商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 幻冬舎 |
| 発売年月日 | 2025/09/03 |
| JAN | 9784344044845 |
- 書籍
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そして少女は加速する
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そして少女は加速する
¥1,980
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商品レビュー
4.4
23件のお客様レビュー
高校女子陸上部の4継リレーチームの熱い闘いを描いた青春陸上物語である。 2部構成になっていて、1部は個々の経歴とそれぞれが抱えている悩みが中心。 2部では、さまざまな障害を克服して一丸となって挑むインターハイ出場である。 たった「一瞬」で勝敗は決まる。 それだけに万全の体力と...
高校女子陸上部の4継リレーチームの熱い闘いを描いた青春陸上物語である。 2部構成になっていて、1部は個々の経歴とそれぞれが抱えている悩みが中心。 2部では、さまざまな障害を克服して一丸となって挑むインターハイ出場である。 たった「一瞬」で勝敗は決まる。 それだけに万全の体力と精神力で臨まなければならないというのは、凄いことだと思う。 陸上競技は運だけでは勝てないスポーツだというのがよくわかる。 結果が数字ではっきり出るという無慈悲なスポーツでもある。 上手くいかずに悩み踠きながらそれでも彼女たちは走る。 秒単位の結果の先の最高を味わうために闘う彼女たちはとても輝いていた。
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宮田珠己(たまき)さん初読です。紀行エッセイを多く手がけている男性作家なのですね。本作は、陸上競技の4継(4×100mリレー)に賭ける普通の女子高生の群像劇です。 470ページの分厚さを感じさず、読みやすさと濃密さが詰まっていました。5人の部員が順に語り部を繰り返し、4継の...
宮田珠己(たまき)さん初読です。紀行エッセイを多く手がけている男性作家なのですね。本作は、陸上競技の4継(4×100mリレー)に賭ける普通の女子高生の群像劇です。 470ページの分厚さを感じさず、読みやすさと濃密さが詰まっていました。5人の部員が順に語り部を繰り返し、4継のバトンをつなぐように物語が展開します。大きく2部に分かれ、それぞれ季節の移り変わりのように4章構成となっています。 1部は5人それぞれの悩みや葛藤を中心に、不安と心の揺れが描かれます。記録更新できない苛立ち、妬みや羨望、メンバー争い、指導法や規則への反感、プレッシャーとストレス、学業や恋愛…まさしく青春ど真ん中! 宮田さん、個性の書き分けや多感な乙女心の微妙な心理描写がお上手です。 2部の展開は大体想像できるかと思います。バラバラだったメンバーが徐々にまとまっていきます。レースの疾走感、バトンリレーの緊張感、会場の歓声など、試合の臨場感に手に汗を握りながら完全没入していました。タイトル通りに、読み手も彼女たちとともに加速していきます。 何のために走るのか、なぜ走るのか…。彼女たちが見つけたその意味に、清々しさを覚えました。そういえば、駅伝を扱った物語も多くあり、4継を題材にした作品も何作か思い出しますが、いずれも男子選手を描いていたのではなかった? 内容も含め、そういう意味でも新たな高校陸上競技の代表作に加わる作品だと思いました。
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『そして少女は加速する』は、女子陸上部の4×100mリレーを描いた青春小説。 読んでまず強く残ったのは、バトンパスという一瞬の重さでした。 ほんのわずかな判断ミス、タイミングのズレで、勝利が悪夢に変わる。その現実が、これでもかというほどリアルに突きつけられます。4継で勝利を逃し、...
『そして少女は加速する』は、女子陸上部の4×100mリレーを描いた青春小説。 読んでまず強く残ったのは、バトンパスという一瞬の重さでした。 ほんのわずかな判断ミス、タイミングのズレで、勝利が悪夢に変わる。その現実が、これでもかというほどリアルに突きつけられます。4継で勝利を逃し、どん底に落ちたチームが、そこからどう立ち上がるのか。その過程が丁寧で、決して都合よく進まないのが印象的でした。 特に心を打たれたのは、メンバーそれぞれの視点で描かれる感情。走ることへの向き合い方、仲間への思い、プレッシャーや恐怖。そのすべてが、インターハイ出場をかけたレースの「一瞬」に収束していく構成に、自然と感情移入していました。 陸上を知っている人はもちろん、チームスポーツの経験がある人にも刺さる一冊。 「結果は一瞬、でもそこに至るまでの時間は長い」そんな当たり前だけど忘れがちなことを思い出させてくれる本でした。
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