と距離を取り、「自分で考える」ことの重要性を説いている。 収録されているコラムが書かれてからそれほど年月を経ていないため、曖昧に書かれている“某”や“とある”的な表現にも「ああアレね」と反応できるが、それらの具体例をぼかした表現が後年になって何を指しているか分からなくなったとしても、「なんかアレに似てるなあ」と置き換えができそうな普遍性を本書は獲得していると思う。それは凄いことであると同時に、暗い未来予測でもある。

Posted by ブクログ

2026/01/30

自身はいきっていない側だと思ってきたのだが、その自信こそが「いきり」に繋がるのかもしれないとハッとさせられた。 こうするべき、正解はコレと誘導されることもないので自分はどうだろう?と考えながら読み進めることができた。

Posted by ブクログ